つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡の初夏の名脇役。

2011年05月21日 09時06分08秒 | 草花
今、初夏の津幡町を彩る主役が、街路に咲き乱れる「ツツジ」だとすれば、
名脇役と言えるのが「今日の一枚」…「クレマチス」だ。

カタカナ音を耳にすると、西洋からの外来植物にも思えるが、
元々日本に自生していた種が海外へ渡り、逆輸入されてきたようだ。
写っているのは、花びらが8枚。
日本原産で、別名「風車(かざぐるま)」というらしい。
また“つる性植物の女王”とも異名を取るだけあって、
美しい大輪の花をそこかしこで咲かせている。

…そして、写真の右隅。
写っているのは、黄色い帽子を被った「津幡小学校生」だ。

撮影時間は、ちょうど通学時。
彼等を見守っているのは「クレマチス」だけではない。
交差点毎にボランティアの方々が立ち、
通行の安全を確保してくれている。
皆さん、一様に手にしているのは、黄色い「横断旗」。
毎朝目にするイエローカラーもまた、初夏の津幡を彩る名脇役だ。

許可を得てシャッターを切った。

 

思い起こせば…この黄色い旗、
昔は、交差点の電柱に設置されたBOXに差しかけられていて、
自由に使えたものである。
目的は、横断歩道を渡る際、ドライバーに歩行者がいる事を示す為。
しかし、腕白盛りの小学生にとっては、格好の遊び道具。
旗を刀に見立てて、チャンバラをしたものだ。
勿論「いけない事」。
オッサンになった今は、深く反省している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする