ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

ドクダミは薬草それとも雑草? ~東京都薬用植物園~

2023-06-01 | 散歩

最近散歩していると、あちらこちらに

ドクダミの花が咲いているのを目にします。

この花が好きだという人はあまりいない

と思います。

ドクダミの繁殖力はすごいですから、

抜いても抜いてもまた生えてきます。

近くの小さな公園でも、昨年刈り取られた

はずのドクダミが復活してしっかり生えています。

特に畑をもっている方などは、迷惑この上ない

思っている方が多いと思います。

雑草扱いされるのもわからないではありません。

 

    

先日(5月19日)、NHKの番組「チコちゃんに

叱られる」で、「雑草ってなに?」という

テーマが取りあげられていました。

チコちゃんの答えは、次でした。

「のぞまれないところに生えている

 すべての草」

なるほど、わかりやすいです。

 

もうちょっと詳しく書いたものはないかと

思い、ネットで調べてみました。

すると「日本植物生理学会」「みんなの

ひろば:植物Q&A」というサイト

こう書いてありました。(登録番号2411,2361)

〇生物学や植物学では、雑草という分類はあり

ません。

〇農学や園芸、都市工学などの分野では、

「雑草」「人が特別の意図をもって整備、管理

している土地にその意図とは関係なく生育する

植物」と定義しているようです。

〇「田畑、庭園の雑草」と同じ種が山地などに

生育していれば「雑草」とは言いません。

ですから「雑草の種類」というものは決まった

ものではありません。

 

これらを読むと、散歩しながら花を撮り

歩いている身には、ほっとします。

もしも、”雑草のクローバー(シロツメクサ)や

タンポポが野原一面に咲いていました” などと

言われては、ポエムがなくなってしまいます

よね。(笑)

 

そうするとドクダミも、人によって薬草だった

り、雑草だったりすることになりますね。

 

上の写真は、先日都立薬用植物園で撮った

ヤエドクダミの写真です。

今年はちょうどきれいに咲いているところ

を撮ることができました。

珍しいと思いますが、ドクダミの変種です。

 

もしも、これがピンクや黄色だったら、雑草

とはたぶん決めつけられないでしょう。

ありえない話ですが、”ドクダミが、日本では

この山の一角にしかないもので、白い十字の

花が可愛い” となったら、もはや貴重種です。

そうなれば保全対象です(笑)。

 

さて、雑草の話はこれくらいにして、薬用

植物園で撮った花の写真を少し紹介します。

 

これはユスラウメ。赤い実がたくさんついて

います。食べられるそうでおいしいらしい

ですね。

 

 

カルミアです。地面にたくさん花が落ちて

いました。花の時期は終わりなんですね。

カルミアの花は可愛いですが、ツツジなどに

注目が集まって、忘れられている感じが

します。

 

ノグルミの花です。地味です。

実は小さいですそもそも食べられません。

 

ヨーロッパイチイと表示されていました。

葉がこんなにきれいに黄色くなるものなの

でしょうか。よくわかりません。

有毒植物の分類ですが、葉から抽出された

成分が抗がん剤の原料になるのだそうです。

 

ウスベニアオイです。ハーブティに用い

られるようです。

 

ペンステモン・スモーリーだそうです。

ペンステモンにはいろいろ種類があり、

どれもきれいな花のようです。

 

今回は雑草についてちょっと固いことを

書いてしまいました。

しかし、自然に生えているものも、人が

手を加えて育てているものも、そこには

向き合っている私たちの想いが投影されて

いるんですね。

 

世界が平和でありますように!

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笑ってリラックス ~地域散歩~

2023-05-22 | 散歩

リハビリ施設ではよく口腔体操をします。

口腔体操をすることで、舌や口の周りの筋力を

アップして、飲み込みをスムーズにし、誤嚥を

防ぐようにするんです。

  

先日のリハの時のことです。

いつものように、口腔体操を始める前に、

「イチ・ニ・サン・シ、で鼻から息を

吸って、お腹を膨らませましょう。

それから、ゆっくり、一杯、息を出し

ましょう」とスタッフさん。

緊張をほぐしてから体操に入るんです。

 

すると、利用者さんの一人が「どこから息を

出すんですか」とまじめに質問。

一瞬間をおいて、別の人が、「一体どこから

出すっていうの?」とツッコみを入れました。

 途端に「大爆笑」。

もちろん質問した人は、鼻から息を出すのは

ダメですよねと、言いたかったわけですがー。

 

おかげでリラックスのし過ぎになり、笑い話が

続いて、体操の雰囲気になりません。

でもさすが、スタッフさん。

 東京特許許可局のイラスト

「今日は口腔体操の代わりに、早口言葉を

やりましょう」と、一人づつ早口言葉を

言わされることになり、苦手な滑舌の訓練

となりました。

こんな具合に、毎回和気あいあいのリハです。

 

時々思い出し笑いをしながら、散歩道の

花を見て歩いてます。

マスクをしていればわかりませんが、

これからは、マスクを着けていないと、

何をニヤニヤしてるのか、変な人。と思われ

てしまいます。注意しないとー(笑)。

 

この花は、トキワツユクサですね。

大きな花びらが2枚と小さい花びらが1枚の

シロバナツユクサと誤解してました。

 

上の写真から順に、オオヒエンソウ、

(デルフィニウム)、ハクチョウソウ

(ガウラ)、スイセンノウ(フランネルソウ)

です。

今、花壇をきれいに彩っている花ですね。

 

