札幌に向かうとき、定山渓を越えてしばらく走ると、いつも目に飛び込んでくる藤野スキー場の山の右側に鋭く尖って聳える山がずっと気になっていた(画像)。
この山が豊平山(662.7m)〈地図上では焼山〉で、スキー場の山が豊栄山(562m)、この陰にある豊見山(579m)とあわせた3山は「藤野三山」と呼ばれているらしい。豊栄山はスキー場から登れるが、ほかの2山は夏道がなくもっぱら冬に登られているようだ。
明日と明後日、札幌でスキー関係の会議があるので、好天予報の今日は、15年ぶりの定山渓天狗岳でも再訪しようと考えていた。ところが、たまたま昨夜、札幌のNaさんから「豊平山に荒刈りの踏み跡があり、自分も登ってきた」というメールをいただく。
早速飛びつく。この山だけでは物足りないので、スキー場を登る豊栄山はともかく、薮漕ぎでもいいので豊見山のコースはないかと尋ねたら、「ある」とのこと。おまけに、豊栄山へは豊平山から吊り尾根を辿ることもできるらしいとのこと・・・それらの詳しい情報を教えてもらって3山とも1日で登ることができた。
○豊平山~豊栄山
簾舞から豊平山の西側を走る道のちょうど真西の沢沿いの入口からその荒刈りの踏み跡と赤テープが続いていた。急になる500mより上にはご丁寧にロープまで設置されている。このロープと灌木がないととても登れない斜度である。
頂上からはみごとな360度の展望が広がる。次に吊り尾根の踏み跡を辿って豊栄山を目指す。
コル付近で踏み跡がはっきりしなくなったが構わず前進。採石場を横切って、少し笹薮を漕いでスキー場のリフト終点の横を狙う。そのすぐ上の階段を登ったら頂上だった。
スキー場の上から札幌の街並みを眺めながら昼食を摂る。Naさんに電話を入れたら、「豊平山へ登り返すのが大変だから、コルからトラバースして巻いた方が楽です。薮は薄いです。」とのこと。
確かに薮は気になるほどではなく、c450m付近をトラバースすると来た道に合流。標高差200mの尖った急登部分をみごとにかわしたことになる。
豊平山まで45分。吊り尾根越しの豊栄山まで55分。豊栄山から登山口まで1時間20分。
○豊見山
車ですずらんゴルフ場へ移動。駐車場の300mほど手前の沢型の取り付きに赤テープが下がっていた。そこから沢型に沿って冬山用のものと思われるテープと微かな踏み跡が続く。
頂上へはわずか20分で到着。しかし、周りの木に遮られ展望はなし。下りで方向を間違えて、反対側に下ってしまい、頂上まで登り返すおまけ付きで無事下山。
一部薮漕ぎもあったが、Naさんのお陰で、今朝まで思っても見なかった、札幌人でもやる人は稀だと思われる夏の藤野三山を踏破することができた・・・。感謝・感謝!
下山後、小金湯温泉まつの湯でのんびりし、道路情報館の駐車場で車中泊。
この山が豊平山(662.7m)〈地図上では焼山〉で、スキー場の山が豊栄山(562m)、この陰にある豊見山(579m)とあわせた3山は「藤野三山」と呼ばれているらしい。豊栄山はスキー場から登れるが、ほかの2山は夏道がなくもっぱら冬に登られているようだ。
明日と明後日、札幌でスキー関係の会議があるので、好天予報の今日は、15年ぶりの定山渓天狗岳でも再訪しようと考えていた。ところが、たまたま昨夜、札幌のNaさんから「豊平山に荒刈りの踏み跡があり、自分も登ってきた」というメールをいただく。
早速飛びつく。この山だけでは物足りないので、スキー場を登る豊栄山はともかく、薮漕ぎでもいいので豊見山のコースはないかと尋ねたら、「ある」とのこと。おまけに、豊栄山へは豊平山から吊り尾根を辿ることもできるらしいとのこと・・・それらの詳しい情報を教えてもらって3山とも1日で登ることができた。
○豊平山~豊栄山
簾舞から豊平山の西側を走る道のちょうど真西の沢沿いの入口からその荒刈りの踏み跡と赤テープが続いていた。急になる500mより上にはご丁寧にロープまで設置されている。このロープと灌木がないととても登れない斜度である。
頂上からはみごとな360度の展望が広がる。次に吊り尾根の踏み跡を辿って豊栄山を目指す。
コル付近で踏み跡がはっきりしなくなったが構わず前進。採石場を横切って、少し笹薮を漕いでスキー場のリフト終点の横を狙う。そのすぐ上の階段を登ったら頂上だった。
スキー場の上から札幌の街並みを眺めながら昼食を摂る。Naさんに電話を入れたら、「豊平山へ登り返すのが大変だから、コルからトラバースして巻いた方が楽です。薮は薄いです。」とのこと。
確かに薮は気になるほどではなく、c450m付近をトラバースすると来た道に合流。標高差200mの尖った急登部分をみごとにかわしたことになる。
豊平山まで45分。吊り尾根越しの豊栄山まで55分。豊栄山から登山口まで1時間20分。
○豊見山
車ですずらんゴルフ場へ移動。駐車場の300mほど手前の沢型の取り付きに赤テープが下がっていた。そこから沢型に沿って冬山用のものと思われるテープと微かな踏み跡が続く。
頂上へはわずか20分で到着。しかし、周りの木に遮られ展望はなし。下りで方向を間違えて、反対側に下ってしまい、頂上まで登り返すおまけ付きで無事下山。
一部薮漕ぎもあったが、Naさんのお陰で、今朝まで思っても見なかった、札幌人でもやる人は稀だと思われる夏の藤野三山を踏破することができた・・・。感謝・感謝!
下山後、小金湯温泉まつの湯でのんびりし、道路情報館の駐車場で車中泊。