今朝のご来光は5:10。槍ヶ岳と奥穂高岳の両方が見える涸沢岳に登る。みごとな快晴で北アルブスの山々の他に富士山までも見える。
常念岳の上から太陽が昇る。それを受けた奥穂高岳の東側がモルゲンロードとなって輝く(画像)。槍ヶ岳も然り。
テン場に戻り、テントを撤収して、奥穂高岳頂上着が7:00。北アルブスの最高峰、国内3位を誇る名峰もごった返して全然落ち着かない。それでも新しく次に登る焼岳と霞沢岳、その奥に乗鞍岳と御嶽が見えるのが嬉しい。
それにしても穂高連峰全体が切り立った岩山で、どのピークやどの尾根を見ても高所恐怖症の自分には身の毛もよだつ存在である。
次に目指した前穂高岳の分岐までのルートもが自分には難所の連続。やはりごった返し状態の前穂高岳着9:15。槍ヶ岳と北穂高と奥穂高が一緒に見えるのがいい。
あとは急な痩せた岩尾根を下って上高地までなのだが、これまた梯子や鎖の連続。奥穂高岳から5時間で振り出しの上高地に到着し、天気に恵まれた3泊4日の槍と穂高の山旅は無事終了。
さわんど温泉で4日間の汚れを落としてさっぱりする。
また道の駅・風穴の里で夜明しし、明日は同じ上高地から登る霞沢岳の予定。