中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

ゴローとミーシャ

2008-02-13 08:18:41 | 身辺雑記
 北海道美唄のブログ友Sさんの家の雄猫のゴローが紹介されていた。これまでにも紹介されていたが、Sさんの孫たちが来るとどこかへ姿を消し、帰ると「うるせえ連中は帰ったか」と言わんばかりにまた姿を現すそうで、その様子が想像されて微笑ましい。写真を見ると我が家の雌猫のミーシャによく似ているのに驚く。

 ゴロー

 ミーシャ

 ゴローもミーシャもいわゆるチャトラ(茶虎)と言う毛並みだ。遠く離れている所でもこのように同じような毛並みのものがいるのは面白い。近所にもよく似たチャトラの野良猫が2匹いるが、これらは野良猫特有の警戒心の強い目つきをしているからミーシャとは区別がつくが、ちょっと見ると戸惑うこともある。

 南京の総統府にもそっくりな猫がいて驚いたことがあった。
 

 ミーシャ

 以前テレビでローマの遺跡に住んでいる野良猫たちの生態を撮ったのを見たが、その中にもチャトラがいた。おそらく先祖は共通していて、それがあちこちに広がったのだろう。日本に来たのはいつのことだったのか。

 猫の性質は個体によってさまざまなようで、ゴローとミーシャもそれぞれ個性があるようだが、猫は概してあまり人に媚びることをしない。こちらがいくら呼びかけても「我関せず焉」という態度で、そのくせ気が向くと黙ってのっそりと膝に上がってきたりする。そういうところがいいと言う猫党もいれば、可愛げがないから犬の方がと言う犬党もいる。猫も犬も物を思うことがあれば、人間というものは自分勝手な生き物だと思うかも知れない。