里弄(リーロン)
上海市街地には旧い住宅が多くある。その住宅の地番表示は、例えば「上海市延安西路649弄60号203室」となる。この弄というのは小路、横丁を意味し、649弄は649番小路ということだ。北京の小路は胡同(フートン)と言う。
表通りに面した弄の入り口。写真では見にくいが「94弄」とある。
入口から弄を見る。
弄の中は狭く洗濯物が満艦飾のように干してあり、庶民的な雰囲気が溢れている。
唐怡荷(タン・イフ)は幼い頃このような下町のようなところに住んでいて、小さい池に金魚がいたり、葡萄の木があったりして楽しかったと懐かしんでいた。
比較的広い所もある。
弄で遊んでいた幼女。年寄り達に声を掛けられ、愛嬌を振りまいていた。
今でこそ雑然とし中にあるが、かつては中流の家ではなかったか・
弄のそばの野菜売りの露店。
旧い里弄のすぐそばには新しい高層住宅が建っている。
旧い住宅はどんどん取り壊されて高層ビルに変わる。北京でも同じだが、暮らしの様式や近所付き合い、人情は失われていくようだ。
上海市街地には旧い住宅が多くある。その住宅の地番表示は、例えば「上海市延安西路649弄60号203室」となる。この弄というのは小路、横丁を意味し、649弄は649番小路ということだ。北京の小路は胡同(フートン)と言う。
表通りに面した弄の入り口。写真では見にくいが「94弄」とある。
入口から弄を見る。
弄の中は狭く洗濯物が満艦飾のように干してあり、庶民的な雰囲気が溢れている。
唐怡荷(タン・イフ)は幼い頃このような下町のようなところに住んでいて、小さい池に金魚がいたり、葡萄の木があったりして楽しかったと懐かしんでいた。
比較的広い所もある。
弄で遊んでいた幼女。年寄り達に声を掛けられ、愛嬌を振りまいていた。
今でこそ雑然とし中にあるが、かつては中流の家ではなかったか・
弄のそばの野菜売りの露店。
旧い里弄のすぐそばには新しい高層住宅が建っている。
旧い住宅はどんどん取り壊されて高層ビルに変わる。北京でも同じだが、暮らしの様式や近所付き合い、人情は失われていくようだ。