auが決断してくれて
わたしもようやくiPhoneを使えることになったわけですが、
とりあえずの「アドレス帳」問題は、
わたしのMacのデータメンテナンス作業を促進してくれまして、
ちょっとした時間を見つけては、「アドレスブック」を書き換えております。
アップルはどうも「赤外線通信」を技術としてきらいなようで、
いまのところ、MacとiPhoneの同期は、USB経由で
Macで編集したデータをiPhoneに送っています。
どうしてこういった作業がいやいやでなくなってきたか?
それがiPhoneの製品レベルだということでしょう。
多くのひとに、使ってみたいと思わせる、というのは
製造業の究極的な目標でしょうが、この製品にはそれがある。
まぁいってみれば、電話が完全にコンピュータになったということでしょう。
それもアップルのコンピュータが持っている「使いやすさ」を伴っている。
わたしは指は細い方ですが、この端末への入力には
まだ慣れが不足しています(笑)。
でもそんなことは、このレスポンスの良さ、使い勝手の良さの前では
あんまり気になる問題とは言えない。
ようするに人間の、使ってみたい心理を刺激して
よし、それに慣れてやろうと思わせるパワーが感じられる。
レスポンスの良さは、やはりチップの性能向上に依るところだという。
低消費電力で強力なパワーを持ったチップ。
チップメーカーでないアップルで、全従業員の5%がチップ開発に
取り組んでいるそうです。
たぶん、PC用のチップを開発してきたインテルなどの
チップメーカーでは、ポストPCの時代には
開発方向が合わなくなってきているのか、と思わせる動きです。
そして回転駆動による熱の発生問題から逃れられないHDも
アップルからは嫌われてきているようです。
このような動きを見ていると、
AppleConputerという社名から、Appleというように社名を変更した
そういう方向性が見えてきますね。
ともあれ、iPhoneによって
電話は完全にコンピュータになった。
移動中も、ネットワークへの接続に支障がなくなって
そういうふうに社会が変わっていって、
その先に、どんな需要や欲求が新たに発生していくのか
スティーブジョブスさんの死後ですが、
ロードマップは明確になっているそうなので、
今後も、社会を革新するような製品が出てくる可能性が高いですね。