今年の元日は早起きしました。
雲1つない青空を見上げ とても清々しい気持ちになり
「あぁ、素晴らしいスタートがきれたなぁ~」と思いました。
頂いた賀状を有難く拝見し、初めて賀状を頂いた方々には
感謝をこめ返礼させて頂きました。
年が明け元旦に届く年賀状は毎年本当に有難く思います。
中には年の瀬までフルタイムでお勤めしている方もいらっしゃいますが
時間をやり繰りし毎年元旦に届くよう書いて下さっていることを思う時
感慨深くなります。私にとっては「されど年賀状」。
年賀状1つで普段は見えてこない相手の想いを感じ取ることが出来、
お互いの関係性までもが浮彫になる。
「今年はこんな年になるといいですね」と普段中々会う事の叶わないそれぞれに
新たな気持ちでエールを送りあう、大切な縁起物のご挨拶状なのです。
中学の陸上部の顧問を始めとした恩師と仰ぐ数名の方々や
会社員時代の上司からも 毎年元旦に年賀状を頂くのですが、
恐縮しながらも本当に有難く思っています。中には
「毎年デザイン画の年賀状を楽しみにしています。素晴らしい才能に感激しています」
というあたたかな言葉を添えて下さるかつての上司もいて
そんな時、本当にいい会社、いい職場で働かせて頂けたとしみじみ思います。
去年1年お世話になった破魔矢ほかを納め、また新年のご挨拶と
今年の破魔矢を頂くため自転車で氏神様の八王子神社へ向かったのですが、
なんと今年は破魔矢がすぐに売れてしまったということで、
宮司様が八王子神社と兼務されているという近くの熊野神社を紹介頂いたので、
今年はそちらに参りました。八王子神社からすぐそばにある熊野神社に向かったものの
沢山の方が並んでいたので 時々自転車で通っていたもう1つの熊野神社へ行きました。
(八王子神社では昨年1年の色々を感謝申し上げお札も納めさせて頂きました)
初めて熊野神社にご挨拶をし、破魔矢をもとめ、おみくじをひきました。
琴の音色が流れる中、宮司様から樽のお神酒を注いで頂き、
思いがけず色々なお話しをさせて頂く中、僭越ながら
私自身も古神道を学ばせて頂いたことなどをお話し申し上げました。
宮司様のお話しによると戦前までは現在私の住まう地域一帯を(かなりの広範囲)
こちらの熊野神社が全て管轄されていたという熊野神社の歴史にも触れることが出来
新年早々、有難いお話しも伺えほんとうに佳き日となりました。
こちらの熊野神社からほど近い場所に、天照大神に関わりのある神社があり、
時々そばを通る時に ご挨拶申し上げるのですが
こちらの神社も含め戦前までは熊野神社が管轄されていたそうです。
今年の干支年賀状 ↓
暁に四方八方弥栄と響く音霊ときの声
見ること 聴くこと 心のままに選び取り
発する言霊意識して 1つ1つ真心籠めて丁寧に
感謝と笑顔溢れる年にしたいと思います。
皆様のお健やかな日々をお祈り申し上げます。
2016年 元旦
こぼれ話し
自身の描くデザイン画で賀状を作成してから5年目を迎えました。
12月中旬、10分程で描き上げたこのデザイン画を見た時
どこか軍配の様にも見えたので
「軍配」について改めてウィキペディアで調べてみると、
「軍配とは戦に際して方角見極め天文を読んで
軍陣を適切に配置する」とありました。
軍配には「天文を読む」という意味もあると知りトキメキました。
というのも11月、宇宙と呼応し始めたのを感じる
1つのサイン(証)としてある星の名前が顕れ
今後その星と共に歩むことになりました。
プラネタリウムが好きを眺めるのが好きな私。
デザイン画と共に添える言霊も、
毎年描きあげたデザイン画を前にしてその時々に閃き
感じた言葉を賀状の上で表現しています。
今回ポンポンポンと出てきたのは
暁や曙という言霊であり、長い夜が明け
心願成就、幸せが四方八方に広がりゆくという
ヴィジョンが見え、どこからともなく聴こえてくる
明るい兆しの弥栄という音霊(おとだま)でした。
「ときの声」は「時の声」でも
「トキの声」でも(絶滅してしまったニッポニアニッポン)
如何様にも取れ、また取って頂いていいのですが
私の中に最初に浮かんだのは
士気を鼓舞する時の
威勢の良い「鬨(とき)の声」の方でした。
軍配のように見えたデザイン画と、
鬨(とき)の声とが思いがけず重なりましたが、
軍配や鬨の声は いくさを示唆するものではなく、
「今年は前に向かって自分の魂を奮い立たせよ」という
私自身への力強い
大いなる存在からの応援メセージのように捉えています。
皆様にとりましても
「暁に四方八方弥栄と 響く音霊ときの声」のような
実りある素晴らしい1年となりますように
※「申」の漢字の四隅から四方八方に広がる、
私の作品の特徴でもある渦巻き模様は
最初描いた時は末広がりの8つでしたが眺めていて
しっくりこなかったので更に8つ、
渦巻きを足し16にしました。
数冊持っている深田さんの
数霊(かずたま)の書籍によれば
「16」は宇宙エネルギーと
対応する強いエネルギーを呼び込む数であり、
しなやかでパワフルな数霊ということです。