アルストロメリア(ユリズイセン)

(上から1・2枚目)とクレマチス(テッセン)

(3枚目)です。

定番の花ですが、素敵な花です。

 

これは、キリンソウでいいのかどうか。

黄色の花は幸せ色なので、私は、好きな

花なんです。

 

メドーセージです。学名がサルビア・ガラニチカ

というハーブですね。いたるところでよく

見かける花ですが、これも近くで咲き出しました。

花がペンチのように見えませんか、と言われた

ブロガーさんを思い出して、いつも笑ってしまい

ます。同感です。

 

 

よく目立つのは、ウスベニアオイ(上の1枚目)

とタチアオイ(上の2枚目)です。

同じアオイ科ですが、ウスベニアオイの方が

先に咲き出すように思います。どうなんでしょうか。

 

これって何の花だろうかと思って、ググってみると、

ブラックべリーと出ました。そういえば去年黒っぽい

イチゴの実を見たような気がします。

 

いよいよアジサイの季節が迫ってきました。

ちらほらと咲き出しています。

ちょっと早いような気もしますが、アジサイを

見るたびに心は安らぎます

 

マスクが取れて、笑い声のある日々の生活が

戻ってくれば、ストレスなんてどこかに

飛んでいきそうです。

心が通い合う日常を取り戻したいものです。

 

どうか世界が平和でありますように!

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飲み会も花散歩もストレス解消法です ~地域散歩~

2023-05-19 | 散歩

あれほどコロナの感染予防と言っていたのに、

最近は、何かしらほっとしたムードが漂って

います。

マスク着用は基本的には、一人ひとりの

判断ということになりましたが、でも実際

には、着用している人がかなり多いようです。

居酒屋のイラスト

先日、昔の職場仲間4人で、久しぶりに

飲み会をしようということになり、

居酒屋に集まりました。

結局、皆マスクをつけてやって来ました。

感染が怖いというより、習慣になって

いるんです。

飲み会のイラスト(マスク・男性)

「とりあえずビール」の後は、冷酒。

飲むうちに、お銚子の本数はすぐに増え、

大きな声で会話。隣席の別グループも

アハハ・アハハと大盛り上がり。

アクリル板がなくなっていることなど、

気にもしていません。

まるで笑うのが一番の薬といった雰囲気

です。

 

ところで、定年後の話題で盛り上がる

のは病気の話。つまり病気自慢です。

ふと一人が、実は3年前にガンが

わかって片方の腎臓を取ったと言い

出しました。さすがに皆驚き、

一瞬シーンとなりました。

みんなが「飲むのは大丈夫か」と言い

ましたが、本人は「医者から止められて

ないしー、」とケロッとしてます。

ガンの状態がそれほどでなく、手術も

うまくいったのだと思いますが、

年をとればガンになるリスクは高く

なるから気をつけよう、ということで

一致。すぐまた酒飲み再開となりました。

いいのか、悪いのか何とも言えません。

 

体の健康維持の上で、よくないのは

ストレス。花を見ながらの地域散歩は、

ストレス解消にもってこいですね。

この2週間、いろいろ撮りためてました。

 

今年はなかなか咲かないと思っていた

セイヨウシャクナゲです。近くのマンションです。

例年同様見事に咲いて、私だけでなく、通りかかる

誰もが一様に素敵ですねと、スマホにカシャッ。

 

ブラシノキが、樹全体にたくさんの花を

つけていました。

よく見ると、ツボミが次第に開いていく

様子が見て取れ、妙に感心しました。

面白い開き方です。

 

通り沿いの赤い花をつけている樹は、

ベニバナトチノキです。フォローさせて

いただいているブロガーさんの写真に

ありましたので、これだったんだと、

感激しました。ちょっと終わりかけだった

のが残念でした。

 

ヤマボウシです。

同じ仲間のハナミズキは赤い花もあり、

よく目立ちますが、こちらはひっそりと

咲いています。和の風情なんですね。

 

この白い花はネズミモチと思いますが、

トウネズミモチなのかコミノネズミモチ

なのか、別なのかよくわかりません。

 

こちらはクスノキの花です。

初めて見ました。大木になる樹にしては

花はごく小さいんですね。

 

これはエニシダと思います。

今は花が終わっているかもしれません。

黄色の花が鮮やかでした。

 

こちらはキダチタバコの花です。

タバコの仲間ですが、有毒なんだそうです。

 

たくさんのブロガーさんがアップしている

モミジの翼果です。やっとみつけて私も

撮ることができました。

 

今回、飲み会と花散歩をどちらも

ストレス解消法と、一緒くたにして

しまいました。

お叱りを受けそうですが、ほっとして

気分が高揚してきたせいです。

ご容赦のほどをー。

花の写真は、まだありますので、

次回に続けます。

 

どうか世界が平和でありますように!

