このところ、市場での買い出しにハマっております。
札幌中央卸売市場にいくワケなんですが、
やっぱり見ているだけでも、わくわく感があって楽しい。
とくに冬場になって来て、鍋料理が恋しくなってきて、
かきをメインにした鍋をたらふく食べたい、というのが
カミさんの希望なんです。
ということで、市場の場内にまで入り込んでいって、
「お、おおお~~」
とか、歓声を上げながら見て回っている。
めぼしいやつを買い込んで来るのですが、
だんだん慣れてきて、様子がわかってくると一層、楽しさが湧いてきます。
お魚は、季節の変化につれて徐々に魚種が変わってくるのですが、
そのなかでも仲買さんの個性を反映するのか、得意領域がおのずと決まるのか、
お店によっても、取り扱い品目がそれぞれ違いがある。
貝類ばかり集めているような店があるかと思うと、
かにが専門で、種類も豊富に満艦飾に飾り立てている店もある。
サケ専門で、見たこともないような大ぶりのを扱っているような店もあれば、
毎日のようにまぐろの解体ショーをやっている店もある。
まぁ、サカナ類のメリーゴーランドツアーのようなんです(笑)。
やっぱりこんな楽しい場所も、めったにはないのではないかと思えます。
とにかく徹底的に胃袋を直撃する。
だんだん、生き物としての人間の本然に目覚めさせられていくんですね(笑)。
あれもうまそうだ、これもサイコーだ!の連続感。
それが毎週毎週、主役のサカナたちの品種が変化していくわけで、
まず、飽きることってないと思われるのです。
しかも、ひと言二言からですが、
サカナの専門家のみなさんから、最新情報も教えていただける。
老後のライフワークとして、こういう情報を全国のみなさんにお知らせするというのも
楽しいかも知れない、などという不埒な妄想も湧いてきております。
帰りには、お店で揚げている薩摩揚げのおいしいお店があって、
そこで1枚88円という大ぶりのあげを購入して
朝食前のおやつで、クルマの中でほおばりながら帰ってくるのが定番コース。
これがたまらなくおいしい!
野菜をなかに入れたヤツが大人気でして、
きのうはタッチの差で、前のお客さんにすべて買い占められてしまっていた。
「う~~~、くやしい~~!」
「えへへ、悪かったな(ニコ)、あ~うまそ!」
っていう会話も、まぁ楽しく行き交っております(笑)。
よし、来週はもう1時間早く出掛けるぞ!!