日が当たり始めた頃から、家の周辺でドサンドサンと音がする。外に出ると屋根に積もっていた雪が落ちている。気温は10度。気温が上がったので融けて、屋根に接している下の方に行き、それが潤滑油のようになって滑り落ちる。大げさに言えば雪崩だ。
午後には屋根の雪はすっかりなくなるだろう。落ちて軒下に積もった雪は北向きの日陰のものはしばらくは残るかもしれない。これが北国ならば屋根に上がって雪下ろしをしなければならないだろう。美唄のSさんのブログを見ても重労働だということがよく分かる。放って置いたら家が潰れるだろう。独居老人はとても北国には住めない。温暖な所でよかったと、落ちる雪を見ながら思った。