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スマホが当たり前の時代なんですが(2) ~地域散歩~

2023-05-03 | 散歩

私と同じような時期にスマホを使い始めた

元同僚と、ときどき話します。

「新しいものにチャレンジすることで

脳が刺激されて、ボケ防止になるよね。

パソコンのメールで十分だという仲間も

いるけど、最近は、パソコンはほとんど

開かないから、送信されても気づかない

しね。やはりラインだね。」

 

もっとも「そうだよ」とお互い意見が一致

する割には、ラインの友だちデータが消えた

とか、連絡先に登録していない「知らない

友だち」から「友だち追加」が来たとか

言っては、どうすればいいと大慌てをします。

そこが、最近の機器にからきし疎い、

シルバーのシルバーたる所以ですね。

 

ともあれ、マイナンバーカードやマイナ

ポイントについては、役所に関係資料を

持参して、「分からないので手続きして

もらえませんか」全部担当の方にやって

もらった二人です。

厚かましいのは、全く同じです。

ご迷惑をおかけした担当の方々どうも

すみません。

情報化社会を生きるためには、厚かましい

のが一番と思っているシルバーです。

ご容赦のほどを。

 

さて散歩中に出会った花の紹介です。

 

『「らんまん」を見ていると、野草を

見つけると、牧野博士のような気分になる』

と書いていたブロガーさんがおられました。

確かに、面白い花や始めて見る花に出会い、

しかも名前がわかる花が多くなっていけば

楽しくなります。また歩いてみたくなり

ます。ブロガーさんの気持ちは、きっと

そうなんでしょうね。

私も散歩しながら、野草をみていると、

同じような気分がしてきます。

 

前回は樹々を中心に散歩中に出会ったものを

載せましたが、今回は山野草を中心に載せて

いきます。

ツタバウンランです。

1センチにも満たない可愛い花です。でも、

結構強い植物なんですね。

今や自生し、どんどん増えるようです。

 

今の時期、優美に咲く花の代表格の一つですね。

アヤメです。網目模様が特徴です。

上の二枚目の写真のものは、網目模様が

見えません。これもアヤメの一種何でしょうか。

 

クレマチス(鉄扇)です。

これも優美な花の代表格の一つと言っていい

のではないかと思います。

 

シランです。上は紫のシラン。下は白色です。

白くともシラン(紫蘭)というんですね。

 

空き地などに、今が盛りとばかりに咲いて

います。

上の一枚目の写真がヒルザキツキミソウ

(昼咲き月見草)、二枚目がユウゲショウ

(夕化粧)です。

どちらも、素敵な名前をつけてもらって

いますね。

 

スズランです。もはやだいぶ盛りが過ぎて

いる思います。結構強い花ですね。

鉢植えになっているだけでなく、花壇などの

脇にも出ていたりしています。

 

私はこのタツナミソウがなぜか好きです。

このお宅ではプランターに植えて大事にして

おられるるんですが、この写真のものは、

玄関先の石の隙間から顔を出しているんです。

種がこぼれたんでしょうか。

 

ググると、フランスギクとでます。

小さな公園の一角に密集しています。

マーガレットにも似ているんですが、

果たしてどちらなんでしょうか。

 

フレンチラベンダーです。定番の花ですね。

毎年今の時期に花壇に咲きますので、意外と

強いんですね。

 

和名が釣鐘水仙という花のようです。

以前載せたことがあるように思います。

ググると、スパニッシュブルーベルとか

イングリッシュブルーベルとか出てきます。

どちらなんでしょうか。

 

このブログを始めた頃は、スマホは持って

いませんでしたので、ポケット植物図鑑や

ネットのサイトで名前を調べていました。

今は、グーグルレンズでいとも簡単に

名前が出てきます。スマホのおかげで

散歩が一段と楽しくなりました。

スマホの画像で確認するのももちろん

いいですが、見るのは直接がいいですね。

新しいことへのチャレンジが世界を

広げてくれますね。

世界が平和でありますように!

 

(すみません同じブログを重複して投稿して

しまいました。最初のものを削除しました

ので、「いいね」などクリックして下さった

方には申し訳ありません。ご容赦ください。)

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スマホが当たり前の時代なんですが(1) ~地域散歩~

2023-05-01 | 散歩

最近、電車を利用していて気づいたこと

があります。上り下りの時刻を書いた時刻表

のことです。

時刻表は、普通、駅の券売機などの近くに

掲示されていますが、ホームにもあったはず

時刻表が見当たりません。

どうやら理由は、スマホを持つ人が多くなり、

スマホで確認できるので、掲示をやめる

ようになったからのようです。

でも、古き良き時代を生きてきた身には、

時刻表を直接見るほうが、やっぱり

わかりやすいんですけどね。

   

そういえば、電車の遅延状況や運転の再開も、

そうしたことがあれば、多くの人は、今や

スマホチェックですね。

でも、スマホが苦手な身には、どこをどう

見ればいいのか、正直よくわかりません。

子どもに何度も使い方を聞くんですが

なかなか覚えられないんです

     

先日も子どもが言うには、

「ラインの友達追加? QRコードあれば

簡単じゃん。」 

QRコードくらいわかります。

そうじゃなくて、QRコードを写すところが

どこか、始めがどこかわからない。

QRコードを写したらそれで終わりになったのか、

友だち追加をクリックしたのか。

そんなにパパッとやられたら、マジックみたい

わからない。だから、何度も聞いてるわけ

そうするうちに、「何でわからないの」と、

子どもが怒りだします。

  

「何でわからないの?」 このセリフ、

昔は子どもによく言ったセリフです。

今になって「ブーメラン」か。

内心腹が立ちますが、我慢がまん。

 

こんな時は花の写真を撮ってくると言って、

外出するのが一番です。

住宅の隅に、コバンソウです。

いつも思うんですが、これが花なんで

しょうか。とにかくよく見かけるんです。

たくましいやつだなと思って、脇の空き地

見ると、何とコバンソウだらけ。

今、金の価格は高騰してるから、これが

本物の小判ならすごいー。

我ながら、しょうもないです。

 

ナンジャモンジャの木です。

ヒトツバタゴを指すことが多いようです。

その由来は、一説には、水戸の黄門様が

時の将軍に木の名前を聞かれた際、わから

ないので、咄嗟に「なんじゃもんじゃ」

と答えたというのですがー。これにて

一件落着ですか(笑)。

 

カナメモチの木と花です。

今の時期、紅葉しているような赤い葉を

びっしりとつけた生垣をよく見かけます。

レッドロビン(ベニカナメモチ?)

