この旅を「九州山岳巡礼」としたのは、どの山も古くから山岳信仰や修験場として開かれた山ばかりで、頂上には必ず石祠が設置されていて、登山道もそのような人たちによって開かれて、1000年以上にもわたって歩かれている山ばかりだからである。そこが北海道の山と一番違う点である。
昨日書き忘れたが、多良岳や経ガ岳も平安時代からの真言密教の修験場として栄えた山である。
さて、今日の山は山名からしても、そのような歴史もあるのだろうが、1990年11月の大噴火で、連日テレビに釘付けにされた雲仙普賢岳である。この噴火で誕生した平成新山がてきるまでの雲仙火山群の最高峰で、日本二百名山に選ばれている山でもある。
池ノ原園地をスタートして、仁田峠から妙見岳~国見岳~普賢岳と登り、薊谷を下った。
妙見岳や国見岳への登りは結構な急登で、斜面一面ミヤマキリシマの大群落で覆われている。妙見の頂上手前で、普賢岳の頂上と後ろに噴煙を上げてそそりたつ平成新山と対面する。(添付画像)
二度登り返して頂上に立つと、眼前に溶岩が積み重なった平成新山が凄い迫力で迫る。頂上は昔のままで、東側にだけ溶岩が流れたようである。
下りに歩いた薊谷コースは普賢岳だけに直接登る登山道で遊歩道のように整備されている。
3日連続天候には恵まれているが、黄砂にでも覆われたときのように霞んで、遠望には恵まれないのが残念である。
タイム(単独) ・登り 2:00 ・下り 1:10
下山後、昨日と同じ100円温泉に入る。その後、島原の方へ回り、反対側の生々しい溶岩流の跡わ眺めて、島原から熊本へ渡る12:43のフェリーに乗る。
明るい内に阿蘇に入って、明日の高岳と根子岳が眺められる仙酔峡登山口下のかんぼの宿の駐車場に失礼させていただく。
昨日書き忘れたが、多良岳や経ガ岳も平安時代からの真言密教の修験場として栄えた山である。
さて、今日の山は山名からしても、そのような歴史もあるのだろうが、1990年11月の大噴火で、連日テレビに釘付けにされた雲仙普賢岳である。この噴火で誕生した平成新山がてきるまでの雲仙火山群の最高峰で、日本二百名山に選ばれている山でもある。
池ノ原園地をスタートして、仁田峠から妙見岳~国見岳~普賢岳と登り、薊谷を下った。
妙見岳や国見岳への登りは結構な急登で、斜面一面ミヤマキリシマの大群落で覆われている。妙見の頂上手前で、普賢岳の頂上と後ろに噴煙を上げてそそりたつ平成新山と対面する。(添付画像)
二度登り返して頂上に立つと、眼前に溶岩が積み重なった平成新山が凄い迫力で迫る。頂上は昔のままで、東側にだけ溶岩が流れたようである。
下りに歩いた薊谷コースは普賢岳だけに直接登る登山道で遊歩道のように整備されている。
3日連続天候には恵まれているが、黄砂にでも覆われたときのように霞んで、遠望には恵まれないのが残念である。
タイム(単独) ・登り 2:00 ・下り 1:10
下山後、昨日と同じ100円温泉に入る。その後、島原の方へ回り、反対側の生々しい溶岩流の跡わ眺めて、島原から熊本へ渡る12:43のフェリーに乗る。
明るい内に阿蘇に入って、明日の高岳と根子岳が眺められる仙酔峡登山口下のかんぼの宿の駐車場に失礼させていただく。