癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ファミリアティピーたかの巣

2017年09月18日 | 登山・旅行
   
〈昨夜から本日に掛けて集まってくださったサイン入り拙著の購入者たち〉

 13年前の四国遍路のときにお会いして以来のお付き合いになる鷹栖町のToさんから、「本を買われたTa さんご夫妻がお会いしたいと話している」との電話をいただいた。

      
 お言葉に甘えて、案内していただいたお宅の外観を見て、普通のお宅とは違う不思議な雰囲気にワクワクする。

      
 外に五右衛門風呂や六右衛門風呂があり、家の周りも手作り感満点の楽しそうなお宅だった。

      
 それもそのはず、13年前に築50年以上の納屋を購入して、深川から移住し、柱と梁以外は全て手作りで改造したそうだ。最初からその工事に関わってきた山岳ガイドの資格を持つ家族同様のYaさんもご一緒だった。

      
 元が母家ではないので、それを住宅に改造するのだから、家を一軒建てるのとほぼ同じ感じだろう。それだけに好きな間取りや空間など楽しい工夫できたようだ。現在でもまだ改造が続いているとのこと。

 山の名前が付いたロフト風のベッドルームがいくつもあった。全国から旅の人やリピーターがやって来ては泊まっていくとのこと。雰囲気的には、まさにゲストハウスである。「ファミリアティピーたかの巣」というそれらしい名前も付いている。
 昨夜も、遅くなって静岡から山旅にやって来たリピーターの若い女性が楽しい宴に加わった。

 当初は泊まるつもりはなかったが、すっかり宴の用意がされていて、宿泊の用意もされていた。ほかのメンバーも全員泊まるとのことなので、ついついおもてなし上手な温かで夢のある楽しい仲間の雰囲気に甘えてしまった。気づいたらあっという間に12時だった。

      
 13年前に苗木で植えたという白樺に囲まれた庭

      
 洒落た感じの暖かな薪ストーブ

      
 Yaさんの蔵書がほとんどという山関係の本がどっさり

      
 今朝になって参加してくれた、やはり拙著の購入者のGoさんも交えて、女性陣のいも団子作り講習会?

 ちょうど台風18号が通過中なので、昼までいろいろご馳走になって、のんびりさせていただいた。昼には、雨も風も収まってきたので、ToさんとGoさんと一緒に失礼した。

 全てToさんの紹介で拙著を購入いただいた方ばかりだった。おまけに、素晴らしい方々との新しい出会いの輪が広がり、心から感謝申し上げたい。


 このあとの予定は、21日の哲さんの『北海道夏山ガイド』の楽古岳の取材同行と、24日の「山のトイレを考える会」の美瑛富士避難小屋の携帯トイレブースの撤去作業のお手伝いである。その間は、天候次第で予定を組むつもりだ。
 午後から、十勝へ抜けて、士幌温泉道の駅まで走って。温泉でのんびり過ごして、ここに泊まるつもりだ。