上手に年を重ねる秘訣
食べるのが好き
夫が亡くなって30年。ずっと1人暮らし。
1人分の食事を作るコツは「いつも全品を作らない」こと。
副菜は保存食も使い、一番食べたい主菜を作ります。
太り過ぎは不健康ですが、医師から「病気への抵抗力は、
「痩せすぎよりも小太りがいい」と。美味しい物は人を笑顔にします。
たくさん料理したり、美味しい菓子を取り寄せたりした時は周りの人に、お裾分けも。
私の場合、「食」への好奇心が人間関係も豊かにしてくれています。
書くことの幸せ
書くことは、心を表す”自己表現の場”であり、生きる上で大きな支えになります。
今も新聞や雑誌に連載などを書いていますが、見たこと、感じたことを書くには、
丁寧に見ないと感じるものがありません。年をとると、その丁寧さを失いがちです。
数年前、脳のMRI検査をしたのですが、一般的な70歳よりも元気に機能しているそうで、
医師からは「新鮮な気持ちで見聞きする姿勢が、脳を若く保たせているのでしょう」と言われました。
質問: 毎日、日記を書いているのでしょうか。
答え: 実は、私は日記が苦手。戦争中に召集された夫から留守中の記録を頼まれ、
戦後までの約1年だけ書きました。
今では、毎年8月15日にそれを読み返し、すいとんを料理するのが私の年中行事です。
人間関係の貯蓄
充実した暮らしに欠かせないもの
友達に会うと刺激を受け、心も脳も生き生きします。
時に私を守ってくれる人間関係は財産であり、元気の源です。
夫が60代の頃から、わが家で「むれの会」という勉強会を開いています。
もう40年来の付き合いで、10人ほど集まって国内外の歴史や文化などを学びます。
夫が残してくれた友好関係が、今も続いているのです。
新しく出会った人でも、「悪い面ではなく、いい面だけを見る」と、
仲良くなれるでしょう。
私が心がけていることは、自分の寂しさや孤独を紛らわすために、
相手に寄り掛からないこと。
自分が自立(自律)しているからこそ相手の幸せを願い、
寄り添うことができると考えています。
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吉沢久子さんは、脳も70歳レベルで実年齢より20歳くらい若いのですね。
脳のMRI検査をしたら、私はどんな結果になるのでしょうか・・・
ブログを書いているので、観察力などは鍛えられてきているとは思うのですが。
5ヶ月ほど前に身体の検査をした時、筋肉や体脂肪等、実年齢より5歳も多かった
今は筋トレで、すこしづつ、改善されています。
これを読んで、自立した生き方を、少しでも真似たいと思いました。