イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

書籍を取りに 行きつけの書店へいざゆかん

2014年04月14日 17時54分00秒 | 日常のあれこれ

    入荷したという連絡を受け、行きつけの書店へと
              自転車を走らせる。

             3月から読書三昧な日々。
   この月は 新たに購入をする、ということでなく主として
     購入したものの 読みかけのままとなっていた
         やや年期入りの?本たちを中心に、
  また、読み終えてはいるけれど 今また 妙に気になり
         読みたいな、と 心動かされる本を 
    多い日で1日 3~5冊のハイペースで読んでいる。
 この場合、肝心な部分はゆっくりと、そうでない部分は(?)
       飛ばし読みをし ひたすら頁をめくる。
    共感した部分は マーカーで線を引いたりもする。

それらが一段落し、4月に入ると久しぶりに新刊を求めた。


  私の癒しの空間は 郵便局と喫茶店と書店である(笑)

~洞察力~ 感じ、受けとめ 想像する力        

2014年04月12日 19時10分00秒 | 日々思い感じること

001

        それは 瞬時に身につくものでなく

           我流に浸かり 耳ふさぎ 

 浅い【知】のまま饒舌に語りつくすうちは見えて来ず

  初心忘れず 勘違いせず 成長する、と心に誓い
 
      無知故の恥ずかしさを知り受け入れ 

        自ら手を伸ばし学ぶを始めた時
 

        いよいよ身につく生涯の宝なり


新作ミュージカル 『レディ・ベス』 

2014年04月11日 17時59分00秒 | ミュージカル

    舞台俳優さんのファンクラブのみならず、ファンクラブに
 入会している方々には きっと共感頂けると思いますが
    入会しているとは申せ、希望した日程のチケットが
     毎回確実に当選する、という保障はない為、
   チケット申し込み時はいつも不思議な緊張感があり、
        毎回 真剣そのものの私です(笑)

 というのも かつて、複数の希望日程を書いて投函した
    エリザベートやダンス・オブ・ヴァンパイアが
    ものの見事に全て落選したこともありました。
 その時ばかりは少しの間ガガーンと 落ち込みました。
 
     魅力的で素晴らしいキャストや演出、音楽、
舞台前から書籍も数多く出版されている 有名な物語、
   豪華な衣装も評判だった、どうしても見たかった
 エリザベートに至っては、いつもはそこまでしない私が
    この時は、どうしても諦めきれなかったので
 幾つかある可能性の中から 無理なく私が出来そうな
     2つの可能性に かけてみる事にしました。

 そのうちの1つは、東宝テレザーブへの電話でした。
 
朝~夕方の締め切り時間ギリギリ迄全く繋がらない中、
    半日以上、挫ける事なく、昼食も取らずに
  電話をかけ続けました。締め切り時間が迫る中、
     「もう無理なのかな・・・・」と思った瞬間、
  ようやく繋がりました。けれどホッとしたのも束の間、
   黄泉の帝王山口さんトートは既に完売し
用意可能なのは 同じくWキャストでトートを演じられた
   Uさんのチケットのみで用意出来るお席も
  うしろの方ということでしたが そちらも残り数枚
 ということでした。様々な面でどうしても観たかった
ミュージカル 『エリザベート』・・・・漸く繋がった電話、
    一瞬 迷いましたがやはり辞退しました。
  初めて観る エリザベートは やはり大好きな
      山口さんトートで観たかったので。

  そして最後・・・・一縷の望みをかけ 朝7時から、
帝劇内で行われるという抽選会に初めて参加する為
   早起きをし、始発に近い電車に乗りました。
気持ちは受験会場へと向かう受験生のような気分(笑)
  7時前に着いたにも関わらず 既に長蛇の列は

       グルッと帝劇を囲んでいました。
 出勤するサラリーマン達はこの異様な(?)光景に口々に
「何だ?何だ?何があるんだ?」と呟きやや怪訝な顔で
      足早にその場を通り過ぎてゆきました。

 くじ運はいいのですが、この時ばかりはここまでしても
 残念ながらチケットを入手する事は出来ませんでした。
 他にも入手方法はあった様ですが 私なりに頑張って
   ここまでトライしたので そ
の年の公演は潔く諦め
       再演に望みをつなぐことにしました。
    その後、何度か再演を重ねたエリザベート。
葉書を投函する日も自分にとっての良い日を選ぶなど、
   前回以上に 出来うる工夫をし 祈りを載せて
      往復葉書を出しました。結果は・・・・・・
複数枚のチケットが見事当選し、待ちに待った念願の
 山口さんトート閣下で 色々なキャストの組み合わせで
   何度となくエリザベートを観ることができました。
        本当に待った甲斐がありました。
    それは それは・・・・・・・・・感動しました

