つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

実りを望む、津幡町の緑の草原。

2010年07月02日 22時54分28秒 | 自然
今、津幡町の田園は、美しい緑が広がっている。
夏の訪れを知らせてくれる景観であり、やがて黄金色に輝く秋の景色も浮かんでくる。
また、風が渡ると一斉に稲の葉が鳴るのだ、サワサワと。
その音を聞きながら歩いていたら、頭の中に『旅人よ』が流れてきた。

『風にふるえる 緑の草原
 たどる瞳輝く 若き旅人よ
 お聞きはるかな 空に鐘が鳴る
 遠い故郷にいる 母の歌に似て
 やがて冬が冷たい雪を運ぶだろう
 君の若い足あと 胸に燃える恋も埋めて
 草は枯れても 命果てるまで
 君よ夢を心に 若き旅人よ』

歌詞の捉え方は、個人によって、時代によって、様々な解釈が成り立つ。
僕が10代で聞くのと、40代になった今では、
立場の違い、環境の変化によって受け止めるニュアンスが変わる。
また、歌に与えられたメロディも、流行と無縁ではない。
ボーカルの性別、歌い手、テンポやアレンジ、歌をめぐる要素は色々あるものだ。

だが、「いいもの」は残る。
日本人が、何千年、何万年もお米を手放さないのと同じだ。
願わくば、未来永劫この美しい風景が続いて欲しい。
そのために、環境保全、農業の継承など、為さねばならないこともある。
国政選挙が近い。
ここは注目に値する大切な点だと思う。
コメント
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