ご存じ人気の クリスマスローズ。我が花畑にも、咲きだしたので、花瓶に一茎。
堅いつやのある葉とうつむいて咲く花が印象的です。
キンポウゲ科ヘルボルス属の常緑植物。ヨーロッパが原産です。
名前の通りクリスマスの頃に咲くのは、ヘルボルス・二ガー という白花。
クリスマスの頃、薔薇のような美しい花を咲かせることから名づけられました。
うつむかず、横向きに咲きます。
一般には、この種以外のものもひっくるめて、クリスマスローズと呼んでいます。
だから、2月頃に咲いていても、クリスマスローズ。
おしべの周りを囲むようにあるちいさなもの。これが、ほんとうのクリスマスローズの花です。(上左 では影になって黒く見えます。右画像では黄緑に見えています。)
ハナミズキなどと同じように、花に見えるものは、がく片なのですね。
本当の花は、今回、初めて見ました!
2月頃咲いているのは、クリスマスローズ ヘルボルス・レンテンローズ です。
クリスマスローズは改良が盛んで、多くの美しい形や色の花が誕生しています。
店頭でうっとり。ああ、でも、ちょっと手がでない・・・・。
「・・・数のひとつになさってください」
以前、素敵なストールをおみやげにいただいたとき、添え手紙にあった言葉。
押しつけがましくなく、自然体で、そこはかとなく相手へのおもいやりにあふれていて、感心してしまった。未熟な私の辞書にはまだなかった言葉。
「いえいえ、数のひとつだなんてとんでもない。私のとびきりの一枚にさせていただきます」
事実、そんなに物持ちではない私は、そういって大切に使っている。
軽やかな色糸を連ね綴じてあるので、春先の今頃になっても、ほどよいあたたかさで重宝している。
春一番が吹き荒れた日、首に巻いて買い物に行った。強い風のなかで、ふわっとやさしいあたたかさが襟元を包んだ。
心が内側に向いてちぢこまっているこの頃、数のひとつどころか、私にとって極めつけの一枚は、心を外に開ける元気を湧かせてくれるような気がする。
以前、素敵なストールをおみやげにいただいたとき、添え手紙にあった言葉。
押しつけがましくなく、自然体で、そこはかとなく相手へのおもいやりにあふれていて、感心してしまった。未熟な私の辞書にはまだなかった言葉。
「いえいえ、数のひとつだなんてとんでもない。私のとびきりの一枚にさせていただきます」
事実、そんなに物持ちではない私は、そういって大切に使っている。
軽やかな色糸を連ね綴じてあるので、春先の今頃になっても、ほどよいあたたかさで重宝している。
春一番が吹き荒れた日、首に巻いて買い物に行った。強い風のなかで、ふわっとやさしいあたたかさが襟元を包んだ。
心が内側に向いてちぢこまっているこの頃、数のひとつどころか、私にとって極めつけの一枚は、心を外に開ける元気を湧かせてくれるような気がする。