つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

太陽の花、津幡町の夏空の下で雄々しく咲く。

2010年07月25日 09時33分37秒 | 草花
青空と、黄色い大輪のコントラスト。 真夏ならではの風景である。

「向日葵」の原産地は、北アメリカ。
学名は「ヘリアンサス」。 英語名は「サンフラワー」。
どちらも【太陽の花】という意味だ。
日本での呼び名も、花が太陽の動きに合わせて回る事に由来している。

眩しい太陽の下でも旺盛に育ち、病虫害にも強く、丈夫な「向日葵」。
その種は食用になるが、僕も子供の頃に食べた記憶がある。
あれは確か、津幡小学校の校庭の一角に咲いていた花だった。
夏の終わり…盛りを過ぎて花弁が枯れ、黒々した中心から一粒むしり取る。
形は滴型で、白と黒のツートンカラー。
固い外皮を剥くと、ほんのりと薄い緑が混ざった生白い実が現れ、
噛みしめると、青臭い香りがして、かなり油っぽい。
少し飲みこんだだけで吐き出してしまった。
…コレ、実際は煎ってから食べるもの。
大人になり、キチンと調理された「向日葵」の種をバーカウンターで食べた時は、
香ばしく、美味しくいただいた。

そして種から採れる「ヒマワリ油」は、ロシアを筆頭に世界中で生産されている。
どうやら津幡町の特産の1つにもなっているらしい。
河北潟干拓地で栽培・収穫された種を使い、なかなかの味わいのようだ。
以下、町のHPより抜粋。

『一般のサラダ油や天ぷら油とは異なり、
 化学的な処理は一切行っていない天然原料・無添加の植物油です。
 じっくりと煤煎したヒマワリの種子を砕き、蒸しあげた後、
 時間をかけて搾った本物の一番搾り油のみを使用しています。
 リノール酸とオレイン酸がバランスよく含まれており、
 健康と美容に適しています。
 煤煎したヒマワリ独特の芳醇な香りとコクのある風味は、
 中華料理やエスニック料理の炒め油のほか、サラダのドレッシング油として、
 またマリネ、和え物などにも合います。』

…「くりから塾」で購入可能のようだ。 今度、足を運んでみよう。
コメント
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