ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

古き建物~軽井沢タリアセン~

2017-07-05 | 日記
「軽井沢タリアセン」での注目はその自然の中にある建造物です。
ナショナルトラスト運動を通して歴史的建造物の保存に力を入れたここのオーナー(現、軽井沢町長)
いくつもの建物が塩沢湖を中心としたこの敷地内に移築、保存されています。
池にかかる橋も風情があります。


これは昭和初期のA・レーモンドのアトリエ「夏の家」です。


現在は「ペイネ美術館」となっています。


ペイネの作品は温かみがあって優しさにあふれています。(絵葉書より)


水辺にワスレナグサがたくさん咲いていました。


苔むした庭の向こうが塩沢湖、旧朝吹山荘も見えます。


旧朝吹山荘「睡鳩荘」は昭和初期の建物、朝吹登水子(「悲しみよこんにちは」の訳者)ゆかりの家です。






これは明治44年に立てられた旧軽井沢郵便局の建物、国の登録有形文化財になっています。


今は「深沢紅子野の花美術館」になっています。
窓辺からの緑がきれいでした。ユリの花もしっとりといい感じです。




この作家さんの野の花は心にしみます。(絵葉書より)


ここで発見!立原道造から深沢紅子あてのはがき。旦那様の深沢省三(童画家)とも交流があった立原です。


有島武朗別荘「淨月庵」です。明治末期の建物で今はカフェになっています。


軽井沢高原文庫の庭には堀辰雄の別荘「1412番山荘」が移築されています。


大正期の建物で堀辰雄が昭和初期に住み、その後深沢省三紅子が住んだ内部はレトロです。


昭和8年築の野上弥生子の書斎、茶室の作りです。


「軽井沢高原文庫」も見学、軽井沢ゆかりの作家や詩人たちのたくさんの出会いに感動です。




ここへ来ると必ず立ち寄るのがこの「立原道造」の詩碑…若かりし頃の憧れの詩の世界です。
あの頃の自分を思い起こしながら緑濃き木立にしばし佇みました…




コメント (2)
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バラの季節~軽井沢タリアセン~

2017-07-05 | 日記
バラの季節に訪れたかった「軽井沢タリアセン」に6月末に行ってきました。
オールドローズを中心としたイングリッシュローズガーデンを作り始めた頃からみるとバラも増え華やかになってきました。
ガーデン入り口の案内板もすてきです。


小さな小屋に蔓バラが絡むイギリスの(?)風景。


ここには200種1800株のイングリッシュローズが咲き誇ります。
気になるバラはたくさんあってアップしきれませんが…紅とブルーのバラ




ポールズヒマラヤンムスクというつるバラの大木!見事な咲きっぷりです。


こんなバラたちも輝いていました。










本当に沢山のバラたちを堪能できました。






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