ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

昔の仲間からの電話がうれしくて ~春爛漫を散歩~

2024-04-14 | 散歩

突然携帯に、昔の仲間の声が飛び込んできました。
「〇〇です。元気ですか。」
彼と話すのは確か10年ぶりです。声は昔と
全然変っていません。
友人と一緒に、車であちこち名所旧跡巡りを
しているようです。
     
彼と職場が一緒だったのは1年だけでしたが、
一緒に飲みにいったり、休日に都内の名所に
でかけたりしました。
懐かしい思い出がよみがえります。
     
「これから、
退職後田舎に帰った〇〇さん
訪問するんです。覚えているでしょう、
あの人ですよ」                               

忘れたりしません、みんなかつての仲間です。
それよりも、私を忘れずに電話をかけてきて
くれるなんて、もう最高のサプライズです。
たった数分のやりとりでしたが、久しぶりの
「喜び」を味わうことができたひと時に
なりました。

おかげで、なんだかうきうきした気分になり
ながら、足取りも軽やかに地域散歩です。

  
春を謳歌するように咲き誇っていたソメイヨシノも、
今や葉桜です。
ちょっと寂しいなどといった感傷めいた気分など
どこへやら、桜が春を高らかに宣言してくれた
おかげで、今や百花繚乱といった風情です。
まさに春爛漫です。



ベニバナトキワマンサクは、まるで樹全体が
房をまとったかのようにピンクの花でいっぱいです。





ハナカイドウやツバキはそろそろ終わりでしょう。
上の大きなツバキの花は終わりかけなのか、
これから開くのかわかりませんでしたが、
エレガントな帽子のようで面白かったので、
写真に撮ってみました。



ツツジが盛りを迎えていますが、ドウダンツツジは、
派手なツツジやサツキの花とは打って変わって、
白い釣鐘のような小さな花がかわいらしい花です。
ほっとしますね。





上の一枚目はツツジですが、2枚目はシャクナゲです。
シャクナゲの花ももう咲き始めているんですね。
まるで、花が競って咲いているかのようです。



桜に代わって通りを彩るのはハナミズキです。
あっという間に咲きだしました。





あちらこちらで、こんもりと花をつけてるのは、
モッコウバラです。
花を見て、ここにもあったのかと気づきます。


    
ヒサカキは花が面白い形をしているのですが、
葉の付け根や小枝にびっしりと小さい花をつける
せいか、逆にあまり目立たないようです。





野草にもいろいろな花が見られます。これは
フッキソウです。
冬でも緑の葉を絶やさないところから、
家族の繁栄になぞらえて冨貴草と呼ばれる
という説があるそうです。



こちらはセイヨウイワナンテンです。
葉の付け根から小さな花が垂れ下がっています。



ちょっと派手目ですが、ベニバナツメクサという
のだそうです。60センチくらいの高さがあり、
穂状に紅色の花をつけています。シロツメグサの
仲間です。



花壇に目をやると、色とりどりの花が目につきます。
これはフリージアのようです。
通りかかった方に教えていただきました。



これはダッチアイリスというアヤメ科の交配種の
ようです。名前が間違っていたらすみません。
とにかく、立ち姿がきれいです。



この面白い形の花は、シラーベルビアナ(オオツルボ)
のようです。



定番のオステオスぺルマムです。キク科です。
いろいろな色の花がありますね。



これはググるとバクヤギクとでるのですが、
たまたま花壇をあれこれ見て回っていた方に聞くと、
リビングストンデージーではないかとおしゃって
いました。どちらなのかよくわかりません。

ともあれ、次々と花を咲かせる光景は、
まさに春爛漫ですね。

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カタクリが静かに咲いていました 

2024-04-09 | 散歩

1週間ほど前ですが、カタクリを見に行ってきました。
都内には、カタクリの群生地はそう多くはないようですが、
その中の一つに、清瀬市の「
中里緑地保全地域」があります。
市のHPを見ると、コロナの影響もあるのか「自由鑑賞」と
なっていました。ガイド役の人は誰もいないのかもしれません。

ところが、群生地に行ってみると、保全活動をしている
ボランティアの会の方が待機していました。
聞いてみると、会のメンバーが期間中交代でつめている
とのこと。頭が下がります。
   
お話しをお聞きした方は女性の方で、私よりも
年上のようです。とにかく元気です。
話は、カタクリのことだけではないんです。
絶滅が危惧される植物のことにも話が及び、
近くの大学の薬用植物園で撮ったという貴重な
写真まで見せてくれました。
さらに小学校から頼まれ、子どもたちに、小川で
魚を取る時は、足をこうしてと話して喜ばれたと、
もう熱いです。煽られっぱなしでした。
さて、肝心のカタクリです。カタクリは、
特に保全地域の斜面に多く咲いていました。






カタクリは、曇りや雨の天候では、花を開かず
閉じたままになることが多いそうです。
今回はうまい具合に花を開かせていました。


      

      













群生とはいっても、びっしり咲いているのではなく、
ちょっと間をあけて咲いています。
しかも、うつむき加減ですので、カタクリの上品で
気高い感じをなかなかうまく撮ることができません。
頑張ってみましたが、やはり難しいです。





数輪、道際に咲いているカタクリがありました。
ちょっと失礼して、下から覗かせてもらいました。
模様が素敵なんです。

もちろん、周囲はカタクリだけではないです。
春の山野草の花が顔を出していました。
お天気が寒かったり暖かくなったり、一定しませんが、
いろいろな花がしっかり季節を彩っていました。


   


レンギョウです。





ウスベニアオイです。





クサイチゴです。



シャガです。



ツルニチニチソウです。





ムラサキケマンです。





ヒメオドリコソウです。
どの花もしっかりと咲いていました。
いつもこうした花が私たちを和ませて
くれています。
世界が平和でありますように!

