先週金曜日は、仙台にて 住まいと環境 東北フォーラムの総会。
今回は大震災を経験してはじめての総会です。
わたしどもでは、6月3日からの配布開始で
「東北の住まい再生」という無料配布誌を、東北6県の協力を受けて
各県の窓口から一般のみなさんにお届けします。
この企画では、岩手・宮城・福島・山形の4県からは
「後援」までいただき、公的なバックアップも得られています。
この企画進行に当たっては、
東北フォーラム・吉野博理事長(東北大学教授)との
基調的な対談記事も掲載しています。
これからの東北の住まいに求められるものを
先生の端的な指摘で、わかりやすくまとめられたのではないかと思います。
そういった意味もあって、
これまでよりもぐっと身近な関係になったことから
ぜひにとも総会に参加したかった次第です。
総会後は、30名を越えた参加者同士の討論会や
意見交換会が行われ、大震災をめぐっての活発なやりとりが行われました。
議論は、具体的な体験を伴ってのものだったので
大変盛り上がり、その後のパーティー会場でも
そのまま、各参加者のみなさんと、大いに語り合うことが出来ました。
東北フォーラムは、吉野先生の学求的な人柄を反映して
大学や研究機関の研究職のみなさんが多く、
大変興味深いご意見や、知見を伺うことが出来ました。
わたしは北海道の立場もあるわけですが、
やはり東北フォーラムのみなさんとはもっとも親しい関係であるわけで
その断熱重視の建築への立場は、
大いに力強いものと思います。
今後とも、積極的に参加して、協同の力を掘り起こしたいと考えます。