ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

一輪の寒咲きアヤメに引き寄せられました ~殿ヶ谷戸庭園のひと時~

2020-12-14 | 公園・庭園・名所
殿ヶ谷戸庭園(国分寺市)のHPに、”カンザキアヤメが咲いています”
とありました。

今の時期、紅葉は見ごろを過ぎているはずです。しかし、家に引きこもって
いては、何も出会いがありません。

紅葉の名所とはいえ、もうとっくに色褪せているだろうと、ことさら
期待もせず、出かけました。

入口に向かうと、おやっ、思ったより人がいます。
イベントでもあったのかといぶかりながら中へ入りました。

酔芙蓉に種が出来ているようです。枯れ色の実も味わいがあります。



これってススキですよね。
丸まって、”よくおいでくださいました”と、お辞儀をしています。



樹木は冬支度です。霜よけ、コモ巻き、雪つり。



やはり、東屋下の弁天池のまわりの紅葉はほとんど終わっています。



肝心の寒咲きのアヤメが見当たりません。
滝の上のほうに咲いているらしいのです。

    

右に行ったり、左に行ったり、ちょっと上がったり、下がったり。
もう萎れたのかもしれません。
諦めかけたところ、ちらっと花のようなものがー。
なんと花が私を呼んでます。
一輪のカンザキアヤメです。しばらく見つめていました。



それだけでなく、芝生広場や東屋周りの紅葉は美しさを保っていました。









    

ラッキーです。





ヤブコウジのようです。十両それとも百両?。
とにかく赤い実が可愛いです。





実が上を向いているのはセンリョウ(千両)なんだそうですが、
「小判」の数が少ない気もします。
私には、十両・百両・千両はどこが違うのか、実のところよくわかりません。



早くも、数輪のボケの花が顔をだしています。



シデコブシ(四手辛夷)のつぼみが、光の中で春を待ち望んでいる
かのようです。



まさに「幸せは小刻みに」のひと時でした。





コメント (4)
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