昨晩 雷の轟きに耳を傾けながら作品を描いている時
【秩序】という言霊を視せられた。
研ぎ澄まされている時 誰しも心の底から湧きいずる
確かなものをちゃんと感じさせて頂いているように思う。
大いなる存在は 【この世】という大変な修業の場に
既に身を投じている勇敢なチャレンジャーである
私達一人一人のことを「よくやっている」と常に見守り、
決して無意味な手出しはなさらずとも 時として
様々な媒体を通して私達にヒントを与えて下さっている。
そして私達が自分の力で 立ちはだかる壁を
越えてゆけることを信頼して下さっているからこそ、
事細かに、「こうしなさい、ああしなさい」と
私達の未来を決定づけてしまうような断言も
指示出しもなさらず
「それで あなたはどうしたいのですか?」
というスタンスを貫いていらっしゃると
折に触れて思わされる。
清らかな存在であればあるほど、
こちらが聞いてもいないのに、
方向づけを示唆するようなことは
お伝えにならないように思う。
心鎮まりかえっている時に
貴方の、私の中にふと見せられるヴィジョン、
心、平らかな時に何度も浮かぶ言葉
それは紛れもない
大いなる存在からのヒントでありエールのように思う。
たとえ今は、
受け取り、感じさせられた短い言霊やヴィジョンが
漠然としていて よく分からなかったとしても
時間の経過の中で 自身の成長にあわせて
「あの時のあの言葉は・・・」と 全てが意味を持ち
繋がっていることに気づかされるように思う。
もしかしたら まことのメッセージとは
仰々しさとはかけ離れた日常の中に
そっと鏤められている、
その一言で心ふるわれ
折に触れ思い返すような、その人にとっての
珠玉の言霊そのものなのかもしれない。
雷の轟きの中、ふいに感じさせられた
【秩序】という言霊の意味も ある時その意味に
気づかせて頂けるものと思っている。
そして思う。
人が凄い!!と息を飲むようなパフォーマンス的なことを
大いなる存在はなさらないのではないか、と。