ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

松本市はかり博物館へ

2024-02-12 | ミュージアム

松本市街地の「中町」は蔵の街です。蔵造りのお店が並んでいて興味深いお店もたくさんあります。よく通るのですが、この通りにある「はかり資料館」には今まで入る機会がありませんでした。ここの前身は明治35年創業の「竹内度量衡店」です。昭和61年まで営業し、その後建物と資料が松本市に寄贈されて「はかり資料館」になったそうです。

     

 

町屋のような内部にはたくさんの資料(はかり等)が展示されていてどれも興味深かったです。

     

  

  

     

  

 

昔ながらの大きな金庫も注目でした。

     

 

この資料館の建物自体も素晴らしいもので、その柱も年季の入ったのもですし、箱階段も趣あるものでした。

  

 

ここには型絵染作家の「三代澤本寿」の作品も展示されていました。「三代澤本寿」は松本市出身の方で、人間国宝の「芹沢銈介」に師事し、「柳宗悦」と共に民芸運動を牽引した人です。

  

 

外の蔵には「片倉製糸所と中町」の展示がありました。松本の養蚕業と片倉との結びつきにも興味津々でした。この地方では蠶(かいこ)が尊ばれ「蚕玉(こだま)さま」の信仰があったようです。「松本だるま」の展示も興味深かったです。

    

     

     

     

 

中庭には昔ながらの井戸もありました。

  

 

この敷地内には「擬洋風建築」の蔵座敷「旧三松屋蔵座敷」が移築されています。この建物を作ったのは国宝「旧開智学校校舎」をも手掛けた「立石清重」で、明治27年の建築です。

     

 

内部の2階が洋風の作りで1階は和風のお部屋になっていました。擬洋風建築の様子が随所に見られました。

     

  

     

 

おまけは松本への道中で見かけた風景です。塩嶺に行く途中で眺めた諏訪湖と八ヶ岳です。

     

 

塩尻から松本へ向かう東山山麓線からは雲がたなびく北アルプスを望むことが出来ました。良い天気で素晴らしい眺めでした。

     

  

     

  

 

松本空港から飛び立った飛行機でしょうか、北アルプスをバックに飛んでいきました。後で調べたらこの飛行機は沖縄~松本間の期間限定のチャーター便で、JALグループJTAの「ジンベエジェット」!ジンベエザメをデザインした飛行機で、この日が最終便の貴重な写真でした。

  

     

 

良い天気で久しぶりに松本市街地を良く歩きました。歩数は12136歩でした…

   

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする