実家じまい 早めに家族と話し合って
松本明子さんの記事を読みました。
この件はTVで、彼女が話しているのを1,2度見たことがあった。
よくTVを見ている人はこのことを知っていると思う。
それを聞いた時、ビックリした。
このことを本に書いてベストセラーになったそう。
明子さんは、両親を東京に呼び寄せたので、香川県の実家は、
空き家になっていた。お父さんが亡くなる前、「実家を頼む」。
この言葉が重くのしかかり、「実家を維持しよう」と決意。
税金、光熱費、保険、雑草駆除等の経費が約1千万円、
リホーム費用が600万円。東京から通う費用など。
仕事に追われて実家じまいは後回しになり、
25年間で1885万円もかかってしまった。
専門家に実家を査定してもらったら200万円。
更地にする費用を調べたら300万円。ダメ元で、
「空き家バンク」に申し込んだら奇跡的に、
ふるさとで暮らしたい70代のご夫妻が空き家を探していた。
ほっとしたのもつかの間、
実家にはたくさんの家財道具や骨董品などが残されていた。
一週間以上泊まり込み、自分で仕分けをした。
お父さんの本2千冊は古本屋を回ったけれど、
ほぼ引き取ってもらえなかった。
去年、Aさんも似たような話をしていた。
市内にマンションを所有していた。自宅は他にある。
Aさんはお稽古事の先生で、そのマンションは月に
何回か教室としてのみ使っていた。約20年間と言っていた。
マンションなので修繕積み立て費、管理費その他、
明子さんと同じような経費が掛かる。
月にすると約5万円位と言っていた。計約1200万円。
買っ時時は、このマンションに住んでいたのでしょうが、
家を買ったので、マンションが空いたのでしょう。
去年、マンションを売ってホッとしたって。
家やマンションって、住んでいるなら良いけれど、
この様な状態なら、私なら即、売りたいと思う。