もちろん、ツタに花が咲き、実がなることは知っていました。
いわゆる夏蔦ーー、紅葉し、冬には葉が落ちるツターーには。
でも、こちらのツタに花が咲いているのは見たことがなく・・・、アイビーとか、ヘデラ(オカメヅタ)のことですが・・・。
長らく観葉植物のみの印象で接してきたので、花が咲くと言うこと、すっかり忘れかけておりました。
つい先日、新川遊歩道へ行く途中、あるお宅の門柱を上り繁茂している小型のシロオカメヅタ?に、花だか実だかがついているのを見つけました。
(先端にとんがりが出ているので、若い実のようです。)
オカメヅタはウコギ科。なるほど、ヤツデのような花の形。
夏蔦に対して、こちらは常緑なので、冬蔦と呼ばれています。
ここで、後ひとつ知りたいことを思い出しました。
ツタではないのですが、観葉植物のポトス。
「ポトスに花は咲くのだろうか?」
と、これが私の永年の素朴な疑問なのです。
だって、家のポトスときたら、10年も見てきましたが、一度も花をつけたことが無いのです。そして、よそのポトスが「咲いた」というお話も、まったく見聞したことがありません。果たしてどうなんでしょうか。
ツタの家の近くの路地に、夏の忘れ形見のように咲いていた西洋朝顔.。
お口直しに、どうぞ。
Sさんが案内してくださった西葛西の、道路沿いの民家によじ登る花。
普段は、植木鉢に小じんまり収まったこの花しか見ていない者にとっては
感動でしょうね。
自然の中では、こんな風にのびのびと蔓を伸ばし、生長している見本です。
よかったねえ。ブーゲンビリア。
都会の片隅の民家の表庭に場所を得て、屋根まで伸びて、
まだ花をつけています。
以前、西伊豆の熱帯植物園で見た木に近い繁茂の仕方。
南アメリカ原産。オシロイバナ科。
この花がオシロイバナの仲間だってこと、改めて思い出しました。
鮮やかな花びらのように見えるものは苞葉で、
その「花」の中心部分に、本当の花があります。
☆ 同じ仲間のオシロイバナ。