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三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

きた住まいる会議&青森フライト

2016年02月16日 06時23分57秒 | Weblog
既報の通り、きのうは朝から社内会議を済ませたあと、
午後からは「きた住まいる会議」に出席。
ワーキンググループの具体的な検討を行っておりました。
星雲状態のような状況から、徐々に具体的な方向性が見えてきた。
あ、ご存知ない方にはなんのことやら、ですね(笑)。

北海道という地方自治体は、
開拓使の昔から、この積雪寒冷の地に日本人の大量移民を
実現するために、寒地住宅はどうあるべきか、
長い時間をかけて地域住宅運動を継続させてきた稀有な地域です。
民族がそのフロンティアに立ち向かって行くという経験は
歴史的にも北海道がいちばん極限的な体験だったといえるでしょう。
その北海道の住宅施策の最新の形が、この「きた住まいる」。
これまで「北方型住宅」という地域ブランドも創出してきたのですが、
そういった流れをさらに発展させて、よりユーザー本位に
社会制度資産的な「家づくりプラットホーム」を創り出そうというもの。
住宅政策をほとんど持ってこなかった日本政府が
2代目福田内閣以来、長期優良住宅という政策をはじめ
2020年には省エネ基準の「義務化」をかかげてきているなかで、
こういった地域の住宅運動的な動きは、どのように展開すべきか
知恵を絞らされている次第。
年度末になって来て、座長代理の鈴木大さんを中心に
濃密な頻度で会合を重ねてきています。
ちょっと、人使いが荒いかも(笑)・・・。
ということで成案を得るべくもう少し,回を重ねる必要があるようですが、
新しい仕組みの輪廓は像を為してきているところ。

で、会議をやや早めに切り上げさせてもらって、
わたしは青森への移動、同行者のアセンブル引率に。
心配していた荒天ですが、なんとか無事にクリア。
とは言っても、機体から足が出るときには、
かなりの衝撃音も発していて、そのすぐ上の座席だったので、
一瞬は、動揺もさせられていました(笑)。
さて、本日は3人一座での講演会であります。
地域工務店マーケティングの深掘り、がんばりたいと思います。



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