三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

 ふたたび函館、観桜のGW満喫

2016年05月04日 06時22分34秒 | Weblog


さてサクラが間に合った北海道のゴールデンウイーク。
たまたま函館でホテルが奇跡的に取れたので
出掛けて参りました。
いつものように夜中にクルマで出発して函館谷地頭温泉で疲れを癒し、
そこから、函館公園その他のサクラの名所めぐり。
ゆっくりこんなふうに巡り歩くのは初めての経験で
上の写真は、北斗市、旧名上磯の法亀寺のしだれ桜ですが、
あちこちにすばらしいサクラ名所があることを再発見。
で、ホテルに早めに入って近くの大門で、
居酒屋さんでいただいたのが、ごらんの「イカ刺し」。
最近はさばく前に「これをさばきます」みたいに見せてくれて
それから、変わり果てたお作りになって再会する(笑)、
なんだか、かわいそうになる食べ方をさせてくれるようです。
メニューもチャイニーズ書きのものしかない種類のものがある。
インバウンド効果での観光需要、函館も旺盛のようです。
なんですが、年寄りとて、冷たい生ビールでお腹がどうも不具合発生。
わたしはカミさんが送ってくれて、ホテルにて静養。
かみさん一人、五稜郭の「夜桜」見物に。
市電に乗っての行き帰りで1時間後、
「いやぁ、なんも、宴会見物だったわ」ということで帰って来ました(笑)。
一応、ライトアップしているということですが、
風情がある、というものでもなかったようです。




写真は先日観てきた松前の様子。
「血脈桜」というもので、なにやら松前の殿様のお姫様にまつわる
怪奇譚のエピソードを持つ名物桜。
いつも思いますが、松前って北海道というよりは、
ニッポンを一生懸命に北海道に移植したという土地。
「開拓した」というような心を感じさせない土地柄ですね。
北海道島の南の最果てで、ひたすらに防御意識のみを肥大化させた
江戸期のあわれな一大名の精神性を想起させる。
北海道ではあんまり見掛けない寒椿など、
ひたすらに「内地」がいいなぁと江戸期を通じて思い続けた
そんな雰囲気を感じさせます。
函館が、高田屋嘉兵衛さんを中心にした街づくりを行って
いわば、民間主導で蝦夷地の開発を行っていたのとは対照的。

そんな道南の風景を本日も楽しんできたいと思います。
でも、きょうはあいにくの天気のようです。
さてどうなりますか・・・。

コメント
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