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春といえば桜 桜といえば淡い白 ~練馬高野台の桜~

2024-04-05 | 散歩

ソメイヨシノの開花が進んでいるにもかかわらず、
曇りや雨の日が続いています。
青空のもとで咲きほこる桜を期待していたのですが、
このままでは、お天気に恵まれないまま桜が散って
しまうのではないか。そんなことを心配していました。

昨日(4日)も曇りでしたが、空は明るさを取り戻し、
晴れ間も少しだけのぞきました。
チャンスとばかりに、練馬高野台駅近くの石神井川沿い
に植えられた桜を見に行ってきました。
ここは穴場スポットと言っていいところだと思います。



散策するにはちょうどよいお天気ですし、
結構桜を楽しむ人の姿がありました。
川沿いのベンチでは食べたり飲んだりしながら
談笑する人たちも。













川の両側から、覆いかぶさるように咲いている
桜の光景です。5分咲きから7分咲きといった感じです。
花びらが舞い落ちることもなく、ちょうどいい風情です。
青空の代わりに、川が桜を引き立ててくれているようです。











一本の大きな桜の樹には、やや大きな鳥が枝から枝、
花から花へと飛び回っています。
もしかしたらヒヨドリかもしれません。
おそらく樹の周りに落ちている花は、鳥が啄んだ花
だろうと思います。



川幅が広くなっている、石神井公園方向へと
歩みをすすめました。

















すると視界が大きく広がり、土手の道沿いの桜並木が
目に飛び込んできました。
川面を覆う桜もいいですが、川の両側の土手を整然と
彩る桜もまた、素晴らしい風情です。
むしろこの光景が練馬高野台の桜の「推し」かもしれません。



川には、シロサギの姿が。
餌をさがしているというより、
のんびり羽を休めているという感じです。







間近に見るソメイヨシノの花。
淡い白色(しろいろ)。気品に満ちた花。
数枚の花弁(はなびら)にも、趣を感じる花。

人の心を揺り動かすそのあり様が、
春と言えば桜とされる所以なのかも
しれません。

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ありのままに自然を楽しみましょう ~地域散歩~

2024-03-28 | 散歩

このところ冷たい雨の日が続きます。
   
しかも、まるで冬日かと思うほどに冷え込む日もあり
、これではソメイヨシノも、花を開こうにも、
蕾をすぼめるしかないかもしれません。
  
ところで、春の長雨を表す言葉には、
春霖(しゅんりん)、菜種梅雨などの言葉が
あります。正直のところ、趣を感じさせる言葉は
ともかく、東京では一体ソメイヨシノはいつ開花に
なるのか、なんとも落ち着かない気分です。

もちろん雨の日ばかりというわけではありません。
雨の合間や晴れた日、例によってカメラ片手に散歩です。

いつも手入れが行き届いている施設の花壇に
カメラを向けていた時のことです。
突然うしろから声がありました。

「いつもきれいな花を撮ってくださってありがとう
 ございます。」
声の主は、以前、白壁に沿って組んだ支柱に、
ノイバラを這わせ、葉の緑と実の赤の素敵な光景を
つくられていた方でした。
あわてて、勝手に撮ってすみませんとお詫びすると、
「花も喜んでいると思いますよ」と、うれしい言葉を
続けてくださいました。


私がカメラを向けていたのは、白いハナニラの花です。
そのハナニラと、黄色や紫などのパンジーとの取り合わせが
とても素敵な光景をつくっていたからなんです。
ハナニラは自然に増えたのではなく、毎年花壇の各所に
植えておられたそうなんです。
手をかければかけるほど、花もそれにこたえてきれいに
咲いてくれるんですね。改めて実感させられました。









花壇だけでなく、施設のフェンス際には、
スノーフレークがあちらこちらに、釣鐘のように
花を咲かせています。
スノーフレークはうつむき加減に花をつけるんですが、
見て見てと言わんばかりに、一輪だけ上を向いている
のがありました。ありがとう、うまく撮れましたよ。


    


こちらは、だいぶ背丈が伸びていますが、
フキノトウですね。
控えめですが、春を感じさせてくれるものですね。





ヒヤシンスやヤグルマギクもきれいに咲いています。



以前撮ったウグイスカグラの小さな花が、
だいぶ増えていました。
やっと咲くことができて嬉しいと言っている
ようです。




これは、ツツジで間違ってないですね。
数輪花をつけています。
もう咲き出しているとは、ちょっと驚きです。
いつまでも桜が咲かないので、待ちきれずに
咲いたのでしょうか。







毎年、オオアラセイトウが花を咲かせる空き地に
行ってみました。
紫がきれいな花です。別名がムラサキハナナ(紫花菜)。
たくましい花ですね。あちこちで咲いています。
もとは園芸種なんでしょうか。


春の長雨で、おそらくまもなく咲くはずの
ソメイヨシノがどうなるか。雨で散ってしまうか、
それとも長く楽しませてくれるか。
自然というのは、こうなればこうなるとはならない
から、自然なんですね。
ありのままに受け止めて楽しむことにします。

