私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アベハゼを釣ったぞ!   釣査156種目

2018-05-03 19:19:56 | 周縁魚
2018年5月3日(木)

156種目となるアベハゼである。


昨日からの雨も上がり、冷蔵庫のイソゴカイも余ってる。 (使い切らんといけん)
「ええいっ! 午前中だけ釣りじゃっ!」 (午後からカープをTV前で応援せんといけん)
雨後のタケノコ(メバル)でも釣れれば十分。
100種釣った今、もうアクセク初物ねらいをする気もないのだ。

風裏になる近場の漁港へ。
そこでもうねりが強く釣りにはならない。

仕方なく帰ろうとしたとき、足元の穴に動く小さな魚発見!  (なぜか魚だけは見えるから不思議だ)


ゴカイのかけらをハリにつけ、かみさんと競う。
「釣ったよおっ! アッ! 落ちた!」 と、かみさん。
波止のコンクリの上でピンピンはねとる。

「あ~っ! アベハゼやないかいっ!」
つまもうとするケド、つかめないまま・・・海へと。
「なんしょんっ! せっかく釣ってあげたんに! も~っ!」

もう釣り上げるしかない、必死である。
短竿ごく小仕掛けを車に取りに帰る間も惜しい。


そういえば台湾で出版されている実に素晴らしい名著
「鰕虎圖典 Goby Pedia」(アジアの淡水ハゼ類図鑑)でも
大学の先生がおんなじようなことしてたぞおっ!


と、やっとこさ釣り上げた1尾目(長男)なのである。

ほおの傷が痛々しい。

その後、余裕も生まれ、お互い釣り上げたアベハゼを観察ケースへ。

アベハゼ3兄弟そろいぶみである。

こんなに小さい。(観察ケースの長径は15cm)


こんなに小さい。


こんなに小さい。


さておき、アベハゼは腐敗したような非常に汚れた水中でも生活している。
他の魚たちと違い、アンモニアを尿素に変えることができる適応能力を持ったからである。
だから他の魚とエサの奪いあいもなく、食われることもなく生きられる。

こんな小さなハゼもしたたかに生き抜いているんだなあ。

計アベハゼ5尾を釣り上げた。
ということは、今日の巨人の阿部選手も5打席凡退や。(阿部出てたんかね?)
ということは、カープの勝ちやね。

一応、写真がもう一つだったので、過去のガサのときの写真ものせとくね。


使ったゴカイは2人あわせて0.5匹。
また、余らせてしまった・・・
コメント (2)
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