 昨年秋、ファンクラブの会報で 2014年春に
新作の舞台
      『レディ・ベス』の上演決定を知りました。

 いつものように手元にはキャストのスケジュール表、
     自身のダイアリーに、色の違うマーカー、
     往復葉書を並べ、毎回 枚数制限があり 
中々取りづらいと言われている土日は最初から外し、
観たいキャストの組み合わせ、自身の都合の良い日を
 先ずマーカーでチェックします。先述しましたように
 ファンクラブを通せば 必ず1枚は確実に当選する、
  ということではない為、お財布と相談した上で、
 複数の希望日程を書いて投函する事になりますが、
  この時、希望した複数の日程 全てのチケットが
      当選した場合も想定して、可能な限り
公演日と公演日の間を最低でも一週間以上あけるべく、
公演日がくっつき過ぎない様 最終的に日程を絞ります。

   やはり枚数制限のある初日や楽日は 舞台後、
 主役の役者さんの挨拶があるなど魅力的なのですが
   やはり枚数制限があり やはり中々取れないと
        以前 聞いた事があったので、
  普段は初日や楽日も外しています。今回の舞台も
      申込み可能枚数は1枚のみ、という
 枚数制限がありましが、若干チケットがお安かったので、
    駄目もとで、ある意味 本当の初日である 
プレビュー・オープンの(4/11~12)11日を希望した所、
       こちらの方もお取り頂けました。

    11日のプレビュー・オープンを皮切りに
 4月 5月合わせて(5月はこれから観に行きます)
     数回、色々なキャストの組み合わせで
   新作 『レディ・ベス』を観ることができました。

    11日、初日のチケットを入手できたものの
   久々の2階席に あ~と 思ったのですが
   今回 いつもとは少し違う舞台装置だった為、
最前列ということもあって 大道具の素材なども含め
全体をくまなく見渡す事が出来てとても良かったです。
 
 今回、チケット談義が長くなってしまいましたが
    『レディ・ベス』のチケット申込みにあたり
 思う所があったので素直な気持ちを表しました。

チケットを取る事はある意味細やかに神経を使い(?)
     そう楽なものではないということも
     ご理解頂けたら いいなぁ~と(笑)

005

   東京では(帝劇)5月24日まで公演がある為、
まっさらな気持ちでこれから舞台をご覧になりたい方も
       勿論 いらっしゃると思いますので
舞台に関する諸々の事はネタバレになる可能性も鑑みて
      その詳細は割愛させて頂きますが、
 東宝ミュージカル 『レディ・ベス』公式hpより一部抜粋し、
     (少し自分流な言い回しにアレンジして)
     ここに簡単に ご紹介させて頂きます。

 
 クンツェ&リーヴァイ&小池修一郎氏が手がける
      『レディ・ベス』は 16世紀イギリス、
  ヘンリー8世とアン・ブーリンとの間に王女として生れ
   のちに45年もの長きに渡り 英国女王として
偉業を成し遂げたエリザベスⅠ世がベスと呼ばれていた
 若かりし頃、母親違いの姉、メアリー女王との確執や
     ロビンとのはかない恋に焦点を当てた
  ちょっぴりほろ苦い、でも力強い新作の舞台です。
     (観終わった後、女性の皆さまは特に
   感じ入るものがあるように思わされました。)

 2013年、1年間 体調を整えるべく休養されていた
 山口さんは 今回ベスの家庭教師、ロジャー・アスカムを
    演じられました。多くの引き出しを持ち
これまでの豊かな深い経験値を、今回の舞台では
  少し抑えるような 若い主人公達を引き立て
     そっと見守るような 静かな演技に
     (と、私は、ですが そう感じました。)
           心奪われました。

 いつもそうなのですが、舞台中、自身の中から
       様々な想いが溢れ出てきます。

       今回ふと思ったことがあります。

人それぞれ何に重きを置き 何に対して価値を見出し 
    何を優先にするのかは、いうまでもなく
        本当に様々だと思います。
ご自身の中で大事なものを選んだ後は物質的な面で
     可能になるよう 折り合いをつけながら
    それらを可能にしていくように思われます。