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競い合うこと ~花散歩に思うこと~

2024-03-10 | 散歩

今日(10日)もマラソンのテレビ中継が
ありました。名古屋ウイメンズマラソンです。
優勝は日本の安藤選手でした。
先月(2.25)の大阪マラソンの優勝も
日本選手。国学院大の平林選手でした。
どちらも堂々たる勝利です。嬉しいです。
二人とも選考基準に合致せず、日本代表
にはなれませんでしたが、素晴らしい
結果でした。
         
マラソンのテレビ中継を見ていると、
トップ集団は外国選手が多くなっています。
そのためか、実況では「日本人選手の1位は、
誰々」という解説が繰り返されます。
日本代表の選考ということからすれば、
確かにそうなのでしょう。
でも、日本選手の奮闘を見たい私には、
どうしても日本選手は外国選手に
かなわないように聞こえてしまうんです。
  
外国選手との記録差を考えれば、外国選手
に勝つことが容易ではないことはわかります。
でも、日本選手の頑張りに、私たちは熱いもの
を感じます。勇気をわけてもらえます。
あきらめずに努力すれば報われることが
あるんです。そう思うんです。
だから、日本選手に声援を送ります。

日本選手には「勝つために世界に挑みます。
メダルを目指します。」の力強い言葉を
願っています。





先週は、何と2度も雪が降りました。
5日の深夜と8日の朝方です。
湿った雪で、溶けるのも早かったですが、
1週間後くらいにはソメイヨシノの開花が
予想されているだけに、桜もびっくりと
いったところでしょう。









でも、住まいのまわりでは、春の花が咲き出して
います。これはハナモモだと思うのですが、
花に加えて、葉も出てきました。









ハクモクレンはしばらく蕾の状態が続いて
いましたが、ようやく開き出しました。
大きな花が青空に映えています。
シモクレンも花が開き出しそうです。





サンシュユの黄色の花です。
だいぶ花が開いてきています。



ユキヤナギも、白い小さな花が増えてきました。
びっしりと花をつけるのも、もうすぐのようです。


ジンチョウゲの開花はどんどん進み、
いい香りを漂わせています。







私が好きなウグイスカグラです。
1センチにも満たない小さなピンクの花です。
寒さで開花が遅れていたのかもしれません。
やっと数輪の花が見られるようになりました。



花壇には、サクラソウの花が優しい花を
つけています。

暖かくなったり、思わぬ雪になったり。
でも、まわりはもうすっかり春です。
古代中国の季節の区分「七十二候」によると、
その第八候(3月10日から14日頃)は
「桃始笑(ももはじめてさく)」。

桜は第十一候(3月25日から3月29日頃)で
「桜初開(さくらはじめてひらく)」。

桃の花も良し、桜の花も良し。
花にはその時々の主役はあっても、
これが一番ということはありません。
ひとそれぞれに思うことがあるはずです。
花の競い合い、大歓迎ですね。

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男の長電話 ~地域散歩~

2024-02-25 | 散歩

親しい友人・知人などとのちょっとした連絡は、
最近お互い慣れきたせいか、ライン(トーク)です。
ラインは使ってみれば高齢世代にも結構便利です。
    

でも、長いこと会っていない知人や、
体調が気になる友人などに連絡するような場合は、
やはりメッセージより、直接やりとりする通話です。

先日、地域の病院から都心の大きな病院に転院して
治療を受け、無事「生還」した友人に電話。
これまでも繰り返している病気で、難しい手術
だった
そうです。
いろいろと体験談を聞いているうちに、
自分がスマホを「かけ放題プラン」にしている
こともあり、ついつい長電話。
家人からは「毎回毎回、30分も40分も、
よくしゃべることがあるわね。
男の長電話もいい加減にしたら。
先方の家の人も呆れてるはずよ」。

年を重ねれば、そうそう会うことができるわけでも
ないし、話ができるうちに話をしておかないと、
いつ何時、声が聞けなくなってしまうかわから
ないです。
内心では、認知症の予防になってると確信して
るんですがー。
そんなに毎回長電話をしてはいないとは思うん
ですが、傍で聞いてればそうなんだろうと思います。
できるだけ短くするよう努めますので、
皆様ご容赦ください。

ここ数日は雨の日が多いですが、晴れ間に撮った
花の写真をアップしてみました。





鉢植えで育てているお宅の河津桜は、
開花してうす紅色です。
毎年楽しませていただき、ありがとうございます。





ジンチョウゲも蕾が開き出しました。
お天気がよければ香りも楽しむことが
できるはずなんですがー。







ヒイラギナンテンも黄色の花を開き出しました。
穂状の可愛い花なんですが、とげとげの大きな葉の
せいでしょうか、いまいち目立たない感じです。
ちょっと気の毒。



ヒマラヤユキノシタにも、大きな葉の間に、
ようやくピンクの花が見られるようになりました。



フクジュソウも、いつのまにか背が少し
高くなっていました。
結構長く花を楽しませてくれています。





たぶん上の写真の一枚目がオウバイで、
二枚目がウンナンオウバイだと思います。
花の大きさはそれほど差はないんですが、
一枚目の花の方は一重です。葉は見られません。
二枚目の方は二重の花で、小枝のあちこちに
小さな葉が出ていました。樹も少し大きいようです。







これは園芸種で、ハーデンべルギアと呼ばれる
花ではないでしょうか。
花壇で鉢植えになっていました。
紫の花のものも色が違う種類だと思います。
和名が小町藤だそうです。きれいな名前です。



ボケの花が頑張っていました。
まだ咲き続けていくと思います。

今日(25日)も冷え込みが厳しいですが、
花たちはじっと耐えながら、命を受け
継いでいくと思います。

世界が平和でありますように!

