教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Sさんの新作水彩画

2015年09月18日 | 教室風景

Sさんは初夏の彩りを描かれました。


「ふじの花」  水彩画  F6

なんという艶やかさ!長い房を垂らしたフジの花は今まさに最盛期で
甘い香り漂う周囲を飛び交うハナバチの羽音さえ聞こえてきそうです。
一輪一輪綿密に彩色された花、よく観察された若葉、どっしりとした蔓、
地面に落ちた影、全てに魂がこめられ晴れやかな表情をしています。

近づいてみました。


鉛筆での下描きの線は細く丁寧で、明暗をつけることはあまりなく
淡い透明水彩絵の具を少しずつ重ねることでバランスをとってゆき
ます。じっくりと模索しながら目指すところへまっすぐ進む制作姿勢が
静かな画面に爽やかな風とまばゆいほどの光をもたらしています。

枚数を重ねる毎に色調の幅が広がり濃厚さと迫力が増してきました。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Sさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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9月青空の下の生き物たち

2015年09月18日 | 生き物

この9月は例年になく雨が多いような気がします。
最近の貴重な秋晴れの日に出会った小さな生き物を並べてみました。


いつもこのカシノキで縄張りをはっているウラギンシジミ


2頭で華麗なダンスバトルを繰り広げていたコミスジ


オオカマキリ、なのかな~?
チョウセンカマキリとの区別が難しいです。
ここまでは日向コーナーで、日陰に行くと


いつ見てもほれぼれするハンミョウに


くるっと丸めた口吻もかわいいナミヒカゲ
今が出現のピークなのでしょうか、たくさん飛び交っていました。

珍しかったのがウバユリの青い実にいた


黄色と黒の派手な体色をもつこちらのカップル
ベッコウガガンボという生き物のようです。


トビナナフシもいました。
枝そっくりのナナフシに出会うと、見~つけたっ!と嬉しくなります♪

晴れるとゆっくり歩けるし、光もよいのですっきりした写真が撮れる♪
今は最高に気持ちがよい季節のはずなのに・・カラリ晴れてほしいものです。


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