この傾山(かたむきやま)は、大崩山の次に楽しみにしていた山である。この山旅のこれまでで一番の好天に恵まれ、大満足の山行となった。
断崖絶壁をなし、特異な形をした岩峰がそこかしこに屹立するこの山は、祖母傾国定公園の東側の主峰である。四皇子峰(しおうじみね)とも呼ばれ、神話に彩られた信仰の山で、日本三百名山に選ばれれている。
北側の九折登山口からスタートし、雪がなければ、帰りは、三ツ尾経由コースを歩いて周回したかったが、安全に徹し、九折越経由のコースを単独で往復した。
このコースは、登山口が400mで、珍しく標高差1200m以上もあるが、深い九折川の源頭部を挟んで、屹立する前傾を中心とする三ッ坊主から本傾(頂上)と後傾へと続く絶壁とその上に連なる岩峰群をずっと仰ぎながら歩ける一番人気のコースとのことで、まさに、その通りの素晴らしいコースであった。
九折越までは標高差900mの急登が続く。そこから本傾と後傾へ向かって90度向きを変えてセンゲン尾根を辿る。九折越から一昨日祖母山で同行した鹿児島のO君の3日前のトレースか合流する。後傾とのコルに近づくに連れて迫力を増す本傾と後傾が迫ってくる(添付画像)。
後傾の南側の急な岩尾根を詰めて、裏側から巻くように本傾の上に立つ。下から眺めていた鋭峰の感じからすると落ち着い感じの頂上であった。
無風快晴の頂上からは、こちらに急崖を向けて凛とした姿の祖母山、4日前に登った大崩山、明日の予定の久住連山など360度の展望が広がる。唯一残念なのが阿蘇山が雲の中であったことである。最高の登山日和に関わらず誰にも逢わなかった。積雪は、センゲン尾根ね深いところで20cm位であった。
タイム(単独) 登り 3:10、 下り 2:30
下山後、次の予定の久住連山を目指す。宿泊場所を九重スカイランドの駐車場に決めて、その先の黒川温泉でゆっくり温まる。戻るころには夕陽に染まる阿蘇五岳が姿を現す。
断崖絶壁をなし、特異な形をした岩峰がそこかしこに屹立するこの山は、祖母傾国定公園の東側の主峰である。四皇子峰(しおうじみね)とも呼ばれ、神話に彩られた信仰の山で、日本三百名山に選ばれれている。
北側の九折登山口からスタートし、雪がなければ、帰りは、三ツ尾経由コースを歩いて周回したかったが、安全に徹し、九折越経由のコースを単独で往復した。
このコースは、登山口が400mで、珍しく標高差1200m以上もあるが、深い九折川の源頭部を挟んで、屹立する前傾を中心とする三ッ坊主から本傾(頂上)と後傾へと続く絶壁とその上に連なる岩峰群をずっと仰ぎながら歩ける一番人気のコースとのことで、まさに、その通りの素晴らしいコースであった。
九折越までは標高差900mの急登が続く。そこから本傾と後傾へ向かって90度向きを変えてセンゲン尾根を辿る。九折越から一昨日祖母山で同行した鹿児島のO君の3日前のトレースか合流する。後傾とのコルに近づくに連れて迫力を増す本傾と後傾が迫ってくる(添付画像)。
後傾の南側の急な岩尾根を詰めて、裏側から巻くように本傾の上に立つ。下から眺めていた鋭峰の感じからすると落ち着い感じの頂上であった。
無風快晴の頂上からは、こちらに急崖を向けて凛とした姿の祖母山、4日前に登った大崩山、明日の予定の久住連山など360度の展望が広がる。唯一残念なのが阿蘇山が雲の中であったことである。最高の登山日和に関わらず誰にも逢わなかった。積雪は、センゲン尾根ね深いところで20cm位であった。
タイム(単独) 登り 3:10、 下り 2:30
下山後、次の予定の久住連山を目指す。宿泊場所を九重スカイランドの駐車場に決めて、その先の黒川温泉でゆっくり温まる。戻るころには夕陽に染まる阿蘇五岳が姿を現す。