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歩こう 歩こう 私は元気 ~石神井の河津桜~

2024-02-20 | 散歩

ここ数日、東京は晴れの日が多く、今日(20日)も
朝から晴れ。気温
は、午後には、なんと23℃くらいに
なるようです。 
  

  

しかし、明日(21日)からは一転して雨が続き、
かなりの冷え込みの予想。
外出は厚着をしないと寒さで震えそうです。

2日前ですが、河津桜の開花のニュースを見ていて、
はっと思い出しました。
西武線の石神井公園駅付近の河津桜が開花して
しているかもしれない。
もしかしたら、この陽気。開花が進んで
しまっているかもしれない。



カメラ片手にぶらっと行ってみました。
久しぶりに駅の改札を出て、振り返って見れば、
ずいぶんと立派な駅舎です。
駅の周囲も整備が進んでいるようです。



駅から坂道を少し下って行けば、石神井池。
池に浮かぶボート、懐かしい光景です。

    



    

    




さて、肝心の河津桜です。
石神井公園駅の東側に、西武線の高架と交差している
バス通りがありますが、
河津桜はその道の両側に植えられています。
確かめてはいませんが、北側に向かって500mくらいに、
50本ほどあるそうです。
上の写真は小学校付近の河津桜です。
うす紅色の花びらが続く通り。
ぶらぶらしながら、のんびり楽しむにはぴったりです。









   





やはり桜はいいですね。
暖かな陽ざしを浴びて、咲き誇る様子を
眺めていると、気持ちが高揚してきます。





たまたま小鳥が花の蜜をついばんでいました。
定番のメジロとヒヨドリのようです。
ひとしきりメジロが枝から枝を飛び回って
いましたが、メジロがいなくなったと思いましたら、
今度はヒヨドリが飛んできました。











河津桜は、ソメイヨシノと違って艶やか感じが
します。開花期間も少し長いようです。
存在感があります。
春の先駆けとして咲く桜の花というよりも、
その凛とした姿は、2月という時期の主役の花
ですね。

河津桜の花の下を歩いていると、
「あるこう、あるこう、わたしはげんき
 あるくのだいすき どんどんいこう
トトロの「さんぽ」の歌がうかんできます。
このところ体調は今一つですが、河津桜が
背中を押してくれているような気がしました。

世界が平和でありますように!

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春一番が吹きました ~地域散歩~

2024-02-16 | 散歩

昨日(15日)は、気象庁から、
関東地方で「春一番」が
吹いたと、
発表されました。

    

「春一番」は、昨年よりも2週間早いとか。
「え、先日は都内で「大雪」が降ったし、
寒い日が続いているんじゃなかったのかな」

そこで、気象庁のデータを見てみました。
すると、1月から2月の平均気温は、例年より高めに
なっているんですね。むしろ暖冬みたいです。
そういえば、スキー場の雪が少ないという報道も
ありましたし、北国の方のブログにも、
「今年は雪が降らなさ過ぎて雪掻き知らず」と
書かれてました。

要するに、寒がりの私が、ちょっとでも寒い日が
あると、寒い寒いと大騒ぎしてるだけなのかも。
巣ごもりしていては、体が衰えます。
転ばないよう気をつけながら、とにかく歩くのが一番。
さてと「決意」も新たに散歩です。


   
今の時期サザンカやボケはよく目にしますが、
他の花はほとんど見られません。
ところが、赤い花が建物の入口脇に置かれて
いました。
ラナンキュラス(ハナキンポウゲ)みたいです。
なぜかしらほっとしました。


      
こちらは花壇に咲いていた一輪のアネモネです。
鮮やか過ぎて、返ってうまく撮れませんでした。





ヒメリュウキンカです。
ヒメリュウキンカは春先に花をつけますが、
初夏には地上部の葉が枯れて休眠状態になり、
秋にまた芽を吹きます。
スプリングエフェメラルと呼ばれる植物の
一種なんでしょうか。





菜の花です。
先日雪に覆われていたものです。
陽ざしをあびて元気そうです。

ぶらっと歩いていると、ツボミの状態の
木が多いことに気づきました。 




これはよくミモザと言われる木だと思います。
でも、この一般にミモザと言われる木は、
黄色の花をつける
ギンヨウアカシアのことが
多いようです。

オジギソウ(ミモザ)の葉がアカシアの葉に
似ている
ことから、誤ってミモザと呼ばれる
ようになったと
言われます。





キブシです。
以前見たときよりも、穂状の蕾は長くなった
ような気がしますが、まだまだ色は茶色です。
うすい黄緑色の花が咲くのは、まだ先のような
感じです。







アセビと思いますがー。
開花はどうでしょうか、まもなくでしょうか、
もうちょっとかかりそうでしょうか。





ヒイラギナンテンです。
小さいツボミが膨らんできています。
まもなく花が見られるかもしれません。





ジンチョウゲです。
春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイを
合わせて、三大香木と呼ぶのだそうですね。
ツボミが大きくなってきています。
まもなく花が見られるかどうか。







散歩のときに楽しみにしているのが、
個人のお宅で鉢植えされている河津桜の開花です。
だいぶ膨らんでいます。
暖かい陽気が続けばもうすぐ花が見られそうです。





公園で一休みしていましたら、目の前に鳥が
飛んできました。餌をさがしているんでしょうか。
めったに鳥を撮ることはないんですが(撮ろうと
思っても、いつも、もたもたして撮れないんです。)、
今回は、鳥の方でどうぞお撮りくださいと
言わんばかりにゆっくり歩いてくれました。
どうやらムクドリみたいです。

春一番も吹きましたし、
心和む春の光景が待ち遠しいです。

世界が平和でありますように!