いうようですが、違いがよくわかりません。

 

ナナカマド(七日竈)です。

名前の由来は、燃えにくく炭にするのに

いい木だそうで、七日間竈に入れて良い

炭ができるということから、その名前に

なったというらしいです。

秋の代表的な紅葉の樹ですね。

 

セイヨウイワナンテンです。

他の生垣の隙間から、たくましく小枝を

伸ばしていました。アセビやドウダンツツジ

の花とよく似ています。みな同じツツジ科の

仲間だそうです。

 

ググると、サワグルミという名前で

でてきました。花穂が垂れ下がっています。

変わった花ですね。

 

これは、シャリンバイではないかと思う

のですが、どうでしょうか。ググっても

よくわかりませんでした。

 

暖かいせいか、そこかしこで花が一斉に

咲いています。これから本格的な夏に

なって、しばらく花は休みですなんて

ことにならないか、高齢者は心配性

なんです。

まだ、写真がありますので、次回に続け

ます。

世界が平和でありますように!

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気品のある花です ~東村山のキンラン保全林地で~

2023-04-20 | 散歩

今年、花の開花は本当に早いですね。

木も草も、次々と花を開いていきます。

例年なら今頃から咲き出すキンランがちょうど

見頃になっていました。やはり早いです。

いつも見に行く東村山の病院構内の林です。

クヌギやコナラの木が随所に茂っています。

ボランティアの方々を中心に保全活動が行われて

いて、小道には柵が作られています。

年によってはその小道にも、キンランやギンラン

が生えてきますので、踏みつけられないよう

ポールを立てたり、テープで囲ったり、大変

なようです。

 

キンランの花は、ギンランもそうですが、

開花といっても、手のひらを広げたように咲くの

ではなく、まるい蕾が半開きのようになるんですね。

ところで、キンランの数が今年はだいぶ多いような

気がします。

群生する様子をみていると、金色に輝いている

ようです。

 

キンランは、清らかで優美で気品を感じさせます。

園芸種のランにも引けを取りません。

私には、これが山野草とはとても思えません。

 

キンランは柔らかな陽ざしが似合いますが、

どうしてどうして。強い陽射しの中でも

堂々としています。

 

ギンランは、キンランに遅れて咲くようです。

ギンランを探して、林地の中を歩いていると、

ボランティアの方がやってこられました。

ギンランの生えている場所を訪ねたところ、

まだあまり出ていないとのこと。

「ギンランはもう少し後になると思いますが、

それでも数本、何か所かで咲き出していますよ」

と話し、わざわざ案内してくれました。

 

一番上の写真は、案内の途中でボランティアさんが

小道に見つけた、ギンラン(たぶん)です。

ブログの冒頭で、ボランティアさんが、

すぐにポールをたてて、踏まれないように処置する

と書きましたが、それがこれなんです。

小さな小さなギンランでした。

その写真以外は、ササバギンランです。

 

「笹のような葉に隠れるように咲くのが

ササバギンランなんです。花は葉よりも

下に咲きます。ギンランのほうは、株が

大きくても高さが10~15センチくらいで、

低いんです。」

ボランティアさんの解説です。

 

キンラン・ギンランの陰で、林地には、他の

山野草も咲いていました。これに目を止める人は

少ないようです。

一番上はオオアマナ。あとの二つはスゲの仲間と

ツリガネズイセンでしょうか。

名前がよくわかりません。

 

林地から帰ろうとしたとき、この花の名前はわかり

ますか、と声をかけられました。

手にしておられたのはユウゲショウの花です。

(上の写真は以前撮ったものです)

ユウゲショウも、早くも道端や空き地に咲いて

いたようです。

雑草という名前の草はないと牧野博士も言われた

そうですが、どの草花も精一杯生きてるんですね。

 

世界が平和でありますように!

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艶やかな光景です ~文京区根津神社のつつじ苑~

2023-04-16 | 散歩

文京区の根津神社のつつじ苑が公開されています。

都心部では随一といっていいほどのつつじ苑です。

ちょうど見頃になってきたところなので、出かけて

みました。

結構マスクをしている人が多い中、外国からの

観光客はノーマスク。文化の違いを感じます。

もちろんネットの映像でもその美しさは伝わって

きますが、実際に目の当たりにする光景は格別の

ものがあります。

 

案内パンフによると、早咲き・遅咲きを含めて、

苑内には、約100種類、3000株のつつじがある

そうですが、どれもが艶やかです。

晴天のもとでは、いっそう輝いてみえます。

 

いつもどおり、赤・赤紫・紫・薄紫・白を

基調に、丁寧に刈りこまれたつつじ苑の

光景はまさに圧巻です。

 

近づいてみると、こんもりしたつつじが大きな

毬のように並んでいます。

これがふかふかだったら、飛び跳ねて、そして

花にうずもれてしまいたい、そんな気がして

きます。

 

苑の脇には、千本鳥居がならんでいます。

この千本鳥居とつつじのコラボを撮るのが

一つのポイントになっています。

毎回ねらって撮るんですが、我ながら

これぞ傑作という写真が、なかなか撮れません。

 

素敵な光景に、思いついたときに、いつでも、

自由にかけられる。そして楽しむことが

出来る。

それも、平和があってこそのことです。

どうか世界が平和でありますように!

