私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

シマヒレヨシノボリ(型)だけや・・・

2018-05-24 07:42:08 | 淡水釣り
2018年5月24日(木)

5月21日のこと。
ゴム堰(ラバーダム)がはずされた小さな支流へ。
その後がどうしても気になったからだ。

ゴム堰の下流に魚の集まる好ポイントがある。
ほんの2、3年前には、ガサと釣りで以下の魚たちがワンサカいたポイント。

ムギツク・カワムツ・ヌマムツ・オイカワ
ゲンゴロウブナ・ギンブナ・オオキンブナ
カワヒガイ・イトモロコ・タモロコ・モツゴ・コウライニゴイ
ヤリタナゴ・カネヒラ・アブラボテ・タイリクバラタナゴ
ドジョウ・ミナミメダカ・ドンコ
シマヒレヨシノボリ(あえてクロダハゼとは書かない)・ブルーギル

いてほしくない魚も含め21種。

川原へ降りるのが少々厳しくややこしい。

やっとこさ降りると、ほんの少しオイカワなどの幼魚の群れしか魚の姿はないじゃんか。

深さと位置を変え続け、竿を出し続けて1時間が過ぎた。
アタリも何もない。
入れ食いになる場所のはずなのに・・・
土手を行く人がみんな「何やってんだろ? 怪しい人じゃないの?」と立ち止まる。

汗まみれでやっと釣れたのが、婚姻色のよく出たシマヒレヨシノボリのオス1匹。

第1背ビレはあまり伸長せず、尾ビレの濃い黄色がキレイだ。

どうしてもへばりついて撮影は難しい。


ケースを揺らしてみる。

尻ビレの橙色もあざやかだ。


この1種1匹だけの確認で終わったのだ。
あ~釣れない釣りはこたえるぞ。

やっぱりいないのである。
ゴム堰をいつはずしたのかも、はずした影響かどうかもわからないケド・・・

長良川の河口堰建設・諫早湾の埋め立て・各地の原発立地・・・
いずれも事前環境調査で「生態系に大きな影響はない」「回復する」と
国や県や御用学者さんたちは確かにおっしゃっられた・・・

でも、今どうなってる? (よくわからない人は自分で調べてみてね)
生態系は大きく崩れてしまってるといえるんじゃないかなあ。
人の考えでは到底及ばないほど自然は複雑なんだという謙虚さに欠けてたんじゃないかなあ。

何も長良川の河口堰建設・諫早湾の埋め立て・各地の原発立地がいけないと言ってるわけじゃない。
人の生活に必要なことで法的に決定したことは、良かれ悪しかれ認めないといけない。

ただ、事前に「生態系や人の生活に大きな影響があることも考えられますよ」と
「もう生態系は回復せず、大きく変化するかもしれませんよ」と
せめて研究者でもあり、学生を指導する教育者でもある人たちは正確に発言してもらいたい。
後で、傷つき苦しむ人たちが生まれることくらい想像してもらいたい。

ま、ゴム堰と一緒にしてはならん話なのだが・・・

いずれにしても「回復する」と考えるのはあまりに早計だよなあ・・・

哀しいなあ・・・冗談やダジャレをちりばめて書く気分にもならなくなっちゃってる。

そんなのを読んでくれてる人たちもおもしろくないだろうから
気分転換にシマヒレヨシノボリをいろいろ並べて終わることにするか。

まず、オス








続いてメス