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冬の日の出会い ~地域散歩~

2024-01-25 | 散歩

ここ数日の大雪のため、高速道の車の立ち往生
など、各地で交通混乱の事態が発生しました。
改めて自然の怖さを感じます。
     
岐阜の子どもから、家のまわりの雪の写真が送られて
きました。50~60cm近く積もっているようです。
おそらく雪降しに追われる毎日なんでしょう。
毎年のこととはいえ、雪国はやはり厳しいようです。

今日(25日)は、東京は寒風が肌を刺す一日でした。
でも明るい陽射しに背中を押されて、歩いてみました。











花壇やフェンス沿いなどのちょっとした
スペースに、水仙が咲いています。
いつの間に咲いていたのか。
あちらこちらで花を覗かせています。
うつむき加減に咲く小さな花が、
気持ちを清々しいものにしてくれます。





あるお宅の花壇に赤く紅葉した小さな葉が
見られました。イチゴです。
イチゴというのは冬の寒さに強く、
越冬する力があるんですね。
初めて知りました。
一粒の実が、少し赤く色づいては
いましたが、どうやら休眠状態のようです。













昨年末からしばしば目にしていた木瓜(ボケ)
の花です。紅色だけかと思いましたら、
朱色や薄桃色や白い色の花もあったんですね。
葉は後から出てくるようで、そのせいか花が
良く目立ちます。
冬のうれしいアクセントですね。



これはカレンデュラ、一般にフユシラズ
(冬知らず)といわれる花ではないかと
思います。冬の間中楽しませてくれる花ですね。





これは河津桜の蕾です。
鉢植えにして育てておられるお宅の樹で、
2mくらいの背丈です。
少しづつ蕾が膨らんでいるようですが、
開花するのは来月中旬くらいでしょうか。
楽しみです。これからも時々見させて
いただこうと思っています。

厳しい季節ですが、冬を乗り越える草木や、
春に備えて休んでいる草木など、
いろいろなんですね。
歩けることの楽しさを味わうことができた
一日になりました。


世界が平和でありますように!

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ありがとうの言葉 ~地域散歩~

2023-12-28 | 散歩

私が今通っているリハビリ施設ですが、
利用者は女性が多く、皆さんよく思い出を
話されます。
     
先日も、その中のお一人から、こんな話を
聞きました
「うちの人がなくなったのは10年くらい前。
よく働く人で、優しくて穏やかで、声を荒げる
など
一度もなかった。
昔のことだから家事など何もできない人だった。
だから家の事はすべて
私が一生懸命やった。」
     
しかし「でもね」と続けて、
ありがとうの言葉は最期まで聞くことが
なかった。
」と、ポツリ。

ちょっとしんみりさせられました。
もしも心の中の思いが言葉になって出ていた
なら、
言葉はきっと最高の贈り物になって
いたことでしょう。
もちろん、夫婦のかたちはいろいろです。
心の中には深く刻まれていることだけは
間違いありません。

このところの陽射しの温かみを感じながら、
いつものように散歩をしてみました。


以前から見たかったホオズキです。網目状に
なっていました。ややもすると気づかないのですが、
自然はこんな素敵な作品をつくるんですね。


   
ユリが咲いていました。
12月にユリが咲いているとは驚きです。
確か以前、11月に咲いているタカサゴユリが
紹介されているブログがあったのですが、
どのブログだったか見つけられませんでした。
たぶんこれも同じタカサゴユリではないかと
思います。
今年はだいぶ暖かいので、咲いたのでしょうか。







既にアップしたシボリカタバミ(オキザリス・
パーシカラー)です。
陽ざしをうけて真っ白な花を鉢一杯に
咲かせていました。



以下も、すでに紹介した花です。
まずギョリュウバイも今の時期に長く
咲く花です。



ノイバラと思います。
これも花期が長く、ずっと咲いています。



このルリマツリもずっと咲いている花ですね。


元気がいいイソギクです。
冬など何ともないといった感じです。

来週にはもう新しい年です。本当に早いものです。
この一年、皆様方には私のブログに訪問いただき、
ありがとうございました。

皆様にとって来年が良い年でありますように。
また一日もはやく平和な日々が戻ってきますように。

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どうぞいつでもお撮りください ~うれしさの地域散歩~

2023-12-18 | 散歩

今使っているブルーレイレコーダーの調子が
悪くなってきてます。トホホです。
   
レンズクリーナーでクリーニングはしてます
が、
時々読み込まなくなります。
もっとも、このレコーダーは10年以上前の機種
ですから、もはや寿命なのかもしれません。
家電類はなぜか同じような時期に買い換えてます。
連鎖して他のものも不具合を起こさないと
いいのですがー。

ところで今日はがくっと気温が下がりました。
昨日の気温とは雲泥の差です。
私たちにはこたえますが、草木にはそんな
ことはあたりまえのことでしょう。





少し前ですが、通り沿いのドウダンツツジの
垣根です。
今は赤くなった葉は落ちてきている
と思います。近くで、白い実を包んでいた
ナンキンハゼの赤い葉も、今はすっかり落ちて
しまっているはずで
す。