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次々と花が咲くので、大忙しです ~マスクをつけて花散歩~

2023-04-12 | 散歩

今年は東京だけでなく、桜の開花が早かった

ところが多かったようです。

暖冬だったというわけでもなく、東京では、

2月10日に雪が積もりましたし、年明けから

2月初めは、だいぶ寒かったように記憶して

います。

上の写真は、2月10日に撮った写真ですが、

結構雪が積もりましたので、その時は、

春を感じさせる日が来るのは、まだ先だろうと、

思いました。

 

ところが、その後次第に暖かい日が続き、

2月の下旬には、ほんの少しですが、

ジンチョウゲの蕾が開いているのを見つけ

ました。

それからというものは、一気に花が目覚めた

感じになり、近くを歩いていても、もうこんな

花が咲いているのかとびっくりしています。

 

私のブログを見て下さっているブロガーさんの

ところではどうでしょうか。

 

     

      

マスク着用は、自己判断が基本になっています。

もう既に、地域の散歩のようなときは、マスクを

しなくともよかったはずですが、相変わらず

マスクをした人が多いですね。

 

もっとも今年、花粉症がひどいようです。

私は、花粉症はなかったのですが、

年明けくらいから鼻づまりがひどく、よく

眠れません。周りの人から、花粉のせいだ

と言われ、とうとう耳鼻科で飲み薬と点鼻薬

をもらい、やっと軽くなってきたところです。

マスクはやはりマストです。

それに、黄砂が襲来するとの予報です。

ますます手放せません。

 

最近、散歩していると、北海道ならこんな

ふうに春の花は一斉に咲くのかもしれない、

と、花の多さに驚かされます。

 

通りに街路樹として植えられている

ハナミズキは、見ごろというより、

もう花が散りだしています。早いです。

 

見頃と言えば、ツツジです。

この写真のツツジは、葉に隠れるように咲いて

いました。花の大きさが10センチくらい

ありましたが、名前がよくわかりません。

 

モッコウバラも、随分とこんもりした花を

あちらこちらで見せています。

 

これはナニワイバラです。蕾を見つけたので

2・3日後に行ってみると、あっという間に

花が開いていました。早いですね。

 

ヒメリンゴのようです。たくさんの小さな虫が

しきりに花の周りを飛びまわっていました。

もう花は終わりかけのようでした。

 

コデマリの花が枝一杯にさいています。

これはちょうど見ごろです。

 

花木だけでなく、山野草などの草花も

いろいろです。

オダマキが花を開いています。

うつむき加減に咲くので、なかなかうまく

撮れません。

 

同じ紫の花ですが、オオツルボもいいですね。

 

こちらの紫の花は、上がファセリア、下は

イングリッシュ・ブルーベルなのではないか

と思いますが、どうでしょうか。

 

控えめに咲いているのは、キランソウで

しょうか。確かジュウニヒトエと同じ仲間

だったと思います。

 

オステオスペルマムがきりっとした花を

みせていました。

 

まさに百花繚乱です。

とにかく急いで花を撮らないと、あっと

いう間に、花期が終わってしまいます。

ゆっくり散歩でなく、気ぜわしく散歩です。

世界が平和でありますように!

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牧野富太郎博士の朝ドラが始まりました ~花散歩~

2023-04-04 | 散歩

練馬区の牧野記念庭園には、昨年から、

「のぼり」が掲げられ、NHKの朝ドラで、

植物学の父と言われる牧野富太郎博士が取り

あげられることが広報されていました。

  

いよいよ、今週4月3日(月)から、その朝ドラ

「らんまん」が始まりました。

ドラマの展開も気になるところですが、これから

番組の中でどんな花が紹介されていくか、

楽しみです。

 

「らんまん」第1週のタイトルは、

「バイカオウレン」となっています。

バイカオウレンは、牧野博士がとても好き

だったそうです。

写真は、今年1月末頃に牧野記念庭園で

撮ったものです。可憐な早春の花です。

今年は朝ドラを見ながら、牧野庭園を訪問し、

園内の山野草を楽しんでいきたいと思って

います。

 

このところ、所沢の多聞院に行っていません

でした。たまたま近くに行くことがありました

ので、ちょっと寄ってみました。 

   

残念ながら、デジカメをもっていませんでした

ので、スマホで撮った写真ばかりです。

毘沙門堂前の白い花は、ドウダンツツジです。

ドウダンツツジだけでなく、どの花も例年より

開花が早いようです。

 

  

お地蔵様の後ろは、ヒトリシズカのようです。

改めて手を合わせて健康を祈願させていただき

ました。

 

   

トキワマンサクの大きな木です。多聞院では

シロバナです。

 

  

   

名札にウンナンオウバイと出ていました。

黄色が鮮やかな花木です。

オウバイとウンナンオウバイの見分け方は

難しそうです。

 

  

   

十二単(ジュウニヒトエ)の名前が出ていました。

確か以前、セイヨウジュウニヒトエという名札も

あったと記憶していますが、区別がよくわかりません。

 

 

はやくもヒトリシズカが花をつけだしていました。

これから開花が進んでいくと思います。

 

 

山芍薬がきれいでした。これも早い感じがします。

 

  

   

ウラシマソウです。花のように見えるのは「仏炎苞」

です。普通茶色いようですが、下の写真は「素心」

といって色が抜けて白く見える種類だそうで、

昨年庭の手入れをしている方から教えてもらいました。

 

  

  

ヤブレガサ、ワサビの葉が大きくなってきています。

このほかに、1・2本ですが、なんとクマガイソウ

の花が開き出していました。

スマホではうまく撮れませんでしたので、改めて

撮りに行きたいと思っています。

今年は花が早いようです。花散歩が楽しくなり

そうです。

 

世界が平和でありますように!

