教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

シジミチョウのつぶらな瞳♪

2011年06月20日 | 生き物

大きなひとみが愛らしい
身近なシジミチョウたちを集めてみました☆



今は外に出ることができない虫好きのAさんに
ほのぼのしていただけるでしょうか?



ベニシジミはよく見ると凝った色合いですね♪



早春からよく出会ったツバメシジミ
4~5月より数が少なくなりました。



ヤマトシジミでしょうか、
眼の色が淡めで表情豊か♪



今の時期いちばん見かけるのはこのルリシジミ
クララのつぼみに産卵中!



近づいたら薄青緑色の産みたて卵が!



う~ん、クリアに撮影したかったのですが
これが限界。扁平な卵の直径は1mmほど、
表面がツブツブしています。



風雨をじっと耐える姿も美しい・・
けれどやっぱり雨より晴れがいい!

すっきりした青空のもと
草原に寝ころがりたいものです☆


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6月の赤い木の実

2011年06月19日 | 自然

横浜自然観察の森で6月出会った
赤い木の実を日付の早い順に並べてみました。
なぜか赤い実を見るとワクワクします♪



例年になく豊作だったニワトコの実



ヤマザクラの実

ここから6月中旬以降です。



コクワの実は今も食べごろ



オニシバリの実は真っ赤!
こちらはあまり口にしないほうがよいようです。

そして注目株の



ドクウツギ。
枝まで真っ赤なところも毒々しい~!



17日の様子です。
この実は恐ろしい猛毒だそうで
近くに注意書きの看板があります。
黒に近い紫色の実が完熟状態。
次の教室日である2週間後、この木を
見る時にはもう盛りを過ぎているでしょう。
いつも実の中心を見てみたいと思っているのですが
今年もちょうど良い時期を逃してしまいそうです。

雨だったのでいつもと違う道を歩いたら・・



こんな実がありました♪
今まで気がつかなかった・・
名前がとても気になるところ。
春の花がどんなものだったのかも後ほど
近くの観察センターで調べてみたいと思います。
それにしてもカラッと晴れてもらいたいものです。


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作品展のお知らせ

2011年06月18日 | その他

21日から始まります
私の作品展のお知らせをさせていただきます。



及川みほ日本画作品展

-里山点検隊-
6月21日(火)~27日(月)
11時~19時
(最終日は17時まで)

会場:自由が丘もみの木画廊

自然の光景や生き物に触れて
心に浮かんだ物語や
とどめておきたい大切な情景などを
描いた作品を展示いたします。


もみの木画廊
東京都世田谷区奥沢6-33-14
(TEL)03-3705-6511

(下の地図をクリックして下さい☆)



もみの木画廊さんで個展をさせていただくのは8回目で
昔からとてもお世話になっています。
東急東横線、大井町線の自由が丘駅からほど近く
展示空間はもちろん
オーナーはじめスタッフの皆さんも
明るくステキな画廊です。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ☆



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雨宿り

2011年06月18日 | 教室風景

6月最後の教室日は小雨。
午前中の中庭はカッパを着た
小学生たちでにぎわっているものの
教室内は静かな時間が流れていました。



窓からは満開のキンシバイが
黄金の布のように見えます。



夏休み開始まであと一ヶ月。
9月中旬の作品展に向け
出品予定の作品は仕上げの時期、そして
展示の準備作業を進める時期となりました。

正午には雨が上がる、という天気予報があたり
お昼は外でご飯を食べることができました♪



とはいえ時折雨はぱらつくので
あたりは濡れたまま・・



コミスジらしきタテハチョウが雨宿り
触角に雫がついています。

雨上がりの楽しみ、水滴のついたクモの巣
この巣の持ち主は



同じ場所で13日に撮影したこの5mmほどのクモのもの?
サツマノミダマシの赤ちゃんでしょうか。



クララの花にもルリシジミがじっと翅を乾かしていました。



朝、雨の中歩いたときは一頭も見当たらなかった
ハラビロトンボたちも活動再開

もうそろそろ青空が恋しくなってきました。


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Tさんの新作完成

2011年06月17日 | 教室風景

Tさんは鎌倉の神社を描きました。



「荏柄天神」  日本画  P10

山を背負った本殿のたたずまいは凛として
早春の清清しい空気が感じられます。

にじみ止めをしていない薄めの麻紙を用い
様子を見ながらドーサを引き
紙を染めるように描きすすめました。
雲肌麻紙に描く時は岩絵の具をしっかり重ねて
厚みと深みのある絵肌にしていくのですが
今回は屋根や道にできた絵の具のにじみやかすれが
表情豊かで面白かったのでそれをいかし
薄塗りで仕上げることにしました。
胡粉の濃度を微妙に調整して
さまざまな白色の表現にこだわり
Tさんの持ち味がいかされた
ふわりと明るい作品となりました。

Tさんの作品はどれもやわらかく爽やかなものばかり。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のTさんのページに掲載されています。
たくさんの水彩スケッチも描かれていて
その膨大な作品はご自身のHP
「水彩スケッチ紀行」に掲載されています。
ぜひこちらもあわせてご覧下さい!




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ルーに蝶

2011年06月16日 | 散歩

週に一度は様子を見に行くハーブ園



公園のスタッフによりしっかり手入れされ
みなスクスクと育っています。
キアゲハがディルとイタリアンパセリに産み付けた卵の
その後がずっと気になっているのですが、今のところ
幼虫の姿に成長したものは見当たりません。



すがすがしい青色のボリジと



華やかなアルカネットは
あいかわらず花盛り!