冬に入り目立つのが草木の赤い実です。
散歩コースではナンテンの実が良く目立ちます。
こんなにもナンテンの木があったのかと
今さらのように驚きます。





青空を謳歌するように実をつけているのは
イイギリです。
高い枝についた赤い実が青空によく映えます。





クロガネモチも赤い実です。
こちらは樹全体に満艦飾といった感じです。





緑の葉と赤い実がクリスマスの飾りつけになる
ヤバネヒイラギモチ(ヒイラギモチ)です。
上の写真の1枚目と2枚目がそうですが、
ただしモチノキの仲間です。
なお、当初これをセイヨウヒイラギと書きました
が、kojiさんからご指摘があり、正しくは、ヤバネ
ヒイラギモチ(ヒイラギモチ)です。訂正させて
ください。


11月頃に白い花をつけていたヒイラギは、
上の写真です。セイヨウヒイラギとは別で
キンモクセイと同じモクセイの仲間です。
来年の5・6月頃に黒っぽい実をつける
はずです。





壁に沿って縦横に組まれた支柱に、
枝を這わせているのはノイバラです。
外国風です。こうなると芸術的です。

カメラを向けていると、たまたま日頃
手入れをしておられる方が後ろから
やって来られました。
白壁に赤い実が、とても素敵で、建物と
ピッタリです、と言うと、
「ここまでに這うようになるのに
3年かかったんですよ。褒めていただき
とてもうれしいです。」とのお返事。

いつも勝手にあちこちの花壇の花を
撮ってすみませんとお詫びすると、
「どうぞどうぞ、いつでも撮ってください。」
本当にうれしい言葉をいただきました。
明日にでも、また撮りにいきたくなりました。



通りのそばの枯葉に埋もれるように
見えていた赤い実は、ヒヨドリジョウゴの
実と思います。





この大きな赤っぽい実は、カラスウリの実の
ように見えましたが、どうでしょうか。
4~5mの木に絡みついています。
こんなに高いところまで、カラスウリが
這い上るものかどうか。





今までずっと気づかなかったんですが、
高い樹にたくさんの黄色い実です。
センダンの実でしょうか。
来年はしっかり花も見ておかないと
いけないです。



この黒い実はネズミモチでしょうか、
それともトウネズミモチでしょうか、
どちらなのかよくわかりませんが、
フェンス沿いに木が続いていました。


   
通りに面したお宅の窓辺の花壇にバラが
花をつけていました。上品な雰囲気です。
こんな寒い時期に咲くバラもあるのか
と思い、
カメラを向けていると、
そのお宅の方が外に出てこられました。

黙って撮っていたので、不審に思われたか
とお詫びしたところ、
「このバラは”クイーンエリザベス”と
いうんですよ。大きな花をつけるんですが、
体調もあってなかなか手入れができなくてー」
と話してくれました。
寒い時期にも花をつける品種のようです。
他にも、違う品種のバラを育てているとの
ことでした。
来年は見ごろの時期に撮らせていただこう
と思います。
きっと、希望と幸せをもたらしてくれる
バラに違いない、そう思いました。

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コンデジ片手にぶらり ~地域散歩~

2023-12-14 | 散歩

最近ぶらぶら歩きのときに、コンデジを
持って出ることが多くなりました。
上着のポケットに入りますし、軽くて
使い勝手がいいんです。
    
ところが、1年くらい前から、コントロール
ダイヤルの機能が故障したらしく、静止画が
右方向に動かなくなってます。
不具合箇所が拡がるとまずいと思い、先日
修理について調べてみると、なんと製品の
メーカー(カシオ社)は、既に5年前に
コンデジそのものの生産を終了していました。
つまりコンデジカメラ事業からの撤退です。
しかも補修部品の保有期限も過ぎていて、
修理の受付も終了になっています。
ガックリです。
とにかく、シャッターを無造作に押して
いるのに、きれいな映像をつくってくれる
カメラです。いい相棒です。
大事に使わねば。

さて、カメラ片手に、地域をぶらぶらです。
この一週間の間に撮った花です。

これは時期が外れていますが、
テッセンではないかと思うんですがー。
あってますでしょうか。
たった一輪、花壇に咲いていました。
1週間以上花がついています。
果たして今頃まで咲くものなのかどうか。



こちらはイソギクです。
ちょうど盛りといっていいかもしれません。
しっかりと花をつけています。





こちらは、オキザリス・パーシカラー。
和名はシボリカタバミです。
この和名は、実に花の雰囲気を言い表していて、
素敵だなあと思います。
和名に「味がある」花は、結構多いように感じます。
日が差してくると花を開き、日が陰ってくると
渦を巻いてしまうようです。面白い花です。



これはいわゆるカタバミですね。
カタバミにはたくさんの種類があるそうですが、
その中でも園芸種としてきれいな花をもっている
種類をオキザリスというようです。
上の写真も、結構きれいだと思うんですが、
花壇のあちこちにたくさん咲いていました。



ネリネです。別名がダイヤモンド・リリー。
これも今の時期に咲く花ですね。
ヒガンバナの仲間だそうですが、
こちらのほうは派手ですね。
開花期が長い花です。



ルリマツリです。とにかく開花期が長いです。
ずっと咲き続けています。



ヒイラギナンテンです。
その中でも、マホニア・チャリティと
呼ばれる種類です。
花が少ない今の時期に、2mくらいの背丈で、
存在感一杯に咲いています。



ビワの花です。
大きな木に、たくさんの花がついていました。
いろいろなところで咲いているわりには、
花が小さく固まって咲き、控えめな感じの
せいか、あまり
注目されないようです。
ちょっと気の毒です。



以前も、ブログに載せたフユザクラです。
寒さが厳しくなりつつある中で、
温かさを感じさせてくれています。
春への希望ですね。

寒い中でも見られる花があることは、
心が和みます。うれしいものです。
もちろん、日々花壇の手入れをされている
方々がおられるおかげです。
いつも勝手に撮らせていただいています。
お許し下さい。
本当にありがとうございます。

世界が平和でありますように!

