MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

遅ればせながら今年(2014年)の福岡国際マラソンの感想

2014-12-17 | レース観戦・応援
パトリック・マカウ

 先週の福岡国際マラソン。
 一番の衝撃は、もちろんパトリック・マカウだ。マカウが出てるなんて知らなかったものだからびっくりした。1年8カ月ぶり、膝の怪我からの復帰戦に日本・福岡を選んでくれてうれしい。間近でその走りを見れた福岡市民の皆さんがうらやましい。
 今でこそ世界歴代4位になってしまったが、あの皇帝と呼ばれたゲブレシラシエを破りしかも世界記録で優勝を飾ったベルリンの衝撃は今でも忘れない。
 さらにその特徴的な走りが、NHKの番組で明らかになり、一時期、その走り方を真似(正確にできるはずもないが)していた。
 ジョギングみたいな走りで、悠々と優勝を飾った。

藤原正和

 今や藤原と言えばアラタではなくマサカズとなってしまった!(藤原新、どうした!)
 そのくらい藤原の走りはアグレッシブだった。
 ただ、9分そこそこのタイムでは世界とはとても勝負できない。レース展開的にも先頭でねばれないのでは優勝の可能性がない。目標が世界なら、もう一皮むけてチャレンジしてほしいなあ。

セルオド・バトオチル
 
 同じようなタイムとはいえ、初の9分台に乗せPBを更新したモンゴルのバトオチルのレースっぷりにはグッとくるものがあった。最後はあっという間にマカウに引き離されたが、丁々発止の勝負を繰り広げたことは大きな自信になったはずで、次回のレースも楽しみだ。
 あえて言えば、やっぱりここに川内がいてライバルであるバトオチルと争ってくれていたら、マカウにも食い下がるような展開もあったかもしれない。そう思うと残念でしかたない。

宇賀地強

 自己ベスト更新とはいえ9位で2時間10分50秒というのは全くインパクトがない。レインボーマンのごとく「ケニアの高原で修行してきた」という話だったので期待してたのだが・・・

行けレインボーマン


 でも、箱根をにぎわせたスター選手たちが実業団に進んでまったく表舞台に出てこない印象がある中、宇賀地の積極性と高い志には敬意を表したい。
 何かのきっかけで大化けする可能性もないではないし期待したい。
 柏原、窪田、村澤、服部翔太、設楽兄弟。彼らの走る姿はいつになったら見れるのだろうか。

 ところで、宇賀地も二軸走行だった。

中本健太郎

 初優勝を目指していたということだったのでレース前の体調や調子は悪くなかったのだろう。でもそういうときに意外と落とし穴がある。今回はそのパターンか。いつもの中元と違ってずるずると引き離され、終わってみれば選手人生初のベスト10圏外に沈んだ(2:11:58の12位)。ゴール後、少し足を引きずってるように見えた(気のせいかもしれない)。
 「いっぱいいっぱいだった」というコメントを残しているようだが、タイム的には彼の記録の中でとんでもなく悪いというわけでもない。ときおりこんなタイムで走ることもあるのが中本というランナーだ。
 あるいは世界大会の行われる暑い時期に強いというのはよく中本を評して言われることなので、逆に冬に弱いのかもしれない(けれど彼のベスト2:08:35は2013年2月の別大で川内とのデッドヒートの中記録したものだ)。
 彼もまた川内の復帰を期待してる一人かもしれない。

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