
これも一度聴いたら耳から離れない曲であり、声であり、歌詞です。と書きながら、私はこの曲を何度聞いたかわかりません。

あの頃、「エア・チェック」なんて言葉があったり、短波放送を聴くのがはやってたり、ラジオはちょっとしたブームでした。中学生はほとんど深夜放送聴きながら勉強?してました。

かすかな記憶をたどるなら、岐阜放送で「つぼいのりお」がやってた番組でかかった・・・いやこれはかなり曖昧なので違うかもしれません。つぼいのりおはこのエリア(岐阜県辺り)では当時ものすごい人気でした。個人的にはあのえげつなさにちょっとついていけないところがあった気がしてます。

話がそれましたが、この曲と「グッド・タイム・ミュージック」は私の中では外せない名曲です。いつだったか小田和正が、自分が影響を受けたミュージシャンを招いて共演するという番組をTVでやってて、斉藤哲夫が登場しました。彼は本当にありがたそうに出てきて歌ってました。小田和正が斉藤哲夫の歌を高く評価しているという話はいい話だと思います。

アラウンド50にとっては目頭が熱くなってしまいそうな気もしますが、そういう曲こそ力に変わるので、これは苦しい練習やフルマラソンの35km過ぎには大きな力になりそうです。

2002年に出た「フォークソング・オールスター」というCDを持ってます。これは「誰もが口ずさめるフォークの名曲をなんと最新録音で堪能できるという、スペシャルな1枚」というコンセプトだそうで、要するにオリジナルの音源ではないです。
WEBで探すという時代ではまだなかった(Wikipediaによれば米国amazonのサービス開始が1995年7月、日本のAmazon.co.jpのオープンが2000年11月だそうで、2002年はまだ本だけだったんじゃないでしょうか)ので、CDショップをいつも探して、挙句ようやく見つけたのがこのCDでした。収録曲はたしかに名曲揃いではあります。
※オリジナルのジャケットです。かかっているアレンジも「古めかしい」からこれが発表時の音源なのでしょう。自分のイメージとは少し違ってましたが、なんせ35年!も前の曲ですもんね。長い間心に引っかかってたことが1つ解決しました。
※作詞・作曲:斉藤哲夫 1973年CBSソニー移籍2nd.アルバム『バイバイ グッドバイ サラバイ』ということのようです。