イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

川辺秀美 編訳 『空海人生の言葉』より

2011年06月16日 18時12分06秒 | 

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   少し前から雨が しとしとと 降り始めました

            今日は満月ですね。

        みなさまは如何お過ごしですか?

        私は昨日、心がスーッと鎮まって

    なんとも言えぬ心地良さを感じていたので、

        6月12日に伺い とても感動した、

    藤城清治さんの自宅スタジオ展の模様を

     藤城さんの影絵作品をご紹介しながら

        ブログを綴っていたのですが、

  写真が多かったからなのか?保存ボタンを押した所、

  驚くべき事に全てが一瞬で消えてしまいました

数多く写した作品の中からブログに載せる作品を選び

      自身の感想などの言葉を添えて・・・と

 かなりの時間を要していたのでそのショックたるや

 なのですが(トホホです) 今回の事で学んだので

      これから少しづつ 藤城さんの作品を

   このブログ上でご紹介して参りたいと思います。

        藤城さんはとても寛大なお方で、

     当日スタジオ内に入った時に初めて知り

   私はとても驚いたのですが、なんと、ご自宅や

     大切な家族同様の動物達、藤城さんの

  スタジオで展示されている全ての作品に至るまで

  写真撮影はok、と色んな所に書かれていました。

    みなさんその張り紙に安心されて思い思いに

        藤城さんの美しい世界を

          収めていらっしゃいました。

       このことを当日その場で知った私は

      あいにくを用意していなかったものの

    なんとかの写メに収めることが叶ったので、

     皆様にも是非 藤城さんの素敵な世界を

         ご堪能頂けたらと思いました。

      ( ただ本当にブログでご紹介をしてよいものか

   判断がつかなかったので藤城さんのスタジオ展に関する

  色んな方々のブログを拝見した所、皆さん藤城さんの作品を

           沢山載せご紹介されていました。)

  失礼しました 

    書籍の言葉を引用させて頂こうと思っておりましたのに、

         昨日のショックが若干残っていたようです。

       こうして書くことで皆様に気持ちを分かち合って

           頂きたかったのかもしれません。

           少し横道にそれてしまいましたが 

       引き続きお付き合い頂けましたら、と思います。

  注文しておいた書籍を昨日、書店に取りに行った際

      『空海人生の言葉』 川辺秀美編訳 

         という書籍が目にとまりました。

    頁をパラパラめくると 川辺さんという編訳者が

  セレクトした200の原文は主に『弘法大師空海全集』

   『定本弘法大師全周』を 参考にされている事や

            口語訳に関しては

  ご自身の勝手な解釈にならない様にと監修者として

    高野山大学副学長 武内孝善教授に協力頂き

        訳語や原文の読み下し文を中心に

         アドバイスを頂いた、とありました。  

    川辺さんという方の空海に対する敬意や誠意が

        その一文から伝わって参りましたので

          書籍を購入させて頂きました。

   川辺さんがセレクトされた200の空海の言葉から、

     満月の今日にピッタリと感じさせられたものを

            ご紹介させて頂きます。

     【 我が心は無色無形なりと雖(いえど)も、

          而(しか)も 本来清浄にして

      潔白なること、猶(なお)し満月の如し 】

      あなたの心は色もなく形もないものであり、

        本来清らかで透きとおったものです。

         それは美しく輝く満月のようです

             shokoのつぶやき

           先人の残した言葉というのは

     深い洞察から生れたようなそんな気が致しました。

          佳い書籍との出逢いに感謝です