教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

イタリア山庭園へ(その2)

2010年04月26日 | その他
石川町の小高いこの地は1880~1886年まで
イタリア領事館がおかれたことから“イタリア山”と呼ばれ、
現在ブラフ18番館と外交官の家が移築されています。

いただいたパンフレットによると
「ブラフ18番館」は
大正末期に建てられた外国人住宅で
平成3年までカトリック山手教会の司祭館として使われ
平成5年に今のイタリア山庭園内に移築復元された、
とあります。



木造2階建て
フランス瓦と窓枠の青緑の組み合わせが美しい・・



どこを見ても絵になります



艶の出た木の階段は狭くてすれ違うのが大変ですが
広すぎず素朴な感じがしてとても落ち着きます。



うっとり・・・優しく懐かしい雰囲気です。

ついブラフ18番館でのんびりしてしまいました。
日が翳ってきたので急ぎ隣の「外交官の家」へ。



平成9年に渋谷区から移築され、国の重要文化財に指定されたそう。
名前の由来は明治政府の外交官・内田定槌邸だったため。
アメリカン・ヴィクトリアン様式の建物ということですが
思わず吸い寄せられてしまうような外観をしています。



重厚な色合いの室内にはステンドグラスが配され



軽やかな彩りを添えています。



1910年に建てられて以来
たくさんの国内外の要人がここを訪れたのでしょう。
古い本が納められた棚を眺めていたら
夢見心地になりました。



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