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秋を見つけてみました ~地域散歩~

2023-11-24 | 散歩

11月も残り1週間です。
私の住まいのあたりでは樹々の色づきが進んでいます。
もうすぐ冬の声が聞こえてくる時期ですから、
秋が急いでお化粧している、そんな感じですね。


11月に入っても小春日和どころか夏日になった
日もありました。
今年の秋が短く感じられるのも、そのせいかも
しれません。
ところでその「秋」ですが、ではいつから
いつまでをいう
のでしょうか。
もちろん言うまでもなく「決まり」
はありません。

そこで、国立天文台のHPを見てみると、
よく使われる季節の分類として次のような表が
でていました。

今年東京の9月は、真夏日(最高気温が
30℃を超える日)
が随分ありましたから、
私の実感としては、9月は夏でした。
結局季節は、まさに人それぞれの
受け止め方なんですね。

   
うんちくはともかく、最近のちょっとした
「秋」を探してみました。
(上の写真は、地域の絵手紙の会の方から
いただきました。)



リハビリ施設に、まるでカボチャのように
見えるミカンが置かれていました。
利用者の方が持ってきてくれたんだそうです。
名前は「鬼柚子(おにゆず)」。
直径は20cm・高さは15cmくらいありそうです。
とにかく大きい!
こんな柚子があったのか!
分類上は柚子の仲間ではなく、文旦(ザボン)
の仲間だそうです。


  
こんなふうに樹に実がつくのだそうです。
たまたま地域で鬼柚子を見かけた方から、
お撮りになった写真をいただきました。
こんなにたくさんの実なら、ひょっとして
枝がしなっていたんじゃないかと思いました。







皇帝ダリア(木立ダリア)です。
短日性の植物ですので、今頃から咲き出すん
ですね。青空を背景に凛として咲いていました。



小さな公園に、クロガネモチの赤い実が
随分ついていました。大きな木の割には、
赤い実は控えめです。



前回も紹介しましたが、ムラサキシキブです。
今回は、通りの歩道の縁石の隙間から小枝を
伸ばしていました。
逞しさに敬意を表して、また載せてみました。





これって、センダングサではないですか。
確かひっつき虫といわれる野草じゃないか
と思うんですがー。

見回すと、秋をしっかり生きている樹や草が
随分あるんですね。感傷にひたっている
場合ではないですね。

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友との寂しい別れ ~地域散歩~

2023-11-19 | 散歩

家人が読んでいた”三浦しをん”さんの
エッセー(文庫本)です。
タイトルは「のっけから失礼します」。
面白いタイトルだなと思い、初めのほう
を少し読んでみました。
すると、こんな文章が目に入りました。
「晩柑を送ってくれたおばは、二年前に
亡くなった。コロナ禍でお見舞いに
行けなかったのが心残りだ。」
  
実は私にも同じようなことがありました。
高校の同級生が最近亡くなりました。
彼とは大学や職場は違いましたが、
進学や就職のたびに、住まいが不思議と
近かったりして、しょっちゅう飲み歩く
などした仲でした。
その彼が突然倒れ、長期入院。
早速に病院に見舞いに行こうとしましたが、
コロナのため面会は月一回に制限。
もちろん面会は家族優先です。
とうとう見舞いにいくことはできません
でした。

彼が倒れる前、「今コロナ感染が多いから、
少し収まってから飯でも食おう」と電話で
話したのが最期になりました。
あまりにも非人情な結果でした。

今ようやくコロナは下火になり、
地域は落ち着きを取り戻してきています。
しかし、マスクや消毒・検温など、
依然として対策が続いている施設も
あります。

ふと思うのですが、気づかないままに、
生活の有り様や意識が変わってしまって
いるということはないのでしょうか。

あれこれまとまらない思いを抱えながら、
ぶらぶら歩きを続けています。 
  


サザンカの花が樹全体を覆っています。
樹の根元の周りは、赤い花びらを敷き詰めた
ようです。ちょっとした自然の美といった
ところです。
サザンカやキクには秋を感じますが、
今回写真に撮ったこれら以外の花や実は
花期が長いものがほとんどで、秋の植物
といえないかもしれません。





早くもボケの花が咲いていました。
年明けにはもっと花をつけてくれそうです。




  
ネットチェックをすると、
フサフジウツギ(ブッドレア)とでました。
どうでしょうか。
フサフジウツギは夏の花のようですが、
今頃まで咲き続けるのでしょうか。







これはブラシの木です。
ブラシの木はよく二度咲きすることが
あるそうです。
今年はたまたま二度咲いたということ
のようです。





これは種類はわかりませんが、葉の形からして
キクと思います。
花びらの先が丸まっていて
、こんな形の花の
キクもあるんでしょうか。
オステオスペルマムにも似た感じです。
もっともオステオスペルマムもキク科の花ですがー。





