三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

「疑惑捜査」の奇妙な熱心さ

2010年01月11日 12時43分41秒 | Weblog



年が明けてのいきなりの3連休ですが
つい難解な天皇についての記紀の本とかに嵌っていまして
抜け出せない状態であります(笑)。
というような前振りは、ブログの更新が遅れた言い訳ですね。
で、本日はちょっと最近の不可解な政治的動きについて・・・。

ここんところ、民主党政権の行く末に
いろいろな不明瞭要素が漂ってきています。
どうにもわからないのが、小沢幹事長に対する疑惑の一件。
繰り返し、このような疑惑が取り上げられてきているけれど、
これを主導している勢力はいったいどういうものなのでしょうか?
東京地検特捜部は、いったいどのような思惑でもって
小沢幹事長を狙っているのか、
どうにも不可解な気分がしています。
政治家というのは、多かれ少なかれお金の問題は避けて通れない部分だろうし、
職務権限を巡っての「受託収賄」というようなことであればいざ知らず、
そうでもなければ、その捜査意図はある程度、国民的理解が不可欠だと思う。
野党の指導者の時代でのお金の動きについて
いまの特捜部の問題の仕方に、奇異な印象を抱かざるを得ない。
小沢さんの疑惑については、選挙前に問題にされて
それに対して民主党の代表を降り、しかもそれをわかった上で
国民の選択としては民主党を選択したのが先の国民の民意。
そういうなかで、執拗にリークをし続けている
東京地検はなにを目的にしているのでしょうか?

この手の事件では、大手新聞社マスコミは
ほとんど主語のない「・・・が関係者の証言で明らかになった」
式の、地検側のリークだけを書き飛ばすのが常。
まことに不透明な世論誘導が行われてきている感じがしてなりません。
政治家に聖人君子のような潔癖性を多くの国民が求めているという
神話のような前提に立って、このように追求することのどこに、いま意味があるのだろうか?
小沢一郎という政治家を抹殺したいというのは、
誰の利益につながることなのか、
その辺をしっかり整理しながら、この展開は見ていかなければならないと思っている。

巨視的な視点で考えてみると、
小沢の師事する田中角栄のロッキード疑獄が思い起こされる。
あれは一体何だったのか。
あれはどうも、アメリカの思惑を越えて中国と手を結んだ
田中角栄に対する見せしめ的な疑獄事件だったのではないかと思われるのです。
民主党は、表向きはアメリカとの関係に配慮する姿勢を見せながら
どうも実態としては、日本としてアジア市場に
大きくスタンスを向けていく方向を見せていると思う。
アメリカという市場の先行きを考えれば無理からぬ選択でしょう。
小沢の対中・対韓姿勢を見ていると、
そのような方向性が透けて見えてくると思う。
そういうのに対して、既得権益の側から必死の権力闘争が仕掛けられているのではないか。
どうもそんなような気がしてきています。
まぁ、あまり根拠のない推測なのですが、
あまりにも既存の追い詰め方・リークという手法なので、
逆にすごく違和感を感じている次第なのです。
ちょっとこの問題、どういう風に展開していくのか、
注目していかなければなりませんね。






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