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このところの雨は「催花雨」なんですね(続) ~地域散歩~

2023-03-31 | 散歩

驚きました。びっくり仰天というほどでは

ないですが、もうシャクナゲの花が開いて

いたんです。

どうやらこのあたりでは、一番早く咲く

らしいんですが、知りませんでした。

このシャクナゲは、高さが2mにも満たない

小さな木ですが、花は淡紅色優しい色合い

です。

 

散歩コースで、毎年花を見せてくれるアケビです。

上の2枚目の写真、小さな毬のようなものを

つけているのが雄花。

その下の写真、イソギンチャクの触手のよう

なものを伸ばしているのが、雌花です。

アケビは別のアケビの木と他家受粉すること

で実がなります。

そういえば持ち主の方が、昔はもう一本、

木があってその時は実がなったんですがーと

話しておられたのを思い出しました。

 

通り沿いの空き地やフェンス際に野草の

花が顔を出していました。

ムラサキハナナです。正式にはオオアラ

セイトウというようですが、素敵な名前の

とおり、群生する様子がきれいです。

 

フェンスに、ツルのようにからみつくように、

たくさん白い花が見えていました。

葉の形から見てクサイチゴのようです。

クサイチゴもキイチゴの一種で、草(草本)

ではなく、木(木本)なんだそうです。

 

以前カジイチゴかもしれないと書いたことが

ありますが、違っていたかもしれません。

お分かりの方がいらっしゃいましたら、

教えてください。

 

野草の間に埋もれるように咲いていた花です。

クサノオウではないかと思います。

クサノオウであれば有毒植物です。

 

シャガも花をつけだしていました。

やはり例年より早いような気がします。

 

通り沿いの花壇です。

上から、ネモフィラ・ファセリア・オステオ

スペルマムのようです。

 

これはオダマキではないかと思うんですがー。

いつの間にか数が減ってきていました。

勝手に持って行かれてしまったのかどうか。

 

これはサワグルミと思います。蕾なのか

花なのか。穂状の花をつけます。

 

こちらはナニワイバラの木です。いつも

見落としてしまうのですが、こんな蕾を

つけるんですね。いつごろ開花するか、

楽しみです。

 

まだ桜が咲いているというのに、もう

チューリップが咲き、ツツジも開花して

います。

昭和記念公園のチューリップもだいぶ

咲いてきているようですし、文京区の

根津神社のツツジも早咲きの種類は、

咲き出しているようです。

春は結構せっかちですね。もっとも

シルバーの私もいつのまにかせっかちに

なっていますから、神様が合わせてくれて

いるのかもしれません。

ともあれ、本当にうれしい季節です。

 

世界が平和でありますように!

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このところの雨は「催花雨」なんですね ~地域散歩~

2023-03-30 | 散歩

春の長雨を表す言葉に、菜種梅雨(なたねづゆ)

または催花(さいかう)という言葉がある

そうです。

菜種梅雨とは、菜の花が咲く時期に降る雨。

その雨が菜の花だけでなく、桜などいろいろ

花の開花を促すように降る風情から催花

とも呼ばれるようです。

どちらも「粋」な感じがする言葉です。

 

先週から、小雨や曇天の日が続き、すっきり

晴れた日はほとんどなく、時折晴れ間が出る

といった具合です

春に三日の晴れなしとはいうものの、こうも

雨が多いと、もともと無粋な私には、風流な

気分に浸るよも、もの悲しい気分になって

きます。

でも、希望の春です。とにかく出会いを求めて

散歩です。

 

ちょっと前まで咲いていたユスラウメです。

今はすっかり花は落ちていました。

 

野草の間に埋もれるように咲いていた

ペチコートスイセン(ナルキッスス・

バルボコディウム)も姿が見えなくなり

ました。ヒマラヤユキノシタも、いつの間

にか見えません。暖かい時期の花では

ないですからー。

 

花壇に随分と見られるのは、桜色のサクラソウ

そして青いムスカリです。

サクラソウは、ちょうど花壇の手入れをしている

方が「今年はきれいに咲いてるんですよ。是非

見てください。」と、嬉しそうに話してくれました。

 

花木はというと、近くのキブシはまだ頑張って

いましたが、カリンの花はそろそろといった

感じでした。

もちろん、それらと交代するかのように咲いて

いる花木があります。

 

ハナモモです。上の2枚のどちらの写真もハナモモ

間違いないと思うのですがー。

 

それにハナカイドウも、あちらこちらでみかけます。

 

ドウダンツツジの釣鐘のような白い花も、随分と

見られます。

 

もちろん桜はまだまだ見られるのですが、

雨でだいぶ花びらが落ちたり、色褪せたり

してきました。

枝垂桜はソメイヨシノに較べると、やや遅い

のでしょうか、薄紅色の花を誇らしげに

咲かせていました。

春の花は次々と咲いていきます。早いです。

(この10日ほどの間に、撮りためた写真が

 まだありますので、次回に続けます。)

