新川千本桜プロジェクトが進められている遊歩道の、ここは三角橋寄りです。
わかりにくいですが、運河の正面奥に架かっているのは総檜の橋です。手触りも良く、渡るたびにヒノキの香りがして、贅沢な気分。
石積みされた岸には、ボラの稚魚が集まって藻をつつき、
石積みが少し広い場所では、カルガモたちが羽繕い。
檜の橋を渡った所です。 ん、ここは大川端か? 江戸情緒を演出していますが、
まだ新しすぎて趣に欠けます。でも、何年か経ったなら!
本当はもう一度カワセミに会いたいと思って出てきたのでした。
もう諦めて、ここから戻るしかないか。
~~と思ったとき~~
川面を斜めに横切るようにヨシの間や石垣に止まりながら、さーっとカワセミが現れ、
先日見たスポットの方へ飛んでいきました。
ああ、ラッキー。来た甲斐がありました。
花畑までもどってくると、花畑仲間のkさんがいたので、うきうきとカワセミに出会った感動を話すと、
「ああ、カワセミはね、いるんだよ」とあっさり。
「石垣の下に、ボラの稚魚らしきがたくさん、藻をつついていて、その中に変わった子が一匹いたのよ。黒く細長い魚なんだけど、白っぽい縞が入っているの」
「それは黒鯛の子だね。前には大きな黒鯛だってこの辺にいて、俺ら釣ったんだから」
70半ばのkさんは、釣りをしていたので、ここらへんの川にはめっぽう詳しいのでした。 (10/3)