子供の頃から惹かれていた藤城さんの作品達を見に
昨年の6月、ご自宅のスタジオに伺いました。
それは それは とても感動しました。
懐の広い藤城さんは作品たちを見にいらした方々が
それぞれのカメラに写し、動画を撮ることやブログに
その作品を出すことを許可されていらっしゃいました。
ご多分に漏れず私も写真を撮らせて頂いたのですが
その日の感動を藤城さんの素晴らしい作品達と共に
すぐにupしようと思いながらも1年経ってしまいました。
今年中には昨年の自宅スタジオの模様を
ブログでご紹介したいと思います。
9月1日(土)~10月21(日)まで
銀座 教文館 9F ウェンライトホールで開催される
【藤城清治 光と影 米寿記念 88展】の
案内が昨日届きました。
早速、美術館巡りや絵がお好きなお友達に
もし、ご興味があれば、とお声かけした所、
是非というお返事を頂いたので
期間内の平日、お友達と日程をすり合わせて
見に参りたいと思います。
身体が良しとしない全てのものを
ただひたすら排除しようとするのは
なんとなく傲慢な気がする
そしてまた排除はできないように思う
でもそれは決してあきらめのそれではなくて
悪しきものに負けた ということでもないと思う
そもそも、この世で生きるということは、
光と影とが織りなす環境の中に身をおいて
呼吸をし生きとし生けるものの尊い命を頂きながら
生かして頂くことのように感じる
わたしは思う
どんな環境に置かれていても、
それらに影響されてしまわない、
情報に振り回されない、感化されない
やみくもに恐れ不安にならないような
しなやかで強い心と身体をつくることこそ
大事なことなんじゃないかと。
もしも口にするもの 手に触れるものetc・・・・・
全て完璧に近いような安心安全なものを
取り入れることが出来る人だけが、
この世において健やかに生きられるのだとしたら
そんな馬鹿げた悲しい話はないが、
色んな事情で安心・安全なものを
手に入れられない人や買う事の出来ない人達が
健やかに生きられないのか 不幸なのかというと
決してそうではないように思う
与えられた環境や暮らしを有難いと思い
口にするものをよく咀嚼して感謝しながら頂いて
笑顔で健康的に生きている方も大勢いる。
私達は 良き物と悪しき物の狭間に身を置きながら
いつも様々な事に臨機応変に対応し折り合いをつけ
良き物 そうでない物とが混在するこの世の中で
ちゃんと逞しく生き抜いている気がしてならない。
人間の身体には自然治癒力という素晴らしいものが
ちゃんと備わっているということを忘れずにいたい、
そんな風に思ったある夏の日に