イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

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2016年01月12日 21時58分12秒 | テレビ番組

先程 放送されたBS日テレわんニャンクラブ(20時~1時間)の
録画を今、見ながら、これを書いています。
この番組は初回から欠かさず見るか録画をしています。

長い間 歌手としてご活躍されていた相良直美さんは...
(私が子供の頃は女優さんとしてもご活躍されていらっしゃいました)
子供の頃からの大の動物好きを活かし1993年に栃木県那須塩原に
ドッグスクール 『アニマル・ファンスィアーズ・クラブ』を設立され、
現在 家庭犬躾インストラクターとしてご活動されています。
現在も150匹と暮らしています。(猫ちゃんも沢山います。)

今日は相良さんの動物観を変えた、師と仰ぐ インストラクターを
絆アルバム、として番組で紹介されました。

昨年より相良さんの、犬の躾に困っている一般家庭の飼い主さんに
アドバイスされるというコーナーが出来、我が家に犬はおりませんが
近所に気にかけているワンちゃんがいることもあり、
毎回とても勉強になるなぁと思い見ています。

映像に去年の暮、アニマル・ファンスィアーズで
相良さんが師と仰ぐ、家庭犬インストラクターの先駆者であるという
アメリカ在住のテリー・ライアン(69)さんが講義をされている場面が
映りました。世界的なドックトレーナーの授業が受けられるという事で
この日は日本中から犬の飼い主さんが集まったということです。

テリーさんと相良さんとの出逢いは25年ほど前だったといいます。
当時那須塩原に多くの犬と移住してきた相良さんはそれが故に
日々心を痛めていた出来事があったといいます。門の前には毎年、
30頭もの犬を捨てられる。それで「これは何とかしないと・・・
飼い主教育をしないといけない」と思われた相良さんは
犬との絆をつくること、躾を思いついたといいます。
自宅前に捨てられていく小さな命を救いたい。
その為には飼い主の意識を変えなければいけない。
飼い主に向けた躾教室を考えた相良さんは先駆者に学ぼうと
テリーさんを自宅に招いたそうです。テリーさんは相良さんの事を知らず、
何故招かれたのかも分からなかったものの、相良さんが必死で
犬や猫の飼い主を捜している姿に胸を打たれたそうです。
相良さんの動物に対する一途な姿勢に共感したテリーさんは
自身の躾法を伝授することを決めたといいます。しかし相良さんは
最初のレッスンでテリーさんの授業に大きな疑問がわいたといいます。
「この人本当のインストラクターなのだろうか?眉唾ものでは?」と。
テリーさんの躾の基本は何かが出来たらご褒美(おやつ)を与えるというもの。
一見、おやつで釣る様に見えるものでした。「犬のトレーニングをするのに
ご褒美を使うのか?」と思ったと相良さんは話されました。
幼い頃から沢山のワンちゃんに触れていた相良さんは、
「ご褒美を与えれば犬がいうことをきく、そんなことは当たり前。
どんな犬でもできる」と思いテリーさんの躾法に内心戸惑ったといいます。
しかし、その後 不安は一気に解消されたといいます。

テリーさんが訓練士として歩き始めた頃は体罰が当たり前だった時代。
テリーさんはそれに異を唱えご褒美を使った躾法を自ら編み出したといいます。
「どう躾されたいか、犬たちが教えてくれた」という謙虚なテリーさん。

相良さん曰く
「ご褒美を使うというのはどういう事かというと
ご褒美をワイロとして使ってはいけないけれど、報酬として使う分には
いいんだということで、叱って教えるよりもいい事をした時に
報酬が出るというご褒美は褒められた証。ワンちゃんは飼い主に
褒められたくて一生懸命言う事をきく。つまりご褒美を使った躾は、
飼い主さんと心が繋がっていればこそ成立するもの。」

番組でも度々相良さんが実践してきたこの方法は、
テリーさんから学んだものだったのです。テリーさんとの出逢いから3年。
1993年に『アニマル・ファンスィアーズ・クラブ』を設立。
その柱となったのは、ワンちゃんと飼い主さんの幸せを追求した、
テリーさんの教えそのものでした。テリーさんは
貴方は犬達に単に家を与えるだけでなく良い家族になるように
育てていた。それは彼らに生涯の飼い主を繋ぐ橋渡しの様な存在よ。
貴方がどれだけ飼い主と犬を助けたいと思っているかを見て感心したわ」
と仰り、その言葉を受けた相良さんは、「褒め過ぎよ」と照れてらっしゃいました。

ハートフルなこの番組、お勧めです(*^_^*)

先程、facebookの方にこの記事をあげたのですが
思うところあって現在facebookで繋がっているお友達は4名ほどなので
有難いことに日々多くの方にお立ち寄り頂くこのブログの方でも
ご紹介したいナ~と思いコピーして貼り付けました。