国民栄誉賞を長嶋茂雄・元巨人監督と松井秀喜・元巨人の師弟の受賞が決まりましたね。
長嶋氏以上の成績を残している選手もいる。
ふたりは国民の心をガッチリつかんだ、記録ではなく記憶に残る男だった。
これを聞いて、嬉しいですね。国民栄誉賞を受賞する人たちは、
当然ながら皆にそう思ってもらえる人たちですね。
故人に贈ることも多いので、ぜひ、生存中に贈ってほしいです。
松井秀喜氏は一番の思い出との質問に、
甲子園での5打席連続敬遠でも、ワールドシリーズのMVPでもなく、
「長嶋監督と2人で素振りした時間」だったと」
期待に応えたい人がいる。つかんだ栄光を捧げたい人がいる。
麗しい師弟の姿を1日、2日のTVで見ました
「寅さんの伝言」というコラムがありましたが、31日で最終回でした。
17作で演じた岡田嘉子の台詞:
「私、このごろよく思うの。人生に後悔はつきものじゃないかしらって。
ああすればよかったなあという後悔と、もうひとつは、
どうしてあんなことしてしまったんだろうという後悔」。
恋人とソ連に逃避行した彼女の波乱の人生を思えば言葉は、がぜん、重くなる。
寅さんシリーズは人生の機微と至言にあふれていた。