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晴れた日の桜はいいですね ~石神井川・ところざわサクラタウン

2023-03-25 | 散歩

今週初め(21日)に行った、練馬の石神井川

の桜は5分咲き程度でしたし、曇天ということ

もありちょっと寂しい感じでした。

ところが三日後の24日、雲の合間から青空が

覗きました。私はメンバーではないので行け

せんが、家人がカルチャー仲間と再度、

石神井川の桜を見に行きました。

本当は、食べてお茶しておしゃべりするのが

目的です。内緒です(笑。)

      

      

      

時折雲の合間から少し青空が見える程度

でしたが、ほぼ満開でちょうど見頃。

やはり青空が背景にあるとないでは、

桜の表情が随分変わってくるんですね。

ソメイヨシノは薄いピンクの花なので、

くっきりした空の青が、はなびらの風情

をひきだしてくれる、そこがとてもいい

んですね。   

 

実は一週間ほど前、まだ桜の開花宣言が

出たばかりの頃でしたが、所沢のサクラ

タウンの桜が少し咲いているらしいと

聞きました。どうかなとおもいながらも、

あまりに青空がきれいなので、

見に行ったんです。

サクラタウンは、ミュージアム(角川武蔵野

ミュージアム)とホール(ジャパンパビリオン)

があるポップカルチャーの施設です。

若い人向けですね。

    

隈研吾さん設計のミュージアムはどっしりと

しています。その前の広場で、サクラまつり

のイベントが行われていました。

     

     

今回のイベントのためにつくられたのか

どうかわかりませんが、1966年に公開された

「大魔神」の像がありました。

以前はありませんでした。懐かしいです。

(※上の武将像が下の大魔神に変身するんです。

  ユーチューブに当時の予告編が公開されています。)

 

これも以前はなかったのですが、どこかで

見た記憶のある可愛らしい像です。

 

さて肝心の桜は、神社の向こうに、小高い

丘の上にありました。枝垂桜です。

 

神社のガラスの壁に桜の樹が映り、一層

映えて見えます。

 

ホールとミュージアムの間のスペースには、

屋台店やキッチンカーなどが並び、子ども

たちや若い人が楽しんでいました。

 

サクラタウンの周囲にも、桜はあるのですが、

この時はまだツボミ。

サクラタウン内の枝垂れ桜だけが、青空を

ひとりじめにしていました。

神社のご利益かもしれません。

他にはまずない現代アートの神社です

 

世界が平和でありますように!

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日本がメキシコに勝ったまではよかったんですが ~石神井川のソメイヨシノ~

2023-03-21 | 散歩

今朝はWBCの試合(日本対メキシコ)をハラハラ

ながら見ていました。

7回裏、吉田選手の同点ホームランに思わず

万歳です(3対3)。

これで何とか行けるぞと思った8回表、メキシコに

2点を取られ、再びリードされる展開(3対5)に

なりました。

正直言って、メジャーリーグメンバーをそろえた

メキシコにこのまま押し切られるのではと、

ガックリ。

しかし、8回裏、山川穂高選手(西武のドスコイ

選手です)の犠牲フライで1点差(4対5)に。

そして9回裏、大谷選手のツーベースヒット、

吉田選手の四球、吉田選手の代走は周東選手。

ここで、登場したのは村上様です。

不振にあえぐ村上様。日本中の祈りが通じたか、

とうとうやってくれました。

センターフェンス直撃の大ヒット。

大谷選手は悠悠ホームへ。続いて1塁にいた

周東選手がホームに。速い速い。あっという

間に逆転サヨナラです。

周東選手、本当に足が速い選手です。

代走的中です。

あっぱれ、栗山監督。

 

臨時ニュースで岸田総理がウクライナに極秘で

向かったと報道が流れました。もちろん国際情勢

きちんと把握する必要性はあるんですがー。

でも、それより村上様です。やってくれたんです。

おかげで明日のアメリカとの決勝戦もテレビ観戦

できるんです。

 

冷静さなどどこへやら。ふと思い出しました。

石神井川のソメイヨシノです。

今見に行かないと、ひょっとして雨で花が

やられるかもしれません。明日(22日)は晴れ

そうですが、とにかく気分が高揚しています。

今行かなきゃ、誰が行く。さあ出発だぞ。

西武線の練馬高野台駅を降りると、空はどんより

曇っていました。おまけに寒いです。

何のために勇んできたか、急に心も冷え込んで

きました。

例年人出が結構あるんですが、全体に5分咲き

くらいでは、さすがに見合わせる人が多いの

かもしれません。

おまけに曇りのため、花びらの美しさが

なかなか撮れません。カメラの技量不足、

残念です。

 

花も曇天のせいか、今一つ艶やかさを感じません。

やっぱり明日にしておけばよかった。

今さら後悔しても来てしまったんですから、

仕方がありません。

 

上の写真は、桜並木が続く一番のスポットです。

遠目には、満開に近いように見えますが、実際は

五分咲き程度ですから、やはり花の色合いが

いまいちです。

 

川沿いの公園では子どもたちが元気よく飛び

回っていました。無心なのが一番です。

 

石神井川の周囲には、いろいろな花がみられます。

上から順に、ヒュウガミズキ、レンギョウ、

ベニバナトキワマンサク

そのほかにもありましたが、またの機会に撮る

ことにしました。

 