      魂は無意識に 心豊かに 穏やかに 
そして健やかにあることを 実はちゃんと望んでいて、
      ある一言、ある物事をきっかけに
        本来の自分に気づき 回帰し、
   いい意味でスイッチが入り、目覚めてゆく。
    自分が本当は何を求めているのかを、
 時に心静かに ご自身のにたずねてみることは
        とても大事な気がします。

    ご家族と共に住まわれている独身の方、
独身で1人暮らしの方、ご夫婦もしくはお一人で暮らす
 お年寄りの方、既婚者でお子さんがいらっしゃる方、
ご夫婦2人で仲睦まじく暮らしていらっしゃる方等々・・・
 その家族構成や年齢によっても、何を大事に思い
優先にお金を使うのかは本当にそれぞれと思います。
  もしかしたら お子さんのいらっしゃるご家族では、
     何より 想い出作りを大事にされていて
   例え毎月のガソリン代が高くついたとして

  それを高いとは思われず、車で遠出をされ
たり
    貯金しながら年に数回、国内外を問わず
   素敵な思いで作りの為に家族旅行をしたり、
お子さんの将来を見据え、習い事にお金をかけたり 
        食生活を大切に思われたり、
       食べ歩きが大好きなご夫婦は、
     エンゲル係数に重きをおかれていたり、
   既婚、独身にかかわらず、自己投資できる
  環境にある方々は、ご自分の心身を労わる為に
 定期的にエステに通われ 至福の時を堪能したり
肉体をメンテナンスする為に定期的に癒しの空間で
 マッサージをして貰ったり、バリバリ働くOLさんは
 仕事帰り、美味しいものを食べに街へ繰り出したり
お気に入りの喫茶店で毎日大好きなドルチェとコーヒーで
         ブレイクし、心整えたり・・・・・

私自身優価値を見出しているものは何かな、と考えた時
 幾つかある中で 真っ先に浮かんだのは観劇でした。
  チケットはS席で12000円~13500円程ですが
    演じる事が大好きなプロフェッショナルな方々が 
   日々真剣にお稽古を重ねられ 開幕時には
   その集大成を舞台という素晴らしい空間で
    素晴らしい音楽、舞台装置、衣装etc・・・・
全てが見事に溶け合う瞬間に 客席という特別席で
  間近に拝見出来るということは 筆舌し難いほど
   素晴らしいひとときであり、心の栄養です。
      そうしたことを 改めて思った時 
    2時間半で13000円という価格設定は
     そう高いものではないと 思いました。

 形として残る物に価値を見出す方々からすると
   もしかしたら 「え~、高いよ」ということに
   なるのかもしれませんが、世の中には
 形の残らないものを生業とされる方々も多く、
    ご自身のお考えの中で 誇りを持って
   その価格設定をされているとお察しします。
    広義の意味で、ヒーリングのお仕事に
   携わっていらっしゃる方々は だいたいが 
   1時間 1万円~1万5千円の価格設定を
       されているように思います。
  すぐにその場で効果が出なかったとしても、
     その方を信頼し、そこに癒しを感じ
施術家が設定した価格に納得されているからこそ、
リピーターとして訪れる方々がいらっしゃると思います。

   スクリーンに映し出される映画からも勿論、
   色々なことを受け取り、感動を頂きますが、
  生きているキャストが目の前で 表情豊かに
  イキイキと動き、ほとばしる汗や涙を見る時、
     舞台ならではの醍醐味を感じます。
    好きであることも キライであることも
   感動するにも そこに理由はありません。
        ただ心が動かされる・・・・

  私は山口さんのファンクラブに入ったお陰で
  折に触れ 舞台を観に行くようになりました。

  山口さんご出演の舞台で 初めて観たのは、
アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」でした。
この時 ライブの良さを身を持って体感致しました。

       心潤してくれる大好きな舞台。
      これからも せっせと往復葉書を
        書き続けると思います

   皆さまも 機会がございましたら、また、
何故か理由なく とても気になるのよね・・・・という
舞台がありましたら、そしてそれがいつまでも頭から
離れなかったらそれは もしかしたらあなたにとって
 必要で大事なヒントが鏤められている舞台であり、
あなたの潜在意識から贈られた素敵なギフトであり
    大事ななサインなのかもしれません。