以前にもアップしたことがあるトウワタ
(アスクレピアス)です

花期が長い花で、好きな花です。



ギョリュウバイも花をつけ始めました。





上の二つの花はどちらもムラサキツユクサの
仲間のようです。
1枚目の写真はムラサキゴテン、
2枚目は長い名前ですがトラディスカンティア
・シナモンテス(別名は白雪姫など)と
いうようです。
これらも花期が長いようです。

  
草木の実です。ピラカンサではないかと思います。
あまりにも実のつきかたがすごいのでびっくりです。



チェリーセージを囲むように赤い実が
ついています。ナンテンかと思って、
初めにそう書きましたが、
kojiさんから
”バラの実では”と、ご指摘をいただき、
再度行ってみました。
ちょうど花壇の手入れをされていた方
がおられましたので、訪ねたところ、
「野バラです。この実からも増えて
いきますよ。」と教えて下さいました。
kojiさん、ありがとうございました。






例年ならナンキンハゼの葉も赤く
紅葉するんですが、今年は緑の葉の間で、
黒い殻がはじけて白い実が見えています。



カクレミノの実も色づき始めているようです。



これはムラサキシキブの紫の実と思いますが、
今頃まで頑張っていたんでしょうか。

あっという間の秋ですが、季節はまた
巡ってきます。
人と人の「別れ」に立ちはだかるように
広がったコロナ禍。こんな非情な禍は、
ぜひとも早く断ち切ってほしいと
願っています。

世界が平和でありますように!

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日々の暮らしの中の張り合い ~東京都薬用植物園~

2023-11-14 | 散歩

インフルエンザが流行っていると聞きます。
その割には、周りにインフルエンザで大変な
思いをしたという知り合いがいません。
予防注射をしなくとも大丈夫じゃないかと
思うものの、万一感染してあとで後悔する
ことになるくらいならやっておくかと、
結局予防接種を受けてきました。
  
確かに病気の予防は大事ですが、心配ばかり
していてはストレスになります。
だいぶ以前のことですが、病院の定期受診の
際に、担当の先生に「おかげさまで検査結果も
いいので、ガンの心配はいらないですね」
と言いましたら、先生は茶目っ気たっぷりに
「70歳過ぎたら何の病気で亡くなるか、
わかりませんよ」と一言。

この時は、ガンだけが病気ではないから、
普段からの健康づくりに心掛けるよう
言われたと思いました。
しかし今になってみると、張り合いのある
日々を送ることが大事ですとおっしゃり
たかったのではと思うようになりました。

   
実際、多くの方のブログを読んでいると、
生きる「張り合い」を感じます。
書き綴られているのは、ほとんどが、
年など関係なく、日々の暮らしの中で感動
したこと、うれしかったこと、楽しかった
ことなどです。
題材は、花、鳥、食事、散策、旅、音楽etc。
自分の好きなことです。なんでもありです。
まさに”生きるっていいな”ということを
書いている、そう思えるんです。


さて今回もぶらぶら歩きです。
目的は都立薬用植物園のホトトギス。
2週間ほど前の写真ですので、今は終わって
いるものが多いと思います。








ホトトギスの名称は、その花びらの紫色の
斑紋が鳥のホトトギスの斑紋に似ている
ことから、名付けられたそうです。
鳥のホトトギスを実際に見たことがありません
ので、どう似ているのかよくわかりません。
それはともかく、ホトトギスというのは
紫色の花がとても上品な野草ですね。

ホトトギスは日本原産と考えられている
ようです。
そのホトトギスとタイワンホトトギス
との交配が進んでいるそうですが、
上の写真ではどれがどうかよくわかり
ませんでした。




こちらはシロホトトギスです。


花が釣鐘型のキイジョウロウホトトギスです。





他の花も見て歩きました。
こちらはフジバカマです。





紫色できれいですが、有毒植物の
イヌサフラン(コルチカム)です。







リクチメン(陸地綿)、ワタです。
ふわふわした白い綿毛がワタの原料に
なったんですね。





キダチタバコです。いわゆるタバコとは
別種で、観賞用の種類です。





サルビア・プラテンシス、これが本来の
メドーセージです。英名でメドーセージと
言うときは、このサルビア・プラテンシスを
指します。
実は、一般にメドーセージと言われている
ものは、サルビア・ガラニチカのことです。
日本にサルビア・ガラニチカが輸入された際に
これをメドウセージと誤って名付けて
しまったために、サルビア・ガラニチカが
日本でだけメドーセージと言う名前になって
いるのだそうです。





これはハブソウと言って、
虫刺されの薬になるんだそうです。
名前は強そうです。(笑)









今様々な菊の花が咲いていてまさに
キクのシーズンですが、上の写真の黄色い
キクはヨモギギク(タンジー)です。
その下の写真の白いキクは、
花が1.5cm程度で、リュウノウギクです。
どちらもあまり見る機会がないと思いますが、
地味に、控えめに咲いている感じがします。



果実も少し見られました。
これは生薬になるオオミサンザシの
果実です。




     


こちらはヘビウリです。
花はその下の写真のとおりレースの
ようです。
(写真は、(公社)東京生薬協会のHPからお借りしました。)
その花が写真のような実になるとは
とても想像できませんね。
2m近くありそうです。

ぶらぶら歩きがセカンドライフというのは
ちょっと寂しいかもしれません。
でも、自分の好きなことに張り合いを
感じるのなら何でもいいと思うのです。
ちょっとの出歩きでも「五感」で楽しむ
ことできますからー。
しなやかに「生きる」を楽しんでいきたい
と思っています。

世界が平和でありますように!

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