ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

秋の風景~塩嶺と荒神山~

2017-10-13 | 日記
夏から続けているノルディックウォーキングの教室で塩嶺(塩尻峠)へ行きました。
ここは標高1000m程の峠で分水嶺(南は天竜川から太平洋へ、北は犀川、信濃川から日本海へ)にもなっています。
塩嶺は武田信玄に宛てて上杉謙信が塩を送った故事による命名ともいわれています。
この落ち葉の道を展望台まで歩きました。


なんと、途中で出会ったのは「アサギマダラ」!


仲間は見られずこの一頭だけのようでしたがこの時期、渡りの途中でしょうか。
思いがけずアサギマダラに出会えて感激でした!




江戸時代の石の祠です。松本領と諏訪領の境の宮とのことです。


この石碑は明治天皇巡幸記念碑、この前で「日本一短い祭り」が行われます。
ちょうどこの日が当日で塩尻市と岡谷市の関係者が集まっていました。
「日本一短いお祭り」とは、「一同、礼」の合図で頭を下げるだけで終了するお祭りです。


展望台からの眺めは素敵で、諏訪湖側はちょうど遠くの山を含めてハート形になっています!


八ヶ岳もきれいに見えます。
ここは関東富士見百景に選ばれていますが、この日の富士山は霞んでうっすらでした。


反対側には北アルプスも眺められます。ちょっと霞んでしまっていますが…


この塩嶺御野立公園は紅葉の名所ですがまだ早く、日当たりのいい場所の木だけ紅葉していました。


ミズヒキが群生し、蔦も紅葉していました。




別の日、仲間と辰野町の荒神山温泉へお楽しみ会に出かけました。
この荒神山で地元の方がミヤマシジミの保護活動をしています。
ミヤマシジミは絶滅危惧種だそうで、池の周囲に幼虫の食草コマツナギを植えておられます。
おかげでミヤマシジミが見られるようになってきたとのこと、私も出会えました!




良く動き回り小さいですし、なかなかシャッターチャンスが…
ようやく写真に納まってくれたミヤマシジミ、お疲れの様子です。


美味しいものをいただき、温泉に入って紅葉や秋の空を眺められていい一日でした。






コメント (4)
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