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癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

予定変更

2007年08月28日 | 登山・旅行
今日の焼岳までは、何とか計画通りに登ることができたが、長期予報では、昨年も経験した恐怖の秋雨前線・・・1週間びっしり雨マーク・・・この秋雨前線を避けようと思って昨年より早く来たのに~(涙)。

ということで、新穂高温泉から入って4泊5日の計画は、後回して断念し、天候を見ながら日帰りが可能な安曇野市側の常念岳、燕岳、大天井岳、有明岳を先にしようと、昨年も何泊かした道の駅・安曇野ほりがねの里に落ち着いた。

夕方は、上記の山はすべて見えていた。明日は常念岳の予定だが、先ほどの天気予報によると、雨の可能性は低いらしい。山が見えていたら登るつもりだ。

しかし、明後日以降の長期予報はかなりきびしい状況に変わりはない。

焼岳

2007年08月28日 | 登山・旅行
北アルブス唯一の活火山で、大正時代の噴火で梓川を塞き止めて、上高地の名所・大正池を誕生させた2455mの山だが、最高峰の南峰は登山規制中で登れるのは2393mの北峰である。

朝方、雨の音で目をさます。しかし、まもなく止む。半ば諦め気分で登山口の確認だけでもと、中ノ湯温泉の上の10番カーブの上にある登山口へ向かう。

とりあえず雨はまだ降りそうにもない。頂上部分はガスで覆われているが、展望は昨日までのそれとは大差ないはずだ。山容もここ数日でしっかりと目に焼き付けている・・・という理由をつけて、雨覚悟でとりあえずスタート。

6時に登山口を出る。鬱蒼とした針葉樹林~~ダケカンバとナナカマド~大きな噴石の点在する花畑状態と登って行く。2200mより上はガスの中。北峰と南峰の間のコルに到着。

ガスの中に不気味に浮かび上がる岩塊の間や岩壁の下のガレ場を登って行く。頂上直下に轟音を響かせて硫黄を吹き出しているところがある(画像)。8時に標識しか見えない頂上に到着。

証拠写真を撮っただけで直ぐに下山。5分もしないうちに急に雨が降りだす。登りで降られなかっただけでも幸いである。雷も鳴り出し、どしゃ降りとなる。樹林帯まで降りて安心するが、雨足は強くなる一方だ。止めて戻った人もいる中、35人の団体が登って来たのに驚く。上の方は、雷が怖くないのだろうか?

下山後、中ノ湯温泉に寄るが、12時からとのことで、明日の登山口予定の新穂高温泉に向かう。登山口を確認後温泉に入る。温泉には、予定を変更して下山して来た人たちがたくさんいた。

さて、私も計画の見直しが必要なようだ・・・。