教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Kさんの新作日本画2点

2015年09月23日 | 教室風景

Kさんの新作日本画を2点続けてご紹介いたします。


「感謝」  日本画  F6

福福しい頬につぶらな瞳。何と愛くるしいお顔なのでしょう。幼少期の
お嬢さんに贈ったというこのお人形は、Kさんと共にお嬢さんの成長を
静かに見守ってきました。優しく華やかな色の紅葉で彩られた時の川
は今あることへの感謝と幸あれかしと願う心が込められています。

近づいてみました。

じっくりと岩絵の具を重ねてつくった堅牢な地が細やかな描き込みを
自在にしました。純真な瞳に晴れ晴れとした表情のお人形は質感も
よく表されその存在は強い輝きを放っています。描き込んだ後あえて
淡くぼかした背景は幻想的で、物語のなかに吸い込まれそうです。


2作目です。


「富士と芝桜」  日本画  F8

どこまでも晴れ渡る空に残雪の白も鮮やかな富士。瑞々しい芽吹きの
森とそれを映す水と花の絨毯が織りなす夢のような光景です。力強く
描かれた裾野の木々が味わい深く自然で、簡略化し装飾的に表現
された芝桜との対比も鮮明です。清清しさに心が洗われるようです。

近づいてみました。


青空は何層にも岩絵の具を重ねて晩春の柔らかさと湿り気を出し
水面は筆をかすれさせながら表情豊かに描かれました。対して
芝桜は塗りムラをつくり木々は筆を立ててと幅の広い表現を用い
雄大な光景を描ききりました。生命感にあふれた爽快な作品です。

どの作品もまっすぐ明るいKさん。力強さ発色のよさも増してきました。
Kさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“
作品集
”の中のKさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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ツルふわな毛並み復活♪

2015年09月23日 | その他

庭をすこし見ない間にコムラサキシキブの実が見頃となっていました。


小さな苗を購入したのはもう5年以上前。すっかり大きな株となり
実を食べた鳥の落としものが芽吹いたものなのか、植えた覚えのない
場所にも茂みができました。
なんとか冬まで実が残ってくれれば小鳥たちのよい食事場となります。

庭の一番気持ちの良い場所には今日もにゃんきちが寝ています。


「ああ、お母さん来ないかな~・・」
毎朝母がこのほうきを持つ瞬間を待っているのです。

「まったく、使おうとするチリトリやゴミ袋にわざわざのってくるのよ」
といいつつ母はあまり困っていない様子。


草むしりがはかどっているかどうかは別として、けっこう楽しそうです♪


もう母がだ~い好き!のにゃんきちは


私がカメラをむけるとやっぱりこのカオ。
軽くですがはたかれることもあります。私の、母に対する態度が悪いとか
何か不満があるのでしょうか?

そうそう、8月のお盆の頃、ネコノミ駆除剤を肩甲骨のところにたらした後
だるそうで何より毛並みがぼっそぼそになってしまい気がかりでした。

ところがここのところツルふわ毛並みが復活!
一ヶ月間だという薬剤の効目が切れたためなのか、冬毛の生える
時期なのか。このタイミングは気になります。


家から田んぼは遠いのに、幼いアマガエルがちらほら♪


焦茶色のペンキが塗ってあるところにいたアマガエルはこんな色♪

猫がカエルを食べると寄生虫も一緒にもらうことがあるのだとか。
可愛いアマガエルたちがにゃんきちに食べられませんように・・。
今のところアマガエルに興味を示したのを見たことがありませんが
どちらも心配になります。


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