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季節に挨拶:俳句

2021-05-22 10:21:20 | 俳句の練習

KODOMO 俳句 新聞記事から。

選者: 高柳克弘

季節にあいさつしよう

俳句はあいさつの心をもって詠むものといわれます。

めぐりくる季節を「こんにちは!」と迎える気持ちが大切。

吹く風や流れる雲、草木や動物たちの命が、キラキラと

輝いてみえる句を読みたいですね。

     

   たんぽぽと顔を上げると青い空  小学6年生

ちょっと落ち込んだ時に、この句をくちずさんでみると、元気が出そう!

 

    花ごろも一年一度の晴れすがた  小学校5年生

「花ごろも」は、花見にいくときの特別な装いのこと。

   

   菜の花を勉強机にいけてみた  小学4年生

「いけてみた」でとどめて、そのあとの気持ちを略しているのが、

この句のうまさ。季語の力をぞんぶんに活用した一句。

 

よい句ってどんな句?

日常の言葉 別の言い方で

 

「本」と「書物」は同じ意味だけれど、「書物」はちょっと

堅い感じ。言葉の印象の違いに敏感にあなるのが詩人への

第一歩です。

たとえば風が吹くとか靴をはくとか、当り前に使っている

言葉を、別の言い方に変えてみましょう。

言葉のセンスが磨かれますよ。

~~~

俳句の先生から会の代表に連絡のメールが届き、

「いつも楽しく、講師冥利に尽きます」と書かれてありました。

気さくな先生なので雑談なども和気藹々で楽しいです。

(わきあいあい って、難しい漢字!)

先生は、良い俳句が思い浮かんでも、後から全く思い出せないって、

私たちと同じでした。

短歌も詠まれる。短歌を考えている時は俳句は考えられないと、

誰でも一度に、あれこれできませんね。

 


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