意識して 見よう、聴こう、頑張って取りに行こう!と
しなくても何故か繰り返し自然に目に入ってくるもの
 何度となく聴かされるものというのは、紛れもない
 あなたにとっての大事な必然のように思います

         今回チケットを取るにあたり、
     最近は殆ど会うこともなくなっていた
イギリスや貴婦人、美しい物を愛してやまない友人の顔が
    浮かびましたので、「もし、興味があれば、
 確実に取れるかどうかは定かではありませんが」と
    お声かけした所、是非、ということでしたので
    予め私の方で絞り込んでおいた4月5月の
       複数の日程から選んで頂いた所、
  4月を希望されました。(チケットは全て当選しました)
 舞台後、ご自身が感じられた思いをあまりお話しに
   ならなかったのですが 後日、彼女がUPされた
       facebookの記事を拝見した所、
      実はミュージカルがとてもお好きであり
   更にはイケメンがお好きであり、今回の舞台で
      ある俳優さんに心ときめかせながら
 ご覧になっていたと知り 「へぇ~そうだったんだ」と
          意外な驚きがありました。
   彼女はこれから帝劇にちょくちょく通いたいと
書かれていましたが、ある俳優さんを応援したいとも
      書かれていたので、もしかしたら、
     その方のファンクラブに入会する日も
         近いのかもしれませんね。
        流石 交友関係の広い彼女。
  ご近所さんに帝劇ツウな方がいらしたそうです。
 これからはその方と共に頻繁に(?)帝劇に通われ
  ワクワクしながら それぞれが沢山の想いを話し
     多くの感動を共有されることでしょう。
   様々なことを ご自身の視点で 常に冷静に
判断される彼女。『レディ・ベス』 感動されたようで
     お声かけさせて頂き良かったです。

002
         ↑ プログラム 2,000円

プレビューオープン時、こちらのプログラムは購入したのですが
数か月続く公演では途中 新たに舞台写真が組まれた
  プログラムが発売されることが多い為、4月30日に
帝劇スタッフに確認した所、近々発売されると聞きました。
 いつもは帝劇内の売店で、舞台に関する雑誌など
       見たり購入したりするのですが、
 4月は売店に立ち寄らなかった為、5月は立ち寄り、
改定版のプログラムと共に、発売されたばかりの雑誌を
          購入したいと思います。


 7月 大阪、8月 福岡、9月 名古屋にて上演


001

   4月30日、チケットの半券を切る際、思いがけず、
↑こちらの非売品のA5サイズのモノトーンの上品でシックな、
Wキャストのベス2人のお顔入りのクリアファイルを頂きました。
               ワーイ

この企画の事は舞台が始まる直前に知ったのですが、
G.W第1弾 特別企画として4月29日と30日の両日
    全員へのプレゼント企画だったそうです

   帰宅して 『レディ・ベス』の公式hpを見た所 
2014.3.20の日付で【ゴールデンウィーク特別企画】として
    ~終演後 イベント開催のご案内~の頁が
         確かに公開されていました。
 ファンクラブでのチケットの申込み時は、半年程前なので、
 この様な企画があること自体分からないのですが、
 プレビュー公演、4/13~5/24の公演の中で
    限られた僅か7日の特別企画の日程を
   ちゃんと選んでいたことは本当にラッキーで
     自分をほめてあげたいと思いました

 因みに第2弾は5/1&3
 Wキャスト ロビンのクリアファイル
第3弾は5/4、5、6Wキャスト ロジャー・アスカムのクリアファイル

       とありました。折角頂けたので
 贅沢を言ってはいけませんが、やっぱりアスカム役の
    山口さんのクリアファイル、欲しかったなぁ~。

    主役のベスを演じた お二人の俳優さん
それぞれ全く異なった持ち味を活かされていました。
個人的な感想ですが私は平野さんに魅了されました。

今年11月12月に舞台 『モーツァルト』で井上芳雄さんと共に
   主役のモーツァルトを演じられる山崎さんも若々しく
 情熱的なヒロイン、ロビンを演じられていらっしゃいました。

かつて宝塚では歌の妖精と定評されるほど歌唱力のある
    涼風さんの どこまでも伸びやかな歌声は
          本当にうっとりしました。

  『レ・ミゼラブル』ではかつて、ファンティーヌを演じられた
   今回 アン・ブーリンのお役をされた和音さんの
    静かに胸の奥底にいつまでも響き渡るような
         美しい歌声に癒されました。

    (舞台CDも発売が決定したようです