Iさんは自作のお皿を描かれました。
「私の中」 日本画 F8
Iさん自らデザインして焼かれた織部風の趣ある大皿、二つ配置された
レモンもお庭で育てた果実。共にIさんのエネルギーがこもっています。
作者の内面を表したモチーフに加え、画にさしこまれた遊び心のある
文章が鑑賞者との距離を縮めています。率直で伸びやかな作品です。
近づいてみました。
釉薬の濡れたような味わいと土の重さを出すのに時間をかけました。
描かれた文字は最初の構想にはなく完成直前に付け加えられました。
何か面白くない。という現状を打開するために考え決断したことは後に
自信となり、表現の幅を広げて次の挑戦へと繋がってゆくことでしょう。
創作を心から楽しみながら前進しているIさん。次の作品も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Iさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
西のほうは青空が出ているのに、南東方面は不穏な空模様。
上郷森の家方面に運転しながら雨と稲妻を追いかけているような
錯覚に陥りました。
9月最後の教室日は晴れて蒸し暑かったり急に雨が降ったりの
不安定なお天気でした。
「第15回グループ彩雲作品展」がまであと10日、作品展前の教室は
この日が最後でした。
制作をしながらも搬入の時間、会場のお当番日や持ち物などいま一度
確認をしていたらあっという間に時間が過ぎていきました。
作品展に展示予定の作品も無事4点仕上がってひと安心。
午前中はHさんが、午後はKさんとHさんがそれぞれ日本画作品を
完成させました。順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
この日は太陽が顔を出したっ♪と喜んでもまだ雨がぱらついていたりして
傘が手放せませんでした。
セミも鳴いているのですが雨が降っています・・。
あまり生き物は活動していないだろう、とのんびり歩いていたら
ツマグロヒョウモンのオスが翅を広げていたり
カマキリがじっとにわか雨を耐えていたり。
生き物たちも変なお天気にとまどっているように見えました。
オオトリノフンダマシの卵のうかな?
トリノフンダマシの仲間に会いたい!近くで見守っている母蜘蛛がいないか
よ~く探しましたがどうしてもみつけられませんでした。
濡れたクヌギの樹皮では久しぶりのクワガタが!
体長3cmくらい。はじめコクワガタのメスだと思ったけれど
赤味が強くボリュームのある身体つき。ノコギリクワガタのメスかな?
間に作品展を挟み、次の教室は3週間後の10月9日。
そのころ森の様子はどのように変わっているのでしょうか。