2024年3月の政党・内閣支持率調査結果を発表!比例投票先で立憲と自民がほぼ並ぶ!なぜ?|第275回 選挙ドットコムちゃんねる #1
3/19(火)19:30 〜 LIVE ○The News ● マイナス金利解除、自民の裏金と脱税…日銀の後手後手/政倫審の茶番、自民の新たなハレンチ懇親【前川喜平、望月衣塑子、尾形聡彦】
舩後靖彦の国会質問!参議院 文教科学委員会 大臣所信に対して質問 (3月19日14:33頃~)
木村英子の国会質問!参議院 予算委員会 障害者の地域生活を守るため介護報酬の引き上げを!(2024年3月19日16:54頃~)
年金上げる財源ある
倉林氏、運用益の活用求める
厚労相「運用益36兆円」
参院予算委
日本共産党の倉林明子議員は18日、参院予算委員会で、物価高で暮らしていけないとの切実な声や女性の著しい低年金の実態を示し、抜本的な年金の引き上げを迫りました。
倉林氏は今年の年金改定率が2・7%で、昨年の物価上昇率3・2%を下回っており、「実質の所得は下がっている」と指摘。第2次安倍政権以降の12年間で公的年金の減額が年金約1カ月分に相当し、「消費税率は2倍、介護保険料や国保料の値上げも断続的に続き、実質可処分所得はさらに目減りしている」と強調しました。「月額7万円弱の年金では足りず、痛む膝を引きずりながら仕事を続けている」との高齢女性の声を紹介し、物価高を上回る速やかな再改定を求めました。
再改定に言及しない岸田文雄首相に対し、倉林氏は「活用可能な財源はある」として、2001年以降で累積収益132兆円をあげている年金積立金の運用で、目標を超えた運用益総額を質問。武見敬三厚生労働相は「20~22年度で約36兆円だ」と答えました。倉林氏は「今後の人口減少を踏まえれば積立金の計画的な取り崩しは可能だ」として、目標を上回った収益を速やかに年金受給者に還元して年金を引き上げるよう主張しました。
女性では月額9万~10万円の厚生年金受給者が最も多く(グラフ参照)、国民年金受給者も加えると10万円以下の受給者が全体の85%を占めるなど、「女性の低年金が著しい」と指摘し、世帯単位を前提とした制度の抜本的見直しが必要だと主張。無年金や暮らせない低年金の問題解決のために最低保障年金を導入するよう検討を求めました。岸田首相は多額の税財源などを理由に「難しい」と拒否しました。
倉林氏は「今のままでは年金生活者も女性も置き去りになる」と強調しました。(関連記事)
島根1区補選
亀井氏を自主支援
小池書記局長が会見
日本共産党の小池晃書記局長は18日、国会内で会見し、衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)で、立憲民主党の亀井亜紀子元衆院議員を自主支援すると述べました。同日、党島根県委員会も記者会見で発表しました。
小池氏は、細田博之前衆院議長の死去に伴い実施される同補選について、自民党派閥の裏金事件や統一協会との深い癒着の問題で自民党に対する強い怒りと批判の声が広がっている中でたたかわれるとして、「自民党に厳しい審判を下すことが必要な選挙であり、この間、立憲民主党と協議してきた」と述べました。
そして小池氏は、政策の問題では、昨年12月に「市民連合」が示した共通政策に、日本共産党と立憲民主党が合意していること、また、立憲民主党の大串博志選挙対策委員長が2月21日の松江市での会見で「与党の議席を一つでも減らし、各野党と連携し力を合わせていく」と述べているとして「野党連携で勝利したいとの意思が確認されている」とし、「日本共産党としては公認候補を擁立せず、亀井さんを自主的に支援する」と表明しました。
LIVE 🌏 国会中継 予算委員会 一般質疑(2024/03/19)
◆違法性の認識があったのではとの疑い
◆150万円以内を意味していたと釈明
◆自民党の幹事も「疑問が残っている」
◆結局「カネ余り」は続いてしまった
◆普通預金の金利が上昇しそう
★衆参の政倫審後の自民党内の声を聴いていると、政倫審に出席した安倍派幹部の発言や振る舞いなどへの批判が多く聞こえてくる。15日、同党参院議員・三原じゅん子は前参院幹事長・世耕弘成を念頭に「幹部という立場にあったのだから真相究明のため必死に汗をかき、その結果を国民に報告、説明を果たし、その上で自ら政治的責任を取るというのが本来の在り方なのではないだろうか」と、X(旧ツイッター)に筋論を書き込んだ。
★自民党大会前日の16日に開かれた全国幹事長会議や全国政調会長会議でも、地方議員から「政治的責任と言いながら誰も責任を取っていない」「生まれ変わると言ってもけじめをつけていない」など、ぬるい対応に終始している執行部を批判した。もっとも早々に幹部の処分を“重め”に出したとしても批判はあったろう。このぬるめにだらだら低空飛行を続けるのが最善と党執行部や官邸は決めたか。だが、17日の党大会を1つのけじめや区切りにするもくろみも崩れたといっていい。党規約改正はザルばかり、派閥は勉強会と称して存続し、一体何が変わり何が厳しくなったのか党内でもわかりにくい。それどころか、正面から生まれ変わる党を見てほしいという考えは持ち合わせなかったようで、党は異例にもメディアを絞り込み、国民政党の正々堂々さを捨てコソコソさを選択した。これでは逆効果であろう。
★今月は中国で全人代が開かれた。全人代閉幕後の首相記者会見は30年以上続くものだが、直前に報道官は首相会見を行わないとし、「特別な事情」がなければ今後も「数年間行わない」とした。自民党も全人代も「声」を求めず封殺したことでは同様だろう。党内の党批判も表層的で、党を揺るがすような批判よりも“こんなことをして私の選挙をどうしてくれるのか”が多く、目先の自分の生き残りに有利かどうかの判断ばかりで、この政治とカネを遠くから降ってきた火の粉のような扱いだ。党員も県連役員の県議らも国会議員も、本当に自民党を守り、変える気概も覚悟もなかった。(K)※敬称略
LIVE 🌏 国会中継「経済安保2法案」本会議(2024/03/19)