「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

道三湯 ~~~「いい旅 夢気分」 山吹味噌

2010-04-29 | 99歳Umeさんの軽井沢物語

昨日28日のtv「いい旅・ 夢気分」は、軽井沢が出ましたので、見てみました。
渡辺惇一さんと高田万由子さんの軽井沢ーー小諸への文学散歩の旅。
その中でも、印象深かったのは、山吹味噌でのシーンでした。
いろいろなお味噌汁の試食が出来るのですが、自分で、鰹節をけずり、味噌を淹れて熱い湯をそそぎ、即席の味噌汁を味わえるのです。
いわば、味噌汁の原点みたいな食べ方。
「道三湯と言います」
お店の方が言いました。
どうさんゆ!」もはや忘れかけていた、温かい言葉に巡り会ったのでした。
子どもの頃、風邪を引くと、よく母が作ってくれたものでした。
たくさんねぎを刻み、鰹節とおろしと味噌を合わせた熱々の飲み物。
身体の芯からあったまったような気がしました。
今のような暖房など行き届かない、寒いさむい軽井沢の冬を乗り切る知恵だったのでしょう。
あとで、妹にきくと、「風邪引くと飲まされたよね。うちのは、おろしも入っていたよね」と。
どんな字を書きどんないわれのあるものか、全くわかりませんでしたが、あれは、母の育った小諸由来のものだったのだと、初めて知りました。
熱々のしょっぱく辛い、あの味わいを、もう一度試してみたくなりました。

コメント (6)
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