今回、忘れ物はなかったんですが、肝心の

今日明日の天気予報を確かめるという基本を

忘れていました。

「村上様がどうこう言いながら、何が世界平和よ」

家人。仰せの通りです。しっかり叱られた一日

になりました。

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探し物はソメイヨシノです ~地域散歩~

2023-03-19 | 散歩

毎日のように探し物をしています。

整理のし忘れ、置き忘れ、しまい忘れ。

鍵、財布、スマホ。

とにかくどこにやったか。探してもどうにも

見つかりません。出かけられません。

家人に「あれが見つからない」と言うと、

「これは何」と、すぐ出てきます。

 

そういえば養老孟司さんも、そんなことを

書いていたと言い訳すると、「あの方は、

毎日いろいろなことで忙しいのよ。

ヒマなあなたと一緒にされたら迷惑です。」

 

(3.9読売新聞 時代の証言者35)

「日常を大切に、と言っている割には、

下手をすると探し物で半日つぶしている。

でも女房が探すとバカみたいにすんなり

見つかる。」

 

脳の活性化は、私には、まず歩くことです。

先日岐阜の子どもが送ってくれた

フキノトウの写真です。世の中はすっかり

春です。

 

ハクモクレンはすっかり開花し、見事です。

少し遅れて咲き出したシモクレンも見事です。

 

シロバナジンチョウゲも蕾が開き出し、

いい香りを漂わせています。

 

トサミズキの、うつむき加減の花です。

小枝から直接花がでています。

 

ボケの花も盛りを迎えています。

花期が長いです。

 

     

キブシです。遠目には、黄色いフジのように見えます。

 

アセビです。私の住まいの近くでは、シロバナが

ほとんどで、たくさんのブロガーさんが紹介され

ているピンクの花が見当たらないのが残念です。

 

ハナニラがいたるところで白い花を見せて

います。群生している様子は、なかなかに

素敵だと思います。

 

ユキヤナギ。

花の様子を表す言葉として、実に素敵な

名前です。先人の感性がよく表れている

ように思います。

 

一般にミモザと言われるようですが、その

中でギンヨウアカシアと言われるのが、

これではないかと思います。

近くにはないと思っていたのですが、

あまりにも目立つ花木があったので、

行ってみるとこの写真の花でした。

通りかかった方も、この花が何か知りた

かったんですと、嬉しそうにしておられ

ました。

 

可憐な花です。スノーフレークです。

白く小さな花弁に、緑色のマル印が

ついています。

 

青紫色のツルニチニチソウが咲き出しました。

これも花期が長い花です。

 

レンギョウが鮮やかです。春を彩る代表的な

花ですね。浮き浮きさせてくれます。

 

桜です。2cm弱くらいの小さな花をつけて

います。背丈が1mくらいで、花壇の中で

レンギョウに隠れるように咲いていました。

花壇の手入れをしておられた方が名前を

教えてくださったのですが、忘れてしまいました。

桜というのは、いろいろな品種があるんですね。

 

東京では、ソメイヨシノの開花宣言がありました。

今日(3.19)は、青空が広がり好天です。

おそらく、週後半には見頃になるはずです。

しかし、残念ながら、天気予報は木曜日くらい

から4・5日は雨の予報。

散らないといいのですがー。

カメラをしっかり充電し、バッグに入れて、

雨が少しでも上がれば、飛び出せるよう

準備しなくてはー。

 

探すのは満開の桜です。

飛び出したはいいが、少なくともカメラを

忘れて出ないよう、家人に頼んでおかない

といけません。そうそう、SDカードも

しっかり入れておかないとー。

 

世界が平和でありますように!

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河津桜が春風を運んでくれました ~石神井公園の近くで~

2023-03-03 | 散歩

2・3日前、地域の神社にお参りをしました。

ときどきお参りするようにしています。

困ったときの神頼みでは、ご利益などある

はずもありませんからー。

 

こんな言葉を書いた紙が置かれていました。

佐藤一斎という江戸時代後期の儒学者の

言葉です。

『春風(しゅんぷう)を以って人に接し

 秋霜(しゅうそう)を以って自らを粛む(つつしむ)

(言志後録) 

他人には春風のような暖かさで接する、

という戒めですね。

なかなか、そうはなれないですね。反省!

 

 

   

今日(3日)は、ひなまつりです。

いうまでもなく、女の子の幸せな成長を

願うまつりですね。女の子だけでなく、

我が子の無事の成長を願う親の気持ちが

込められています。

我が家では、家人のひな人形がなくなって

しまったので、代わりに、壁掛けと陶器の

おひな様を飾っています。年に一度の

お飾りです。

おひな様、どうぞ今年も子どもたちを

守ってください。

 

ところで、今年はソメイヨシノの開花は

早そうです。

でも、一足先に、私たちの目を楽しませて

くれているのが、河津桜です。

    

    

石神井公園駅の近くのバス道路沿いに

植えられている河津桜を見にいきました。

まだ若い木ばかりです。

50本くらいあるそうですが、近い将来、

見事な河津桜の並木になると思います。

 

赤みの濃い花ですので、ひと際目立ちます。

ちょっと残念なのは、やや葉桜になりかかって

いたこと。見に行くのが遅かったので仕方あり

ません。

 

たくさんのブロガーさんのように、上手には

撮れませんでしたが、なんとか花の美しさを

とろうと頑張ってみました。

 

今日本には、ウクライナから避難してきた方々

が住んでいます。祖国に親や家族を残してきて

いる人もいるようです。

たぶん、日本のひな飾りをみていることでしょう。

いたたまれぬ思いがします。

どうか、世界が平和でありますように!

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