イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

いつも有難う

2012年06月21日 20時47分04秒 | デザイン画・書画

006

「全治二カ月です」
「?・・・・・・えっ?骨折???(ウソォ・・・)」

いつも当たり前のように歩き走り登り降りをしていた
生まれてこの方、突き指も 捻挫も 骨折も、
入院も経験したことはなかった私。
一昨日 もの凄く変な転び方をした。
「痛い・・・・」一瞬立てなかったが、それでも数分後には

スタスタ、とはいかないけれど、
痛めた足をかばいながらも普通に歩いていた。

翌日、骨に響く様な鈍い痛みと腫れが気になったので
「ちょっと湿布を貰いに行こう」 そんな軽い感じで
昨日の夕方、自転車に乗り 整形外科へ
「凄く腫れていますね。どうされましたか?」
かくかくしかじか・・・・・
レントゲンを取った後、先生から言われた骨折という言葉。
自転車を置いて、タクシーで帰られた方が・・・・と
看護師にすすめられたものの
「あ、大丈夫です」と、丁重に断って、
ギブスをし、グルグルと包帯を巻かれた足に
ペダルをこぐ時汚れない為にビニールをかぶせて貰う。
暫くは、電車に乗っての外出などは避けて下さい。
ガ、ガーン
今回の事で いつも当たり前のように私を支え、
行きたい所に連れて行ってくれた足に
感謝の気持ちがあふれた。

腰を据えて 勉強したいと思っていたことや
やりたいと思っていたことが色々あったのに
中々 纏まった時間が取れなかった。
もしかしたらこれは、神様から与えられた
小休止なのかもしれないと思えた。
昨日届いた1冊と、明日新たに届く3冊の本を
これでじっくりと読める嬉しさ。
この二カ月、心穏やかに、心健やかに
最近の忙しさの中で 忘れかけていた、
本来の私が愛する、緩やかな時間の流れを
堪能したいと思う。