午後、夏らしい碧空を見て、本日思わず2度目の投稿。
…というのも、夏の旅の記憶が蘇ってきたからだ。
あれは、高校1年の夏。
友人2人と一緒に、能登半島へ自転車旅行に出かけた。
ちょうど、今日の一枚のように、空には白くて大きな雲が浮かぶ日だった。
目指すは、羽咋の柴垣海岸。
朝5時頃に津幡町・庄町を出発して、まずは宇ノ気の白尾海岸まで。
砂丘越しに海原が見えてきたら、潮の香りを嗅ぎつつ
海岸沿いを「能登海浜自転車道」を一路北へと向かった。
この道は、主に能登有料道路沿いを走るアスファルトの舗装道路。
歩行者、自転車専用のため、車や信号に邪魔されず、快適な道のりだ。
スタート直後は、よくしゃべった。
滅多にない早朝からの行動。
旅の興奮。
夏という季節が持つ独特の開放感。
そんな要素が僕たちを饒舌にさせた。
だが、疲労が段々と口数を奪っていく。
自分自身の荒い息遣いが耳につく頃、
道に映った孤影を見つめ、自己の内面に向き合い始める。
ひとしきり思案を尽くした頃、
ようやく柴垣海岸に辿り着く。
入道雲が浮かぶ碧空の下。
辺りに響くのは、岩に打ち寄せては返す波の音。
僕は大きく息を吐き、汗をぬぐった。
…というのも、夏の旅の記憶が蘇ってきたからだ。
あれは、高校1年の夏。
友人2人と一緒に、能登半島へ自転車旅行に出かけた。
ちょうど、今日の一枚のように、空には白くて大きな雲が浮かぶ日だった。
目指すは、羽咋の柴垣海岸。
朝5時頃に津幡町・庄町を出発して、まずは宇ノ気の白尾海岸まで。
砂丘越しに海原が見えてきたら、潮の香りを嗅ぎつつ
海岸沿いを「能登海浜自転車道」を一路北へと向かった。
この道は、主に能登有料道路沿いを走るアスファルトの舗装道路。
歩行者、自転車専用のため、車や信号に邪魔されず、快適な道のりだ。
スタート直後は、よくしゃべった。
滅多にない早朝からの行動。
旅の興奮。
夏という季節が持つ独特の開放感。
そんな要素が僕たちを饒舌にさせた。
だが、疲労が段々と口数を奪っていく。
自分自身の荒い息遣いが耳につく頃、
道に映った孤影を見つめ、自己の内面に向き合い始める。
ひとしきり思案を尽くした頃、
ようやく柴垣海岸に辿り着く。
入道雲が浮かぶ碧空の下。
辺りに響くのは、岩に打ち寄せては返す波の音。
僕は大きく息を吐き、汗をぬぐった。