楽しみにしているラベンダーは・・



だいぶ蕾が大きくなって



やさしい香りがあたりに漂うのももうすぐです♪



あっナミアゲハ!
この黄色い花にひかれるようで
今にも卵を産みそうな雰囲気です。
パネルを見ると
「ルー(ヘンルーダ) ミカン科」 
とありました。なるほど♪



モンシロチョウも訪問
うっとりとしているように見えました。



ブラックベリーの葉にはナミテントウがチョロチョロ



珍しい花☆
よく見るとオリーブの木です。
開花期間が4~5日と短いそうなので
出会えてラッキー!初めて見ました。

何年も前
友人と小豆島に行ったのは夏だったか・・
違う品種を近くに植えると実がつきやすいと知って
オリーブの実を食べるのが大好きな友は旅先で
2苗買って鎌倉のご実家に持って帰りましたっけ。
その後見上げる程の大きさに育ったという2種のオリーブは
はたして実をつけたのか?今は遠くに住む友に
久しぶりにスカイプして聞こうかな☆


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I さんの日本画完成

2011年06月15日 | 教室風景

Iさんは古民家を内部から描きました。



「里山・餅つく日」  日本画  F12

暗い室内に外からの光が静かに差し込んでいます。
かまどには火が入れられ
杵と臼が用意されているところを見ると
蒸気のあがったセイロの中身はもち米でしょう。
外は雪景色なので年末年始の頃・・?
臨場感あふれる里山の冬の情景です。

川崎の民家園で17世紀後半に建てられたという
重要文化財の民家を取材しました。
土間に使われていないかまど。今ではなかなか
見ることのできない農耕器具なども並べられ
いわば歴史資料館のようになった古民家に、
創造力で命をふきこみました。

梁の仕組みなどを確かめに取材を重ね
いつもどおり鉛筆デッサンにじっくり取り組むことで
物語を練り上げ、岩絵の具を重ねるごとに
作品の輝きが増していきました。

光をテーマのひとつにされているIさん。
過去の作品にもさまざまな光を感じることができます。
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Iさんのページにたくさん掲載されていますので
こちらもぜひご覧下さい。

 


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白く霞む森

2011年06月14日 | 教室風景

昨夜から降り続いていた雨は
朝、森を歩く頃に一時やんで



教室が始まったら再び降りはじめました。



こんな日は絵の具の乾燥が遅く
なかなか作業がはかどりませんが
乾き待ちの時間が多いのも時にはよいものです。



午前中に I さんが、午後にTさんが
それぞれ一点ずつ日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに!



森全体が水気たっぷりで
もやがからだにまとわりつくよう



ちょうど食べ頃の桑の実に
この時期にぴったりのかたつむり

子ガエルや子ヘビに会うことを期待して
ホタルの池に行ってみると



トクサの仲間の丈が伸びていました。
根元にはカエルやヘビでなく



体長3cmくらいのヤゴの抜け殻

アサザの葉の上には



ピチピチの生きたヤゴが!
体長4cmはあるでしょうか、かなり大きい♪

水滴できらめく小さな生き物がたくさんいたので
またのちほどご紹介いたします。


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森のイチゴ

2011年06月13日 | 自然

初夏の森で見つけた
イチゴの仲間を並べてみました。



ウツギの花が咲き始めた頃
熟していたモミジイチゴ
名前どおり葉っぱがモミジみたいですね。



モミジイチゴに少し遅れて熟したのはクサイチゴ
真っ赤で半透明のきれいな実ですね。



クサイチゴの花
花だけ見ればモミジイチゴに似ていますが
草丈が低く足元に広がっているうえ
葉の形が違うので見分けやすいです。



子供の頃から馴染みのあるヘビイチゴ



ヘビイチゴの花も
実と同じで愛らしいですね。



今花盛りなのがナワシロイチゴ
そういえばいつ出会ってもこの状態で
花びらがきれいに開いているのを
見たことがありません。

以上が横浜自然観察の森のイチゴの仲間
下の2種は近所の公園で見かけました。



カジイチゴの花
まるでカエデのような大きな葉です。
モミジイチゴのようなオレンジ色の実がなりますが
子供の頃は舌がイガイガするほど食べましたっけ。



ブラックベリーの花
花だけでも美しいのに
実もおいしいなんて素晴らしい☆



あとひと月もすれば熟しそうですね!

森で見られるイチゴの仲間は
もっとあるようなので見落としているのかも。
新しい種類にであったらまたご紹介いたします☆


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Hさんの日本画完成

2011年06月12日 | 教室風景

Hさんはやえざくらを描きました。



「馬場花木園」  日本画  F10 

花のついていない真冬に桜の枝振りを写生し、
桜が咲いてからも写生と観察を繰り返し
長い時間をかけてじっくりと描きこんだ作品です。
途中やめてしまおうかと悩む時期もあり
それでもこの作品と向き合っているうちに
重ねられた岩絵の具は盛り上がり
美しい輝きを放ってきました。
春のふんわりとした空気が心地よい作品です。

たくさんの日本画作品を描いてきたHさん。
持ち味のやわらかいタッチはそのままに
近作は強さと迫力がでてきました。
研究熱心なHさんがこれからまた
どのような変貌を遂げられるのか楽しみです。

Hさんの作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のHさんのページ
たくさん掲載されています。
こちらもぜひご覧下さい☆



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